ぶらり探蝶記

晩夏の南信~木曽谷から伊那谷へ①~

8月22日 予報によると快晴、急遽有給をとり未明から木曽谷を目指す。暁の空に漆黒の恵那山がシルエットで浮かぶ。まずはゴマシジミのポイントへ向かう。到着時には既に暑く、ゴマは飛び回り始めていた。こうなると開翅撮影は難しい。カニグモに捕われた♀を見つけて撮影する。♀の多くは産卵に忙しいようだ。棚田のソバ畑にミドリヒョウモンが群れている。ジャノメチョウも多い。棚田のソバ畑、青空、北アルプスの三点を背景にした素晴らしい景観である。アカセセリ・スジグロチャバネセセリともかなりのスレ。畦や斜面には、ツリガネニンジンやオミナエシ、マツムシソウ、ワレモコウなど秋を感じさせる花が咲き誇っている。場所を開田高原に移す。林道深く分け入って、オニグルミを叩くとオナガシジミやゼフ♀が多く飛び出す。残念ながらオナガシジミは降りてこず、撮影は叶わなかった。コムラサキとボロボロのオオミスジが吸水に降りていたが、その他のタテハには出会わず。林道脇でヘリグロチャバネセセリを撮影する。同種とスジグロチャバネセセリの同定は難しく、同定に自信なし。ムモンアカシジジミにも出会わず。再びゴマシジミのポイントへ取って返す。白樺林でキベリタテハに出会う。本日の目的の一つであったため、嬉しい出会いである。奥まった池のほとりのアザミに多くのヒョウモンが群れている。ここでも多くはミドリヒョウモンだが、オオウラギンスジ、ギンボシ、ウラギン、メスグロがぽつぽつ混ざっている。さらに移動し、伊那谷へ抜ける。天竜川の河川敷に着いたのは4時過ぎ。残照を浴びながらクロツバメシジミとミヤマシジミが舞う。両種とも少し時期がずれているのか、クロツバメシジミは♀がほとんど。逆にミヤマシジミは♂ばかり。宝剣岳に黒雲がかかり、雨がパラパラと来たのをきっかけに撤収する。帰り道、恵那山麓で豪雨に会う。①ではタテハ類を中心にアップしたい。


キベリタテハ  キャンプ場内の白樺林の木道で開翅し、美しさを誇る。↓
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キベリタテハ  地面で開翅する。一度、白樺に止まったのだが、撮影前に飛び立たれる。↓
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ギンボシヒョウモン  ミドリヒョウモンに混じり、この1頭のみアザミにきていた。↓
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ギンボシヒョウモン  青空を背景に取り込むと、清々しい感じになる。↓
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メスグロヒョウモン  ♀は全く見かけなかった。↓
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ミドリヒョウモン  交尾ペアを見つけて撮影した。他の♂にちょっかいをかけられるのか、頻繁に飛び移って場所を変えていた。↓
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ミドリヒョウモン  ソバ畑、青空、北アルプスの山々、素晴らしい景観の中で多くの本種が群れている。↓
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ミドリヒョウモン  北アルプスの山々を背景に。↓
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ジャノメチョウ  スレ個体が多いが、本種もソバ畑やアザミに群れていた。↓
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スジボソヤマキチョウ  林道に分け入ると、本種が多い。↓
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by temenos | 2014-08-23 14:04 | 2014年