ぶらり探蝶記

鈴鹿から伊吹へ~照葉樹林と草原の蝶~

7月15日 早朝の雨が止み、明るくなってきたので大慌てで鈴鹿へ向かう。今日の本当の目的は伊吹のミヤマカラスシジミなのだが、それまでちょっと寄り道。キリシマミドリのポイントは、今にも降り出しそうな曇り空で気温は22度。発生していれば叩けば落ちて来るのでは?との期待から丁寧にアカガシを叩いて廻る。そして目的の蝶は少ないながら出てくるも期待に反して舞い上がるばかり。ようやく♀が撮影できる範囲に止まる。一番のポイントでは♂1頭が軽やかに樹冠を渡って行くのを見る。帰り際に叩いたアカガシから♂が飛び出し、少し低いところに止まった。極めて新鮮、後翅をスリスリし出し、開翅への期待が膨らむ。後翅からキラリと金緑色の煌きが覗くが、いくら待っても開翅はしてくれなかった。雨が降り出した時にタイムアップ、待ち合わせの伊吹へ向かう。こちらの草原では無数のオオウラギンスジヒョウモンが舞っていた。こんなに沢山のオオウラギンスジヒョウモンを見たのは初めてで驚かされた。草原の林縁ではオオムラサキが颯爽と滑空している。目的のミヤマカラスシジミは午後2時くらいになってようやく現れた。狙いをつけていた樹木の白い花で吸蜜する。吸密する花は見上げる高さで、背景は白っぽい曇り空、被写体は暗色で露出を含め撮影には難渋した。しかし、なんとか当地特有の「ムモン」ミヤマカラスジシジミを撮影することが出来たので、心を残さずに所用に向けて当地を撤収した。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


キリシマミドリシジミ  最初に飛び出した♀。ヨタヨタと杉の木に止まった。↓
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キリシマミドリシジミ  アカガシに静止する♂。極めて新鮮。↓
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キリシマミドリシジミ  他のゼフにはない白さと紋様、贔屓目もあるが断然かっこいい。↓
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キリシマミドリシジミ  屈指の美麗種であることを証明するかのように後翅から金緑色の煌きを見せる。全開翅を撮りたい欲望が沸き起こる。↓
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オオウラギンスジヒョウモン  草原を飛んでいるヒョウモンのほとんどが本種。新鮮な♂。↓
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オオウラギンスジヒョウモン  やはりヒョウモンは♀が雄大でかっこいい。交尾している2ペアを見かける。↓
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オオムラサキ  梢の先端でテリを張り、領空侵犯する全てのモノに毅然とスクランブルをかける。↓
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ミヤマカラスシジミ  いわゆるムモンミヤマカラスシジミ、白線はほとんど消失している。
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ミヤマカラスシジミ  吸蜜は午後からと言われていたが、午後2時過ぎに3頭続けて飛来した。↓
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by temenos | 2013-07-16 22:51 | 2013年