ぶらり探蝶記

ハイシーズン突入~雨中に佇む初夏の風物詩~

6月17日 北国に初夏を告げる蝶、エゾシロチョウが街中を飛び始めた。昨日は、北海道神宮祭で賑わう中島公園で、立ち並ぶ露天と行き交う人々の上を無数の本種が優雅に舞っていた。多くの人が上を見上げて「チョウチョ」と指差し、足を止めていたのが印象的だった。本日は朝から本降りの雨、この雨の中に真駒内公園を散策した。芝生脇の植え込みで、羽化直後の個体が雨に濡れながら佇んでいるのを見つけた。周囲には、終齢幼虫から羽化間近の蛹まで多くの個体がいた。バラ科の植物を集団で食い荒らす幼虫は屈指の気色悪さである。固まって蛹になることから、早く羽化した♂は♀の羽化を待って、発生木の周囲を飛び回って離れない。遠目に見ると大変優雅なのだが・・・。この蝶が飛び始めると、北の大地もハイシーズン突入である。
(各画像はクリックすると拡大表示します)


エゾシロチョウ  雨の中に佇む。昨日に羽化したのであろう新鮮な個体。↓
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エゾシロチョウ  上記個体に近接。雨粒に濡れてほとんど動かない。↓
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エゾシロチョウ  真下の蛹は羽化間近、その下は抜け殻。↓
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エゾシロチョウ  羽化間近の蛹を近接で。明日には羽化するであろう。↓
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エゾシロチョウ  終齢幼虫。こいつが集団でサクラなどを食い荒らす。あまり見たくない光景である。↓
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エゾシロチョウ  夕刻、雨中に交尾個体を見つけた。これは自宅前で撮影。↓
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ハマナス  エゾシロチョウと同じく、北の大地に夏近しを教えてくれる。知床旅情が頭をよぎる。↓
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by temenos | 2012-06-17 21:54 | 2012年