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ぶらり探蝶記

カテゴリ:2012年( 40 )

晩秋の房総~照葉樹林の陽だまりから~

11月16日 始発の飛行機で羽田へ飛び、レンタカーで房総へ向かう。ルーミスに会いに行くのは17日の予定であったが、天気予報では雨。急遽変更し、航空機の便変更やレンタカーの予約もせず、「行けばなんとかなる」の精神でで早朝出発を決行した。過去、なんともならなかった経験のほうが多いのだが、今回は無事に便変更やレンタカーの手配もできた。空から見た富士山と南アルプスの遠景は素晴らしかった。ルーミスのポイントへは11時前に到着、ぬけるような青空だが、微風で気温高く、一抹の不安がよぎる。ひっそり静まり返ったルーミスの谷に踏み込むが、何もいない。多くのルーミスやムラサキシジミが吸水や日光浴をしている光景を期待していただけに拍子抜けである。あせって探しまわっているときに、崖よりの潅木で開翅していたルーミスに気づかず飛び立たれてしまう。残念であったが、いることがわかって一安心。崖の林縁にはムラサキシジミばかり。少し戻ると、林道上をチラチラ飛び移る白い小さな蝶がいた。いつのまにかルーミスが吸水に降りてきていた。大慌てで撮影し、安堵する。この個体は5分ほどで樹上に舞い上がってしまった。その後、ポツポツと樹冠を舞うルーミスを見るが、全く降りてこず撮影のチャンスはなし。見かけた個体数も少なく、気温高く、快晴無風では仕方がないところか。帰り際に、ウラナミシジミやヤマトシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリが各種の花に群がっているのを見る。こちらは行く秋を惜しむように活発に飛び交っていた。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ルーミスシジミ  林道上の落ち葉の下に口吻を入れて吸水する。↓
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ルーミスシジミ  吸水後、V字開翅する。↓
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ルーミスシジミ  全開翅する。破損のないきれいな個体だが、右触覚の先端を喪失している。↓
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ルーミスシジミ  開翅を広角で。地面で開翅しているため、思うような構図が取れなかった。↓
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ルーミスのいる谷。ご覧のような快晴であり、無風かつ高温の悪条件?であった。↓
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ムラサキシジミ  もう少しきちんと撮影したかったが、ルーミス探しに気をとられてこの有様である。↓
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キタキチョウ  秋深まった時に、林縁を飛ぶ本種を見るとついついカメラを向けたくなる。↓
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ヤマトシジミ  紅葉の始まった葉上で開翅する矮小な♂。↓
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ウラナミシジミ  盛期を過ぎ、数も少なくなってきている。セイタカアワダチソウで吸蜜後、ススキで開翅する。↓
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イチモンジセセリ  農家の庭先のヒャクニチソウに多くの本種が群がる、この時期のいつもの光景であろう。↓
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チャバネセセリ  イチモンジセセリに混じって小ぶりの本種も多く飛び交う。↓
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by temenos | 2012-11-17 22:32 | 2012年 | Comments(10)

時雨空の白老~アイヌの里とモンキチョウ~

11月4日 札幌は朝から冬の雨、晴れの予報がある室蘭方面へ車を走らせる。平地では紅葉が真っ盛り、落葉広葉樹の多い北海道の紅葉は美しい。雨にぬれそぼる彩りも格別である。晴天よりも曇天のほうが、紅葉の鮮やかさが際立つように思う。苫小牧を過ぎ、白老まで来ると、青空が見え隠れする。しかしながら、すぐに雨雲がやってきて時雨れる。こんな条件の中、白老のポロト湖畔を散策する。ここでは紅葉は終わりかけ、冬枯れの木々が目立つ。蝶は、モンキチョウが数頭飛んでいるくらい。晴れ間が続くと、吸蜜や求愛行動をとる。曇ると、とたんに地面に舞いおり動かなくなる。高山蝶のような行動をとるのも気温13度では当然か。今年の北海道は暖かかったが、いよいよ白一色に染め上げられる季節がやって来る。いつまで蝶を見ることができるのだろうか。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


モンキチョウ  肌寒い湖畔の草原の中、タンポポで吸密する♂。↓
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モンキチョウ  同所でブタナ?で吸蜜する♀。この気温でも予想外に敏感であった。↓
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モンキチョウ  上記と同一個体、紅葉も終盤のポロト湖畔で。↓
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ポロト湖とアイヌ民族資料館のアイヌ住居。↓
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時雨空に虹がかかる、ポロト湖畔。↓
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仙台藩陣屋跡地。↓
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鮮やかな紅葉と冬枯れの立ち木が混在する、仙台藩陣屋跡地。欧州の公園のような雰囲気を感じた。↓
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波静かな初冬の白老の海。室蘭方面を望む。↓
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by temenos | 2012-11-04 22:49 | 2012年 | Comments(6)

