ぶらり探蝶記

秋の足音~矢田川河川敷~

9月1日 昨日からの東京出張に合わせて、本日は横浜でアカボシゴマダラでもと考えていた。しかし、出発時の天気予報が芳しくなく撮影機材は持たずに出かけたところ、なんと今日の東京は朝から快晴。悔やんでも仕方ないが、早朝の便で名古屋に戻る。雲行きが少し怪しい中、昼前からごく近くを散歩。矢田川の土手にはヤマトシジミ、ツマグロヒョウモンが多い。河川敷ではイチモンジセセリが一気に数を増してきた。最近まであまり見なかったヒメアカタテハは何頭も姿を見せ、そのうちの1頭はヨモギに産卵している。そのすぐ近くでは、キタキチョウが産卵していた。川原に数本だけ生えているアキニレの樹液には蝶の姿無し。木のうろにコクワガタ、ヒラタクワガタを見る。しかし、ここに生えているアキニレは4本しかなく、周りにはエノキやクワが生えているものの、林ではなく空間がスキスキの原っぱなのである。にもかかわらず、採って2日もたてば、次のコクワガタやヒラタクワガタがやってくる。河川敷から離れれば周りは全くの市街地なのだから、いったい彼らはどこからやってくるのか。打出の小槌のようなご神木なのであるが、肝心の蝶には全く御利益無し。河川敷の蝶は普通種ばかりだが、秋の気配をヒシヒシと感じた。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ベニシジミ  早春から晩秋まで、フルシーズン元気に飛び回る。↓
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キタキチョウ  メドハギに産卵する。↓
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ヒメアカタテハ ヨモギに産卵する。↓
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ヒメアカタテハ  産卵後、開翅して休息する。↓
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イチモンジセセリ  急激に数を増してきた。新鮮からスレまで様々。↓
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イチモンジセセリ  河川敷の花には、無数の本種が群がるが、不思議とチャバネセセリは全く見かけず。↓
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アキニレの木  周りには林はなし、クワガタやカブトを呼ぶご神木だが、蝶には御利益なし。↓
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樹液酒場  この写真は少し前のものであるが、シロテンハナムグリやカナブンが群がる。
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ヒラタクワガタ  貴重?な名古屋市東区産。市街地である東区で生息しているのは恐らくここだけと考える。本種は、このような状態で昼間見つかることはまず無い。日中は木のうろや裂け目などに身を潜めていることがほとんど。これも木のうろから引っ張り出して撮影。↓
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by temenos | 2013-09-01 22:09 | 2013年 | Comments(4)
Commented at 2013-09-02 05:43 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by himeoo27 at 2013-09-02 21:36
立派なヒラタクワガタ君ですね!関東に来てから自然界
では遭遇していません。今年は見沼田んぼでノコギリク
ワガタに出逢えて少し嬉しかったヒメオオです。
Commented by temenos at 2013-09-03 14:27
鍵コメさん、了解いたしました。
鍵コメさんのブログに鍵コメいたします。
Commented by temenos at 2013-09-03 22:21
himeooさん、私も自然のヒラタクワガタを見つけたのは10数年ぶりです。しかも、市街地で自宅のすぐそば、もうびっくりでした。もともと見つけにくいクワガタですから、本当は多く生息しているのかも知れません。