ぶらり探蝶記

女神と海と残雪の山々~浜益のヒメギフチョウ~

5月3日 早起きしたものの天気予報とはうらはらに朝からベッタリとした曇り空、今日はあきらめようと二度寝を決め込み、起きたらなんと青空がでている。ダメモトで9時半に自宅を出発し浜益へ向う。浜益に近づくにしたがって、青空がどんどん広がり、これは天気予報どおりとなった。送毛のポイントに到着し、小さな渓流の谷筋でヒメの登場を待つ。気温は10度ちょっとくらいか、肌寒い。昼すぎになって気温も上昇してからは谷筋に次々とヒメギフが姿をみせる。大小さまざまでスレ個体多し、雌の多くは交尾嚢をつけている。急斜面と前日の雨によるぬかるみで撮影に手間取り、ロクな写真が撮れない。オクエゾサイシンは葉が伸びきっており、産卵がみられるかと思ったが、今日もこのシーンは撮影できなかった。ここをあきらめ送毛山道を雄冬方面に向うが、残雪で通行できずに引き返しだした直後、車道沿いのフキノトウで吸蜜する個体を発見し撮影する。国道を浜益まで走り、残雪の暑寒別山と日本海の景色を撮影するために、こんどは送毛山道を南下する。眼下に広がる日本海は、岸寄りは翡翠色で沖は紺碧。空は青く、この3つの青を背景に白銀に輝く暑寒別の山並み、まさに絶景で言葉を失う。そして、なんとここで道路沿いを弱弱しく飛ぶヒメギフを発見、発生地とは聞いていない場所での遭遇に驚く。この個体は元気なく倒木に静止した。とりあえず撮影しようと近づいて再びビックリ。海が背景に入るではないか!大慌てで数カット撮影した時点で、再び弱弱しく飛び去っていった。全体に飛び古した個体が多かった。写真の「でき」はともかく、思いもかけずに海を背景にした写真が撮れて満足のうちに帰路についた。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ヒメギフチョウ  スレ個体が多かった中で、本日最初に登場してくれたこの個体は新鮮。おきまりの地面での開翅。↓
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ヒメギフチョウ  個人的にはフキノトウでの吸蜜を初めて見た。後の山の谷筋には残雪が見え、お気に入りの1枚となった。↓
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ヒメギフチョウ  日本海と白銀の暑寒別山。「でき」はともかく、こういう写真が撮れたのは幸運以外のなにものでもない。↓
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送毛の発生地。尾根から次々と谷筋に舞いおりてカタクリなどで吸蜜する。↓
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by temenos | 2011-05-03 21:38 | 2011年 | Comments(4)
Commented by tyoutorin at 2011-05-04 22:24
環境写真、いいですね。フキノトウも良いし、なんと言っても海と雪山バックは絶好のチャンスでしたね。北海道の蝶にはあこがれます。
すばらしい写真ありがとうございました。
Commented by temenos at 2011-05-05 07:20 x
tyoutorinさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
フキノトウの写真は個人的にお気に入りの1枚となりました。
海とヒメギフは、もう少しうまく撮りたかったのですが贅沢はいえないのでしょうね。これからアカマダラやジョウザンシジミへと続いていきます、とても楽しみです。
Commented by ponta_xx at 2011-05-06 16:08
素晴らしい写真ですね。ヒメギフチョウ、まだみたことがありません。愛らしいチョウですね♪♪
昨夜、アメブロ(ごん太のブログ)からエキサイトに引越してきました。コメント欄も公開しております。今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by temenos at 2011-05-07 21:33 x
ponta_xxさん、コメントありがとうございます。早速ですが、リンクを貼らせていただきます。今後とも宜しくお願い申し上げます。