惜別の彩り~紅葉とオナガシジミ越冬卵~

10月27日 快晴、気温のわりには穏やかな朝であった。藻岩山の色づきの鮮やかになってきた。午前中の空いた時間に、いつもの山鼻川河川敷から藻岩山山麓を歩く。今年も無数の雪虫が街中を舞っており、白一色に閉ざされる季節も目前である。山鼻川河川敷では、モンキチョウやモンシロチョウが飛んでいる。これ以外の蝶は見かけず、空いっぱいに群れ飛んでいたアカトンボ類も少なくなってきた。藻岩山麓のエゾエノキでオオムラサキの幼虫を探すが、どうしたことかただの一匹も見つからない。住宅街近くのオニグルミでは、オナガシジミの卵が簡単に見つかる。手の届く範囲の枝だけで、10卵以上を見つけた。休眠芽近くだけでなく、細枝の真ん中あたりにも産み付けてあり、結構でたらめな感じの産卵である。4月半ばから始まって、加速度をもって一気に弾け飛んだ蝶の季節も終わりの時を迎えている。北国の蝶の季節は、短期間に多くの蝶が現れ、パッと始まってスパッと終わる潔さがある。 (各画像はクリックすると拡大表示します)

オナガシジミ  オニグルミの休眠芽近くに産み付けられている。↓
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オナガシジミ  こちらは細枝の真ん中辺りに産み付けられている。↓
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オニグルミ  卵があるオニグルミ、こんな環境にもオナガシジミはいる。↓
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アキアカネ? 山鼻川沿いの紅葉とともに。↓
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色付く山鼻川上流、正面奥にオオムラサキ発生木がある。↓
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色付く山鼻川と藻岩山麓、7月には多くのゼフ達が飛び交う。↓
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赤と青  日光浴するアキアカネと紅葉・青空。↓
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赤と朱  北海道では黄色系の紅葉が美しいが、こんな鮮やかな赤にも染まる。↓
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ザトウムシ  この手のムシ(ムシでもクモでもないけど)が苦手な方はごめんなさい。こんな形で交尾する。↓
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by temenos | 2012-10-28 22:07 | 2012年 | Comments(0)

彩りの遅れと厳寒への準備~エルタテハと越冬場所~

10月14日 ようやく大雪では冠雪を記録したが、平地では木々の彩りが大幅に遅れている。先週訪ねたブナ北限地やニセコ連峰でも高標高地でようやく色づきはじめた程度であった。今日、初めて野幌森林公園に足を踏み入れる。札幌の北東部にあり、クマゲラやフクロウも生息している広大な緑の空間を5Kmほどゆっくり歩く。紅葉はツタウルシが赤くなっている程度で、まだまだ緑が多い。蝶は、モンキチョウ、モンシロチョウ、ヒメアカタテハといつもの顔ぶれ。林内の2箇所でエルタテハを見る。1頭が裂けた立ち木の中にもぐりこむのを目撃、自然状態での越冬はこういう場所なのであろう。いっぽう公園内の自然ふれあい交流館の外壁の狭い隙間にもぐり込む2頭を確認、入っていくのを見なければ発見はまず不可能であろう。タテハ類の越冬場所発見は難しい。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


エルタテハ  自然ふれあい交流館の窓枠で日光浴する。↓
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エルタテハ  同じく日光浴する別個体。このあと越冬場所と思われる隙間にもぐり込む。↓
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エルタテハの越冬場所と思われる。窓と外板とのわずかな隙間にもぐり込む。↓
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エルタテハの越冬場所と思われる。立ち木の裂けた空間にもぐり込むのを確認する。もぐり込んだのは、裂け目の最上部。↓
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ベニシジミ  これは10月7日撮影、親水公園の傍らの斜面で、翅いっぱいに残照を受ける。↓
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モンキチョウ  10月7日撮影、午後3時、活動を停止しアカツメクサの葉裏で休眠に入った。↓
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ナガボノワレモコウ  北海道でのゴマシジミの食草、ワレモコウと違って花穂は白い。↓
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天気はいいものの北西風に白波立つ後志の日本海。厳冬期には一面に波の華が舞い飛ぶ。↓
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by temenos | 2012-10-14 22:49 | 2012年 | Comments(4)

