ぶらり探蝶記

播磨の山村にて~原風景の山里に舞う蝶たち②~

5月19日 ここ播磨の里山もシカの食害が酷いようである。北播磨の山村では集落の廻りがぐるりとシカ避けの防護柵で囲われており、まるで柵の中で人が生活しているような状態であった。また、里付近ではアカマツの立ち枯れが目立った。さかのぼること40年ほど前、小学生だった頃に松くい虫が猛威をふるったことを思い出した。人の手が入らなくなった里山の荒廃とともに心が痛む光景である。クロツの生息地の石垣では、半分くらい除草が行われて、ツメレンゲがきれいになくなっていた。草を取るなとも言えないが、ツメレンゲだけは残して欲しいものである。ただ、それ以外は昔と同様の風景が広がっている。谷を流れる清流も昔の記憶のままだ。四季を通じて訪れたい場所である。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ヒメキマダラセセリ  出始めたばかりの本種はどれも新鮮であった。↓
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アオバセセリ  ウツギで数個体が吸蜜しており、時々素晴らしいスピードで追尾飛行を行う。
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ミヤマチャバネセセリ  見かけたのはこの個体のみ。3カット撮影後、高速で飛び去る。↓
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ヤマトシジミ  どこに行っても普通種だが、光線の加減なのか表翅が濃い青に輝く。↓
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クロツバメシジミ  日光を浴び、表翅に幻光がでる。↓
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クロツバメシジミ  ツメレンゲの残る石垣で半開翅する。↓
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ツマグロヒョウモン  この山里でも普通種になった。当地では昔は見かけることが少なかった蝶である。↓
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by temenos | 2012-05-21 21:03 | 2012年