ぶらり探蝶記

播磨の山村にて~原風景の山里に舞う蝶たち①~

5月19日 爽やかな風が吹き渡る播磨の山里を訪ねた。西播磨の谷間ではレンゲ畑や田植えの始まった水田の上を多数のツバメが飛び交い、水路脇にはシオカラトンボが軽やかに飛び回っている。新緑が深緑に変わりつつある初夏の山里のいつもの風景である。山間いの畦にはアザミが咲き、多くのクロ系アゲハが次々に訪れていた。渓谷すじのウツギにはアオバセセリやダイミョウセセリが吸蜜に忙しい。北播磨の標高の高い山村では、猫の額のような棚畑をウスバシロチョウが優雅に飛び交い、石垣の伸びかけたツメレンゲの周囲をクロツバメシジミがチラチラ飛んでいる。過疎化が進み、放棄された水田も目立つ。しかし、連綿と続いてきた日本の山村の原風景とそこに飛び交う蝶たちに浸ると、自分の原点もここにあるように感じ心身ともリフレッシュできる。いつまでも残して行きたい風景であることは間違いない。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


オナガアゲハ  この個体は左後翅を完全に喪失している。この状態でも普通に飛んでいるから不思議である。どうやって左右のバランスをとっているのだろうか。↓
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モンキアゲハ  アザミで吸蜜する新鮮な個体。ずっと撮りたいと願っていたアザミでの吸蜜シーン。↓
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モンキアゲハ  道路脇のアザミの周りを飛んでいる本種を見つけ、あわてて車から飛び降りて撮影した。こちらの思い通りに動いてくれて本当にいい子であった。↓
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ミヤマカラスアゲハ  こちらもアザミにやってきた。スレ個体が多かったなかで、ちょっとマシな個体。↓
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クロアゲハ  こちらはツツジで吸蜜。↓
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ウスバシロチョウ  たくさんいるのだが、飛び回るばかり。ウスバクロ?とでも呼びたいような黒い個体。↓
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ウスバシロチョウ  カラスノエンドウが密生している放棄田の上をこちらに向って飛んできた。↓
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ウスバシロチョウ  天女が白い羽衣をまとって飛んでいるようである。↓
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by temenos | 2012-05-20 21:21 | 2012年 | Comments(0)