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ぶらり探蝶記

兵どもが夢のあと~いよいよ終盤へ~

8月12日 札幌市の大倉山シャンツェを訪れる。お隣の宮の森シャンツェで日の丸飛行隊が金・銀・銅を独占してから40年、その後も数々の名勝負を生んできた国際的なジャンプ台である。このジャンプ台のスタートからは、札幌の街並みが一望でき、選手達は大通り公園に向って飛び立つ感覚なのであろう。このスタート付近を、今日はムモンアカシジミやオナガシジミが軽やかに舞っている。北の大地もまさに蝶も季節の終盤である。アルペン競技が行われた手稲山では、ベニヒカゲやヒメシジミが飛んでいたが、スレ個体ばかりである。時折眼前をかすめ飛ぶゼフも勢いが無い。逆にモンキチョウは数・勢いとも増している。お盆を迎え、秋風が吹き始めた。これから季節は急速に足を早めていく。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


モンキチョウ  大倉山シャンツェのランディングバーンからジャンプ台を望む。↓
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オオチャバネセセリ 8月11日支笏湖にて。↓
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ミドリヒョウモン  ヒヨドリバナにて吸蜜する♀。↓
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エルタテハ  こちらは新生蝶、手稲山スキー場のゲレンデにて。↓
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スジグロシロチョウ  夏の終わりに数を増している。↓
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ジョウザンミドリシジミ  わずかながら生き残り、テリを張っている。↓
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ジョウザンミドリシジミ  テリ張りの個体をアップで。↓
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by temenos | 2012-08-12 22:52 | 2012年 | Comments(4)
Commented by ごま at 2012-08-13 10:42 x
日の丸飛行隊!40年前ですね(^_^;)
エルは新生なんですね。
ジョウザンの目が凄いですね。こんなになってるんですね。

Commented by himeoo27 at 2012-08-13 16:28
ムモンアカシジミが舞いだすとゼフも最終盤ですね!
暑さの中、少し寂しく感じました。来年も多くの子孫たち
に出逢いたいものです。
一番上のジャンプ台とモンキチョウの写真面白いです。
エルタテハは昨日&一昨日、上高地で飛んでいること
を確認しました。
Commented by temenos at 2012-08-14 07:32 x
ごまさん、ジョウザンの眼は複眼のひとつひとつ
にも細かな毛が生えていて、知らずに見せられたら
ハエといってしまうかも。
ムモンアカとゴマシジミを撮れば、北海道のシーズン
もほぼ終了ですね。
Commented by temenos at 2012-08-14 07:36 x
himeooさん、大倉山シャンツェ背景の蝶の写真は
ずっと構想の中にあったものです。
モンキチョウは構想に無かったですが(笑)。
北海道は、朝晩は肌寒いくらいです。