10月24日 ムシャクロツバメシジミの状況を確認するため、名古屋市の発生地に向かう。最寄りの駅前に駐車し、歩き出したとたんに駅前の路上を飛ぶムシャクロツバメシジミを確認する。かなり擦れた♀であった。発生地からは直線で100mに満たないため、ここで発見したことも特段不思議ではない。本日も発生地にはネットを持った方が5人以上、すれ違う方に話を聞くと1つ2つは採れるとのこと。コセンダングサで吸蜜する♂を撮影する。少し歩いて探索するとツルマンネングサで産卵行動をとる♀を発見し撮影する。2年前より広範囲に拡散しているようだが、連日の採集圧のためなのか個体数は少ない。しかし、これだけ採集されてもしぶとく発生を繰り返している。別の個所に放蝶された話を採集者のお一人から聞き暗澹たる気持ちになる。よほど大規模な駆除を行わない限り、根絶は困難な状況になっているように感じた。
ムシャクロツバメシジミ 護岸のコンクリートに静止する。↓
ムシャクロツバメシジミ コセンダングサで吸蜜する。↓
ムシャクロツバメシジミ V字開翅しながら吸蜜する。↓
ムシャクロツバメシジミ 産卵後、ツルマンネングサで休止する。↓
ムシャクロツバメシジミ 食草の群落に止まる。↓
ムシャクロツバメシジミ 食草の周辺から離れない。↓
ツマグロヒョウモン セイタカアワダチソウで休止する♂。↓
キタキチョウ 逆光で撮るとレモンイエローが更に際立つ。↓
モンシロチョウ しっとりとした雰囲気で撮ってみた。↓