ぶらり探蝶記

日本三大夜景の山から~摩耶山の蝶~

8月7日 シルビア撮影後、摩耶山へ向う。ケーブル乗り場ではホシミスジとヤマトシジミが多い。ホシミスジは関西ではコミスジ以上の普通種となっており、見かける数は都市部ほどホシミスジのほうが多い。ケーブル降車駅でテリ張りを行うツマグロヒョウモンを撮影する。モンキアゲハが力強く飛んでいくが、クサギが開花しておらず撮影できない。ロープウェイを乗り継ぎ、布引に向けて六甲山縦走路に入る。大阪湾の向こうに和歌山方面までくっきりと見渡せて実に気持ちがいい。尾根伝いではあるが、樹林の中で時折クロヒカゲが横切る程度で、蝶は見かけない。下界のクマゼミやアブラゼミに変わって、エゾゼミやヒグラシが鳴いている。ここ六甲は瀬戸内側では珍しく、比較的低地からエゾゼミが生息している。単調な樹林を歩き、天狗尾根に入るとダイミョウセセリがようやく現れ、カラスアゲハも林道を渡っていくなど、蝶の姿が増えてきた。布引ハーブガーデンから布引谷に入って、産卵行動をとるゴマダラチョウを見る。布引貯水池脇でアオスジアゲハが静止しているのを見つけて撮影。巨大なクロアゲハの♀を見るが、撮影に失敗する。お目当てのイシガケチョウは全く見かけず。布引谷下部のアラカシで産卵行動をとるムラサキシジミを見つけて撮影。この時期はなかなか開翅してくれないのだが、産卵の合間に木漏れ日を浴びて開翅してくれた。この他、見かけた蝶はジャコウアゲハ、アゲハ、キアゲハ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、コチャバネセセリなど普通種ばかりであった。炎天下の縦走路はかなりこたえて、疲労の中撤収する。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ホシミスジ  伊丹駅前でも見かけた。関東と違って全くの普通種である。↓
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ツマグロヒョウモン  港町神戸を見下ろしながらテリを張る♂。↓
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ダイミョウセセリ  関西型斑紋がきれいに出ている。↓
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コジャノメ  後翅に破損がある。樹林内の蝶であり、暗い樹林内ではあちこちで見かけた。↓
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ゴマダラチョウ  食樹のエノキを探して木々を飛び移る♀。↓
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アオスジアゲハ  多くいるのだが、軽快に飛び回るばかり。飛翔を狙っていたら、見下ろす川べりで休息している個体を見つけた。↓
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ムラサキシジミ  アラカシへの産卵と休息を繰り返す。木漏れ日を受けた枯れ葉で開翅してくれた♀。↓
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by temenos | 2011-08-09 21:20 | 2011年 | Comments(2)
Commented by ponta_xx at 2011-08-10 14:45
摩耶山、知りませんでした。神戸の夜景も素敵ですが、
昼間のチョウ達も賑わっていますね!(^o^)丿
Commented by temenos at 2011-08-11 21:46 x
ponta_xxさん、コメントありがとうございます。
蝶は普通種ばかり(わかっていたことですが)で平凡ですが、
夜景はとても素晴らしいです。