ぶらり探蝶記

残暑の円山公園~まだゼフも健在~

8月21日 午前中の所用と午後の仕事の合間に1時間ほど札幌円山公園を散策した。短い時間であったが、エゾミドリ♀・オオミドリ♀・ミドリシジミ♂の3種のゼフを撮影できた。撮影はできなかったが、ミズナラとオニグルミの樹冠を飛ぶゼフも4頭目撃、オナガシジミやウスイロオナガであろうか。やはりどの個体も飛び古しているが、この時期にミドリシジミの♂が健在なのには驚いた。このミドリシジミは左前翅が大きく破損しており、右前表翅の金緑色の煌きが思わぬ形で撮影できた。公園内のオオハンゴンソウにオオモンシロ・スジグロシロチョウ・ヒメキマダラヒカゲ・オオウラギンスジヒョウモン・ミドリヒョウモンが吸蜜に来ている。ミズナラの樹液にはエルタテハがきており、短時間にしては多くの蝶に出会えた。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


エゾミドリシジミ♀  駐車場の舗装路面にヒラヒラと舞い降り、なぜか舗装路面に固執してなかなか飛び去らなかった。↓
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オオミドリシジミ♀  林内の下草をチラチラと飛びうつる。ミズナラのひこばえをさがしているのであろうか?↓
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オオミドリシジミ♀  上と同一個体。下草で開翅、この時期に鮮度を望むのは贅沢であろう。↓
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ミドリシジミ♂  オニグルミの葉上で何をすっているのであろうか?↓
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ミドリシジミ♂  左前翅が大きく破損し、右表翅の金緑色が煌く。↓
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オオウラギンスジヒョウモン  オオハンゴンゾウで吸蜜。円山公園ではオオハンゴンソウは駆除植物の一つである。↓
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by temenos | 2010-08-22 00:23 | 2010年 | Comments(4)
Commented by himeoo27 at 2010-08-22 12:59
ゼフというと6~7月の蝶とあまり良く調べずに思い込んでいたヒメオオです。それにしても北海道と関東ではかなりチョウの発生時期が違うのですね!
Commented by べにしじみこむ at 2010-08-23 09:18 x
 こんにちは。
仕事の合間にゼフィルスが観察出来るというのは素晴らしい環境です。羨ましいです。
 そもそもこの時期にアイノ等を探しに行ったことがないので想像ができませんが、寿命がどの程度あるのか興味深いです。
Commented by temenos at 2010-08-23 23:35 x
himeooさん、北海道ではアカシジミの発生は6月中旬から末ごろと関東とは1ヶ月ほど遅いですが、矢継ぎ早に次々といろんなゼフが羽化してきて、7月10日にはアイノ・メスアカ・ジョウザン・ハヤシなど発生しています。ムモンアカは本州と同じくらいの発生のようでここで本州に追いつくという感じでしょうかね。従ってこの時期に♂のアイノは驚きでした。
Commented by temenos at 2010-08-23 23:40 x
べにしじみこむ さん、こんばんは。円山公園は札幌の市街にある標高200m程度の自然公園ですが、今回写真を掲載した以外にはジョウザンミドリ・メスアカミドリ・ダイセンシジミ・ウスイロオナガ・オナガシジミなど多くのゼフを産します。都会とゼフのこの距離感は札幌ならではのものだと思います。ゼフの♀は9月末くらいまでは生き残る種類が多いようですね。いつまで見られるの興味深いです。