秋風吹く山村~限界集落と蝶~

9月23日 今年4度目の播磨探蝶である。早朝、大阪から播磨に向う時はまたしても雨。西に向うにつれて明るくなってくるのは今回も同じ。しかし雲は厚く、蝶の飛ぶ気配はない。仕方なく、真紅のヒガンバナと黄金の稲穂が輝く秋の里山の景色を堪能しながら、ゆっくりと北播磨へと車を走らせる。どんどん空は明るくなり、クロツバメシジミのいる山里に着く頃には、やわらかな秋の日差しがさして来た。クロツはチラホラ飛んでいる。夢中で撮影していると、お婆さんが、ヒイヒイ息を切らしながら上がってきた。どうやら生息地脇のあばら家(失礼)で一人暮らしのようだ。ここで交わした会話はこうであった。お婆さん(以下O)、temenos(以下T)
O「ちょうこ(蝶のこと)かい?」 T「うん、珍しい種類がおるからね」 O「あんたらが言うから、これ(ツメレンゲ)抜かんと残しといたから」 T「ありがとうね、お婆ちゃん、この蝶だいぶ減ってきとんねん」 O「はぁ?ワシ耳つんぼ(不適切な言葉だが、実際の会話のまま)でよう聞こえん」 ??今までしゃべっていたではないか? T大きな声で「この蝶、珍しい種類やねん!」 O「ほうけ!どこにおるんや」 T蝶を指差し「この小さいやつ」 O「ほう、これけ。大きなるんか?」 どうやら成虫になっても大きくなると思っているらしい。 T「これで親や、これ以上大きくならんよ」 O「家の脇の石垣にもようけこれが生えてきたから見に来い」 といって無理やり案内してくれた。ツメレンゲがたくさん生えていたが、日当たりが悪くクロツはいない。 O「ほら、ここも、ここも、ここにも生えとる、けどちょうこ、おらんの」と寂しげに言う。 T「お婆ちゃん、飛んでくるから心配いらん」 など、蝶やツメレンゲのことから始まり、玄関で転んで腰を痛めた話など終わりそうもない。人恋しくて仕方が無いのであろう。 T「お婆ちゃん、草守ってくれてありがとね、けどもう行かなあかん」というと、瞬間顔が曇ったが、すぐに一本しかない歯を見せて人懐こく笑いながら「また、来てな」と家に入っていった。ほのぼのとした会話なのだが、お婆ちゃんの家を訪ねたわけではないのだ。限界集落へと向う山村の現状を垣間見て、胸が締め付けられる思いで現地を後にした。山里の素晴らしい景色は、昨年と寸分たりとも変わっていない。連綿と続いてきた、この日本の原風景を残していくことが出来るのだろうか。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


クロツバメシジミ  ツメレンゲの生える石垣で日光浴する。↓
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クロツバメシジミ  羽化間も無いと思われる新鮮な個体。↓
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クロツバメシジミ  上記個体を接写する。↓
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ハンミョウ  クロツの飛ぶ石垣の下の地面ですばやく飛び回る。↓
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ツバメシジミ  東播磨の里山で。萩の周辺を多くの本種が飛び交っていた。↓
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ツバメシジミ  開翅する矮小な♂。写真では大きさは伝わらない。↓
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ウラギンスジヒョウモン  稲刈りの始まった水田を見下ろしながら、ヒヨドリバナで吸蜜する。↓
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ウラギンスジヒョウモン  アザミで吸密する。この個体は破損も少なくきれいだ。↓
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キタキチョウ  これも秋になると数多くなる。この場所にはカワラケツメイもあるので、もしやと思ったが・・・。↓
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ルリシジミ  萩の蕾に産卵する。↓
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イチモンジセセリ  秋になると大きく数を増やす蝶の代表種。↓
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チャバネセセリ  播磨ではイチモンジセセリと互角の数である。↓
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by temenos | 2012-09-24 00:01 | 2012年 | Comments(6)

