ぶらり探蝶記

春の名残~7月のコツバメ~

7月2日 滝野すずらん丘陵公園を訪れた。家族サービスが第一の目的であったが、あわよくばアシリベツの滝近辺で滝を背景にしたオオイチモンジの撮影ができればと考えたからである。しかしながらここにオオイチモンジがいるという情報があったわけでもなく、いるかもしれないと思っただけでの行動である。結果は、滝近辺ではキマダラヒカゲとヒメウラナミジャノメがちらほら飛ぶだけでな~んにもいなかった。ゼフの季節になれば滝とメスアカミドリシジミのテーマで撮影に来ようとの思いも吹っ飛んでしまった。めぼしい蝶はいないのか?とがっくりきていたら、ツツジの1種にまとわりつくように飛ぶヨレヨレのコツバメを発見。7月のコツバメ!図鑑には北海道の山地では7月でも新鮮な個体が見られると記載があるが、ここは低地である。関西では3月中旬には発生していたし、群馬の榛名山では5月連休に多くの個体を見た。北海道に来てから、コツバメは5月中旬からの蝶であるという認識であったので、少しばかり驚き、日本の南北の長さを実感した。ようやくコチャバネセセリが多く飛び出し、初夏の様相になってきたが、ここでもエゾシロチョウは2頭目撃したのみ。昨年はうるさいほど飛んでいたのに、いったいどうしたことか?そしてここでもカバイロシジミ1頭を目撃する。他にはツバメシジミ、モンシロチョウ、エゾスジグロシロチョウ、ミヤマカラスアゲハ、キアゲハ幼虫(卵~終齢までの各ステージ)を目撃した。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


コツバメ  7月ラベルの相当くたびれている♀。飛ぶ力も弱く、飛んでもすぐに静止する。↓
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コチャバネセセリ  季節になると蝿のようにたくさんいるのだが、よくみると渋い金色に輝いてきれいである。↓
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カラスアゲハ  公園の芝生を緩やかに飛ぶ♂。↓
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カラスアゲハ  公園の芝生を緩やかに飛ぶ♂。左の尾状突起を喪失している。↓
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by temenos | 2011-07-04 21:55 | 2011年 | Comments(2)
Commented by himeoo27 at 2011-07-05 07:00
7月に低地でも「コツバメ」とは流石「北海道」という感じですね!
こちら南関東は昼間30℃を遥かにオーバーして暑い日が続いています。
Commented by temenos at 2011-07-05 22:03
himeooさん、昨年、6月10日にコツバメを確認した時も驚きました。エゾハルゼミの合唱の中、林道でテリ張りをしていました。遅くまでいるなぁと思ってましたが、7月まで生き残っていましたね。北海道は春と夏が交じり合っているような感覚です。