ぶらり探蝶記

隣国からの定住者~揖斐川のホソオチョウ~

4月19日 朝から岐阜県にホソオチョウの撮影に向かう。快晴だが、気温低く強風が吹き荒れている。発生場所の正確な情報を持っていたわけではないが、大まかな地名を頼りにここぞと思う堤防の草地を探索する。こんな日は、きっと下草でおとなしくしているであろうとの予想の下、堤防の草地を探してみる。ウマノスズクサの新芽が多い場所を歩いていると、足元からミスコピー用紙の切れ端みたいなのがヒラヒラと飛び出す。「いたっ!えっ?こんなに小さいの?」が、初対面の感想である。最初の♂はかなりの破損個体、特徴の尾状突起も完全に喪失している。とりあえず撮影し、少し進むとさらに小さくきたないミスコピー用紙の切れ端みたいなのが、地面でばたついている。これは♀、♂より一回り小さかった。歩き回るとポツポツ見つけられるが、数は多くない。また強風で、飛んでもすぐに地面に落とされてしまう。お世辞にもきれいな蝶とは言えないが、横から見ると、なんとなく可愛い蝶であることは間違いない。食草で競合するジャコウアゲハは♂を2頭見かけたのみ。早々に切り上げ谷汲にギフチョウを見に行くが、桜もショウジョウバカマも花は終わり、1頭見かけたのみであった。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ホソオチョウ  開翅する♂、なんとなく韓国の国旗を連想させる紋様である。↓
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ホソオチョウ  ♂を横から。チョウとも蛾ともいえる雰囲気だが、顔つきは可愛い。↓
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ホソオチョウ  ♂を広角で。民家と水田のある長閑な風景である。↓
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ホソオチョウ  堤防の下草で開翅する♀。♂とは大きく紋様が異なる。
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ホソオチョウ  上記と同一個体。後ろの川は揖斐川、山は小島山。↓
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ホソオチョウ  ♀を横から撮影。♂との比較では、裏翅は表翅ほどの差異は無い。↓
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ジャコウアゲハ  下草で休止する♂。↓
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シータテハ  越冬明けの個体。谷汲のお寺にて。西濃地方の低標高地には生息していないはず。↓
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ヤマトシジミ  20日の朝に自宅の庭にて撮影した低温期型の♀。今年初見。↓
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by temenos | 2013-04-20 14:41 | 2013年