秋本番~シーズンの終わりを謳歌する普通種たち~

9月17日 午前と午後の所用の合間に2時間ほど近場の公園を散策する。曇り空ながら湿度は高く、9月中旬以降の札幌とは思えない天気が続いている。雑木林の林縁やお花畑では、おびただしい数のモンシロチョウが飛び交っている。セイタカアワダチソウには、多くのモンシロとベニシジミが来ている。モンキチョウも数を増して、モンシロに混じり吸蜜、求愛に忙しい。予想どおりの普通種のオンパレードである。ヒョウモンたちは少なくなってきた。敬老の日にあわせてか、ボロボロでヨレヨレのジョウザンミドリの♀を見る。ナナカマドも木によっては色付き始めている。暑かったとはいえ、蝶が飛び交う様子が見れるのもあと1か月とちょっとである。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ヒメアカタテハ  新鮮な本種が目立つ季節になってきた。↓
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ジョウザンミドリシジミ  林縁をよたよた飛んでいた♀、ボロボロのヨレヨレであった。↓
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ベニシジミ  第2化はスレ個体がほとんど。終齢幼虫も見かけるので、10月半ばに3化が出るか?
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モンシロチョウ  本州の4月のように多数が飛び交っている。ママコノシリヌグイで休息する。↓
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モンキチョウ  求愛飛翔。もつれあって強制着陸させたが交尾にはいたらず。↓
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オオウラギンスジヒョウモン  ヒョウモンはかなり少なくなってきた。↓
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by temenos | 2012-09-17 20:41 | 2012年 | Comments(4)

黄と朱~ムモンアカシジミ~

9月1日  今日も暑い日になっている。少しだけ西岡公園に立ち寄ってみた。ミドリヒョウモンを中心にヒョウモンたちは元気に飛んでいる。ボロボロのウラキンとオオミドリの♀を見る。池の脇に生えたセイタカアワダチソウにムモンアカシジミ♂が来ていた。ようやく撮影できる機会が訪れた。セイタカアワダチソウの他、ミゾソバでの吸蜜を見る。開翅しそうな雰囲気だっかが、ヒョウモンがちょっかいを出したため、もつれあって樹冠に消えていった。まだしばらくは見られるであろう、こんどは♀の翅表を撮影したい。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ムモンアカシジミ  セイタカアワダチソウで吸蜜する。↓ 
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ムモンアカシジミ  セイタカアワダチソウで吸蜜する。ちょっとスレているが大きな破損はみられない。↓
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ムモンアカシジミ   セイタカアワダチソウで吸蜜する。飛び立っても直ぐに戻ってきた。↓ 
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ムモンアカシジミ  ミゾソバで吸蜜する。↓
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ムモンアカシジミ  ミゾソバから飛び立った瞬間、朱一色のきれいな表翅。↓
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オオウラギンスジヒョウモン  やはり♀のほうが断然かっこいい。↓
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by temenos | 2012-09-01 14:40 | 2012年 | Comments(4)

酷暑の北国~ゴマシジミを求めて~

8月30日 急遽有給を決め込み、朝から勇払原野に向かう。目的はゴマシジミとキマダラモドキ。最初のゴマポイントに到着し、早速探索を開始する。真夏並、いやそれ以上の暑さに、たちまち汗が滴り落ちる。平原にジャノメチョウとモンキチョウが多いが、ゴマシジミは見当たらない・・・どころかナガボノワレモコウも1本しか見当たらない。どうなってんの?林縁でオオミドリシジミの♀を見たところで、次のキマダラモドキのポイントに向かう。ここでも全く見当たらない。元気に飛び回るのはミドリヒョウモンばかり。せっかく有給とったのに最悪な涙目スタートとなる。しかたなく苫小牧に向かい、樽前山方面に車を走らせていると、道路脇の則面にナガボノワレモコウがたくさん咲いている。もしや?と思い車を止めて探索すると狙い通り青いシジミが飛んでいる。ようやくゴマシジミを撮影し、やれやれと車に帰ると、車の脇のアワダチソウでクモガタヒョウモンが吸蜜していた。ラッキー!!、ようやくクモガタヒョウモンが撮影できた。次のゴマポイントでは、ゴマどころか食草も全く見かけず、またまたトホホな状態。最後に百松沢を覗いてみる。オオイタドリやアワダチソウにかなりの数のゼフがきている。アイノミドリはなんと♂、エゾミドリとジョウザンミドリは♀ばかり。オナガシジミはスレばかりであるが、かなりの数が飛び交っている。まだこんなに残っているのに驚く。林道を少し奥まで探索するもムモンアカは見かけなかった。 (各画像はクリックすると拡大表示します)



