8月4日 一の沢林道をゲートから第一の橋まで2往復してみた。林道脇のヒヨドリバナにはキバネセセリがわんさかと群れている。ここでもジョウザンミドリがオオイタドリでテリを張っていた。林道上には早くも吸水に降りたアイノ♂が多い。期待に反してウラキンは全く姿を見せない。シータテハとサカハチチョウは夏型、エルタテハやクジャクチョウは新生蝶がでている。水が染み出た箇所で、ミヤマカラスアゲハとエゾスジグロシロチョウが集団で吸水している。但し数は少なく、2010年に百松沢で見たミヤマカラスアゲハ・クジャクチョウ・コムラサキの圧巻の大集団には遠く足元にも及ばない。数頭のベニヒカゲが崖沿いに飛んではヒヨドリバナでの吸蜜を繰り返す。オオヒカゲはあちこちで見かけるも、すぐに林内に逃げ込んみ中々撮影できない。ヒョウモン類は少なく、ミドリヒョウモンやコヒョウモンがチラホラといったところ。オオイチモンジは時期的に遅く、逆にキベリタテハの新生蝶には少し早すぎて会うことは叶わなかった。
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ミヤマカラスアゲハ この日は最大で6頭ほど。↓
エルタテハ 林道入り口から奥まで、多くの個体が林道上に降りていた。↓
コムラサキ 足元で吸水する、影に入ってくれたおかげで綺麗な色がでた。↓
ミスジチョウ こちらはさすがにくたびれている。↓
オオヒカゲ 追える範囲まで追いかけても、この程度の写真しか撮れなかった。↓
サカハチチョウ きれいな夏型、もう札幌ではアカマダラはいなくなってしまったのだろうか?。↓
ミドリヒョウモン 一番多く見かけたヒョウモンが本種。↓
ベニヒカゲ 北国でシーズンの終わりを告げる蝶、一の沢のような低標高地にも生息している。↓
クジャクチョウ 不思議と見かけた数は少なかった。この時期の本種の鮮やかさには目を奪われる。↓