ぶらり探蝶記

涼風と往く夏~東美濃の山里~

8月31日  8月最終日、岐阜・長野県境の高標高地を目指す。晴れ、曇り、雨と天気がめまぐるしく変化し、目指した高標高地は深いガスの中。山のタテハたちもガスに包まれているのであろう。気温も21度で肌寒いくらいである。しかたなく、山麓の雑木林を探索してみる。ツクツクボウシやチッチゼミの鳴声多く、いよいよ夏も終わりだなと感じる。コナラの樹液酒場にきていたのは、サトキマダラヒカゲ、ジャノメチョウ、オオスズメバチ、ネブトクワガタとクロカナブン。クロカナブンは横浜在住時以来5年ぶりの出会いである。ササ藪の周囲を少数のゴイシシジミがチラチラと飛んでいるが、スレ個体ばかり。産卵行動やアブラムシからの吸汁を観察する。薄暗い林道内で纏わりつくのはクロヒカゲ、こちらもスレ。ヤブカラシの花には、定番のアオスジアゲハがきているが、やはり大スレ個体。川面を渡るミヤマカラスアゲハを見る。大豆畑周辺をすばやく飛び回るのはウラナミシジミ。秋が深まるに連れ、これからどんどん数を増していくだろう。ヒメウラナミジャノメは第3化、新鮮な個体も多い。この他、ルリタテハ、クロアゲハやウラギンシジミを見る。中津川の山里で雨に打たれ、冷たい風に吹かれながら往く夏を惜しむ。


ゴイシシジミ  樹林内のササ原でチラチラ舞い、潅木の葉上にちょこんと静止する。↓
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ゴイシシジミ  ササの葉裏で産卵行動をとる♀。↓
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ゴイシシジミ  ササの葉上に静止する♀。色褪せた個体ばかりであった。↓
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クロヒカゲ  汗の匂いに惹かれたのか、体に纏わりついて離れなかった。↓
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ヒメウラナミジャノメ  第3化が出現している。樹林脇の草地をピョコピョコと跳ねるように飛び回っていた。↓
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アオスジアゲハ  ヤブカラシの花に来た大スレ個体。ヤブカラシにアオスジアゲハ、定番の風景である。↓
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ハンミョウ  極彩色のハンター。低温のせいなのか、不活発。↓
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by temenos | 2014-09-01 21:07 | 2014年 | Comments(0)