ゴマシジミ  萩の花で吸蜜する♂、これ以外はずっと飛んでいた。↓
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ゴマシジミ  求愛する♂、産卵していた♀を追い掛け回していた。この暑さでは開翅は期待できず。↓
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ゴマシジミ  ナガボノワレモコウに産卵する。本州の赤いワレモコウと違って、白いワレモコウである。↓
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クモガタヒョウモン  色あせているが、ようやく北海道で撮影できた。↓
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クモガタヒョウモン  V字開翅する。とにかく他のヒョウモン達が次々にちょっかいをかけてくるので、止まっている時間が短い。↓
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ミドリヒョウモン  交尾個体を見つけた。♂♀ともV字開翅する。↓
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アイノミドリシジミ  まだ残っていた♂。かなりのスレながら、久しぶりの金緑色に心ときめく。↓
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エゾミドリシジミ  日陰のアワダチソウで吸密する♀。↓
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オナガシジミ  かなりの個体が、アワダチソウとオオイタドリで吸蜜していた。こんな破損個体ばかりである。↓
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by temenos | 2012-08-30 22:01 | 2012年 | Comments(6)

夏の日差しと秋の風~林縁に舞う蝶たち~

8月25日~26日  夏を思わせる日差しと気温に誘われて、2日間近場を探索する。最高気温は27度、直射日光を浴びると暑いが、吹き渡る風は爽やかで気持ちいい。スキー場の林縁でゴマシジミが舞うが、止まらず撮影は不可。木々の樹冠をムモンアカシジミが軽やかに渡っていく。これも撮影は不可。この両種ともちょくちょく見かけるのだが、相性が悪いのか撮影できないことばかり。最盛期を迎えたアワダチソウには各種ヒョウモンが飛び交っている。コムラサキは♀ばかり、オオヒカゲは大ボロ、逆にクロヒカゲは新鮮な個体も混じる。カラスシジミの矮小個体と新鮮なミドリシジミを見る。モンキチョウとベニシジミは各所で多い。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ギンボシヒョウモン  公園の花壇に1頭だけ訪れていた。↓
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ギンボシヒョウモン  吸蜜に夢中であったが、何回か近寄ると飛び去ってしまった。↓
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ウラギンスジヒョウモン  アワダチソウで吸蜜するきれいな♀。↓
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ウラギンスジヒョウモン  北海道でも頻繁に見かける種類ではない。↓
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オオヒカゲ  大ボロ&大スレかつ大きく色あせてなんだかよくわからない。↓
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クロヒカゲ  逆に比較的新鮮な個体。さすがに数は少なくなってきた。↓
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エルタテハ  ハルニレの樹液に来ていた。オオスズメバチやスジクワガタに追いやられてしまった。↓
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ジャノメチョウ  夕刻、前翅をたたみこみ休眠の体勢に入った。↓
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by temenos | 2012-08-26 22:17 | 2012年 | Comments(2)

空と雲と美瑛の丘~初秋の蝶達~

8月18日~19日  2日かけて空知~富良野~美瑛~空知と観光がてら散策してきた。朝晩はめっきり秋の涼しさだが、青空が広がるとミンミンゼミやエゾゼミの鳴き声もにぎやかになる。観光がメインであったので、蝶の探索は時間つぶし程度。モンシロチョウやヒョウモン類は元気に飛び回っている。お目当てのゴマシジミは見かけず、ムモンアカも姿を見ることができなかった。富良野でイチモンジセセリを見る。帰りに立ち寄ったエルム高原でミドリシジミの産卵を撮影する。蝶の成果はいまひとつであったが、宿泊した白金温泉から見た満天の星空は素晴らしかった。あと一ヶ月、時間を惜しんで北海道のフィールドに出よう。 (各画像はクリックすると拡大表示します)

モンシロチョウ  富良野の富田ファームの花畑にて。ゆっくり撮影しようにも観光客が多すぎて。自分もその一人なのだが・・・。↓
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オオモンシロチョウ  エルム高原にて。夏になってから数を増し、あちこちで見かける。しかし数ではモンシロチョウのほうが優勢である。↓
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美瑛・三愛の丘から旭川方面を望む。青い空と低い雲、夏の光景が広がる。↓
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美瑛・白金の青い池。砂防工事の副産物なのだが、非常に美しい。↓
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メスグロヒョウモン  吸蜜中の♀に次から次へと♂が求愛にやってくる。↓
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メスグロヒョウモン  ヒヨドリバナで吸蜜する♀。↓
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ミドリシジミ  ケヤマハンノキの細枝に産卵する。↓
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ミドリシジミ  数卵を産み落としたあと、開翅するB型の♀。↓
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by temenos | 2012-08-19 22:18 | 2012年 | Comments(6)