ぶらり探蝶記

北国の春~早春の舞姫~

5月2日 4月に入ってから続いていた不安定な天候も5月の声を聞くと一変。待ちに待ったシーズンの到来であり、そして本日が北海道での初陣である。期待に胸を膨らませて、北国のヒメギフチョウに会うために旭川市の嵐山公園を訪れた。ここは北邦野草園を中心に採集が禁止されているため、ストレスなく撮影できる環境にある。園内はエゾエンゴサクやカタクリが最盛期を迎えており、主役の舞台は万全の状態であった。まず、最初に出迎えてくれたのは越冬明けのクジャクチョウ、そして間髪おかずに林床を低く飛ぶ(エゾ)ヒメギフチョウを発見。見慣れたギフチョウより小ぶりでクリーム色が強く、可憐な感じである。ギフチョウが春の女神なら、ヒメギフは舞姫といったところか。残念ながらこの個体は撮影できなかったが、南斜面に移ると次から次へと舞姫が登場し楽しませてくれた。すでにスレている個体から、まさに羽化直後で翅を伸ばしている個体、そして交尾個体まで観察できた。ここのヒメギフも発生が例年より10日以上遅れているようである。ヒメギフとひと時楽しい時間を過ごした後、山頂にコヒオドシやシータテハがいるとの情報から、直ぐに山頂に向かったがコヒオドシは見つからず、コの無いヒオドシが数頭テリを張っていた。林内ではエルタテハも観察できた。天候にも恵まれ、北国の初陣としては絶好の滑り出しである。これからの季節が楽しみになってきた。 (各画像はクリックすると拡大表示します。)

クジャクチョウ  北海道撮影デビューの記念すべき第1号被写体でした。↓
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ヒメギフチョウ(北海道亜種)  軽やかに林床を飛翔し舞い降りた。すでに若干汚損している。↓ 
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ヒメギフチョウ  まさに蛹から抜け出た直後の個体を発見、切り株で翅を伸ばす。生息地の環境はこんな感じ。↓
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ヒメギフチョウ  木柵上で交尾するペア。撮影が気になるのかさかんに動き回った。↓
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ヒメギフチョウ  エゾエンゴサクの葉上で開翅。カタクリやエゾエンゴサクでの吸蜜シーンを撮りたかったが、今日は不発。↓
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エルタテハ  林内の切り株にて日光浴する。↓
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ヒオドシチョウ  山頂部でテリトリーを張る。早春に山頂でテリ張りするのはどの地域でもお馴染みの風景である。↓
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エゾリス  おまけ ミズナラの幹からひょっこり顔をだす。あまり人を恐れず林内を走りまわる姿が可愛いい。↓
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by temenos | 2010-05-02 17:20 | 2010年