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ぶらり探蝶記

まちぼうけ

3月26日 ちょっと早いかな?と思いながら西三河の湿地に向かう。快晴ながら寒気の影響で到着時の気温は8度。当然、なにも飛んでいないし、桜も蕾のまま。監視員の方からは「まだ出てないよ」の言葉。撮影に来られた方々と談笑しながら待つ。気温が上がるとテングチョウが飛び始めるも、ギフチョウは現れない。ならばとコツバメを探すも、こちらも姿を見せてくれない。下部の林縁でルリシジミが舞う。疎林脇にはツマキチョウ、♂2頭が追いかけあうも気温のせいか不活発。すぐに下草に静止する。太陽があたっているのに前翅を後翅に折りたたむ休止モードとなる。これ以外に見た蝶はベニシジミのみ。


ひっそりと咲くショウジョウバカマ。これにギフチョウが来てほしかった。
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ギフチョウの舞う水田脇に咲くラッパスイセン。これに吸蜜に来ることもあるとのこと。
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テングチョウだけは活発、多くの個体が道路上で日光浴していた。
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ツマキチョウ  いつものように飛び回らず、すぐに下草に止まる。
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ツマキチョウ  ツツジの葉先でV字開翅する♂。
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ツマキチョウ  ツツジの新芽で活動を休止する。これも見事な保護色である。
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by temenos | 2016-03-29 17:28 | 2016年 | Comments(0)