ぶらり探蝶記

梅雨の合間に~南信の柏疎林の蝶~

7月6日 早朝から南信濃の柏林へ向かう。空には雨雲が広がっているが、雲の切れ間に青空が見え隠れしている。標高の高い山の頂はガスの中だが、雨は大丈夫であろう。6時半現地着、ホトトギスが真近で鳴いている。上下とも雨合羽を着て、柏の木を叩いてみる。ハヤシミドリがチラホラ飛び出す。下草に降りた個体の前で開翅を待つが、今日は開いてくれなかった。同じ場所で、キマダラルリツバメを3頭見つける。キマダラルリツバメは、下草で夜を明かしているようだ。♂の1頭は、こちらが気づかずに飛び立たれてしまう。残りの♂は活動弱く、手乗り状態。残念ながら尾状突起を全て喪失しているも、健気に開翅してくれる。すぐ近くのシダの上で♀がV字開翅していた。こちらもスレ個体、尾状突起は4本あるが、4白ではなかった。9時過ぎから、上部の林道沿いでジョウザンミドリがテリ張りを始めた。ジョウザンにしては開始時間が遅いのは、天候の関係か?多いときで6頭が卍追尾を繰り返す。いつみても素晴らしいショーである。スレ・ボロの個体が多いのは時期的に仕方の無いところ。林道脇の草原のオカトラノオには多くのヒョウモンが群れている。オオウラギンスジヒョウモン、メスグロヒョウモン、ウラギンヒョウモンでウラギンはスレばかり。ニイニイゼミを見る。名古屋では、2日前からクマゼミが鳴き出している、夏到来である。


ハヤシミドリシジミ  下草に降りた♂、開翅しかけたが、ここでストップ。マリンブルーがわずかに煌く。↓
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ハヤシミドリシジミ  下草に降りた♀、こちらも全く開翅しなかった。↓
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キマダラルリツバメ  尾状突起を全て喪失している♂。↓
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キマダラルリツバメ  上記の♂が開翅、新鮮な状態でこのような写真をとりたいところである。↓
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キマダラルリツバメ  腹部の膨らんだ♀。♂の撮影中に近くに止まっているのを見つける。↓
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キマダラルリツバメ  V字開翅する♀。1本の尾状突起の先端部が喪失している。↓
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ジョウザンミドリシジミ  ススキで開翅する♂。スレ・ボロが多い中、選んで撮影する。↓
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ジョウザンミドリシジミ  ススキでテリを張る♂、本種は低いところでテリ張りするため撮影しやすさはNo.1である。↓
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ジョウザンミドリシジミ  V字になる♂、15mx15mの狭い範囲に5~6頭がテリを張っていた。↓
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ジョウザンミドリシジミ  イタドリでテリを張る。↓
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オオウラギンスジヒョウモン  オカトラノオの花に蝶が集まりだすと夏本番の印象がある。↓
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by temenos | 2014-07-06 20:26 | 2014年