ぶらり探蝶記

カテゴリ:2012年( 40 )

小さな道産子~豊平峡のジョウザンシジミ~

5月26日 横浜からの撮影仲間を案内して豊平峡に向う。狙いはジョウザンシジミである。本来はアポイ岳にヒメチャマダラセセリの撮影に行く予定であったが、目的地の天候が芳しくないために27日に延期となった。寒気の影響で豊平峡も雹・雨・晴れとめまぐるしく天気が変わるが、晴れ間が続くととたんにジョウザンシジミがチラチラと舞い始める。少しでも日が陰るとすぐに活動を休止する。雨が続くとこちらもトンネルに避難、晴れ間が続くと撮影を開始と、まさにジョウザンシジミと同様の活動をとる。ジョウザンシジミのポイントは、あちこちで崖が崩壊をはじめており、かなり荒れている。午後になると天気は安定しはじめ、蝶たちも活発になる。ジョウザンシジミを堪能したあと、藻岩山にエゾヒメシロチョウの撮影に向う。こちらではスレた1頭のみが出迎えてくれた。短時間で撮影を済ませ、アポイに進路をとった。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ジョウザンシジミ   食草のキリンソウに止まり、わずかに翅を開く。↓
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ジョウザンシジミ  枯れ葉の上でV字開翅する。↓
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ジョウザンシジミ  大きく開翅する。札幌産にしてはまずまずの青さである。↓
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ジョウザンシジミ   枯れ枝上でV字開翅する。↓
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ジョウザンシジミ    日が陰るととたんにこのように静止する。↓
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ジョウザンシジミ   生息地の環境はこんな感じ。キリンソウに止まり活動を休止する。↓ 
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エゾスジグロシロチョウ  花の終わったタンポポで休む。↓
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エゾヒメシロチョウ  夕刻になり活動を停止した。↓
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by temenos | 2012-05-27 23:14 | 2012年 | Comments(6)

薫風 渡る公園~エゾヒメシロチョウ~

5月20日 安平のとある公園を訪ねた。蝶の撮影が目的ではなかったが、公園内を弱弱しく飛ぶエゾヒメシロチョウを初見、しかしとまらず飛び去ってしまった。白い蝶がちらほら飛んでいるものの数は少ない。モンシロチョウ・オオモンシロチョウ・エゾスジグロシロチョウを目撃する。公園内の素晴らしいタンポポ群落で矮小なモンシロチョウを撮影した。林道内に分け入ってアカマダラやツマキチョウを探索したかったのだが、時間の都合で叶わず。葉が伸びきったミズバショウで新鮮なトラフシジミを撮影する。 (各画像はクリックすると拡大表示します)

エゾヒメシロチョウ  風に吹き流されないよう地面近くを弱弱しく飛ぶ。↓
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エゾヒメシロチョウ  見かけたのはこの個体のみ。近くにクサフジは見かけなかった。↓
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モンシロチョウ  矮小な個体、いままで見た中でも最も小さかった。タンポポの花と比較して欲しい。↓
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トラフシジミ  羽化直後なのか非常に新鮮。飛翔も活発ではなかった。↓
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by temenos | 2012-05-23 23:38 | 2012年 | Comments(0)

播磨の山村にて~原風景の山里に舞う蝶たち②~

5月19日 ここ播磨の里山もシカの食害が酷いようである。北播磨の山村では集落の廻りがぐるりとシカ避けの防護柵で囲われており、まるで柵の中で人が生活しているような状態であった。また、里付近ではアカマツの立ち枯れが目立った。さかのぼること40年ほど前、小学生だった頃に松くい虫が猛威をふるったことを思い出した。人の手が入らなくなった里山の荒廃とともに心が痛む光景である。クロツの生息地の石垣では、半分くらい除草が行われて、ツメレンゲがきれいになくなっていた。草を取るなとも言えないが、ツメレンゲだけは残して欲しいものである。ただ、それ以外は昔と同様の風景が広がっている。谷を流れる清流も昔の記憶のままだ。四季を通じて訪れたい場所である。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ヒメキマダラセセリ  出始めたばかりの本種はどれも新鮮であった。↓
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アオバセセリ  ウツギで数個体が吸蜜しており、時々素晴らしいスピードで追尾飛行を行う。
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ミヤマチャバネセセリ  見かけたのはこの個体のみ。3カット撮影後、高速で飛び去る。↓
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ヤマトシジミ  どこに行っても普通種だが、光線の加減なのか表翅が濃い青に輝く。↓
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クロツバメシジミ  日光を浴び、表翅に幻光がでる。↓
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クロツバメシジミ  ツメレンゲの残る石垣で半開翅する。↓
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ツマグロヒョウモン  この山里でも普通種になった。当地では昔は見かけることが少なかった蝶である。↓
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by temenos | 2012-05-21 21:03 | 2012年 | Comments(4)

播磨の山村にて~原風景の山里に舞う蝶たち①~

5月19日 爽やかな風が吹き渡る播磨の山里を訪ねた。西播磨の谷間ではレンゲ畑や田植えの始まった水田の上を多数のツバメが飛び交い、水路脇にはシオカラトンボが軽やかに飛び回っている。新緑が深緑に変わりつつある初夏の山里のいつもの風景である。山間いの畦にはアザミが咲き、多くのクロ系アゲハが次々に訪れていた。渓谷すじのウツギにはアオバセセリやダイミョウセセリが吸蜜に忙しい。北播磨の標高の高い山村では、猫の額のような棚畑をウスバシロチョウが優雅に飛び交い、石垣の伸びかけたツメレンゲの周囲をクロツバメシジミがチラチラ飛んでいる。過疎化が進み、放棄された水田も目立つ。しかし、連綿と続いてきた日本の山村の原風景とそこに飛び交う蝶たちに浸ると、自分の原点もここにあるように感じ心身ともリフレッシュできる。いつまでも残して行きたい風景であることは間違いない。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


オナガアゲハ  この個体は左後翅を完全に喪失している。この状態でも普通に飛んでいるから不思議である。どうやって左右のバランスをとっているのだろうか。↓
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モンキアゲハ  アザミで吸蜜する新鮮な個体。ずっと撮りたいと願っていたアザミでの吸蜜シーン。↓
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モンキアゲハ  道路脇のアザミの周りを飛んでいる本種を見つけ、あわてて車から飛び降りて撮影した。こちらの思い通りに動いてくれて本当にいい子であった。↓
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ミヤマカラスアゲハ  こちらもアザミにやってきた。スレ個体が多かったなかで、ちょっとマシな個体。↓
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クロアゲハ  こちらはツツジで吸蜜。↓
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ウスバシロチョウ  たくさんいるのだが、飛び回るばかり。ウスバクロ?とでも呼びたいような黒い個体。↓
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ウスバシロチョウ  カラスノエンドウが密生している放棄田の上をこちらに向って飛んできた。↓
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ウスバシロチョウ  天女が白い羽衣をまとって飛んでいるようである。↓
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by temenos | 2012-05-20 21:21 | 2012年 | Comments(0)

新緑と花の季節~豊平峡散策~

5月13日 昨日は道東では積雪を記録するほどの寒波、札幌は晴れてはいるものの気温は14度程度である。気温は低いが、まばゆい5月の太陽に誘われて豊平峡を訪ねる。ここでは桜が満開、林床ではまだエゾエンゴサクやカタクリが咲いている。シラカバは芽吹きの時、新緑と桜のコントラストが美しい。林道脇の小さな水路にはエゾサンショウウオの卵が多い。林道を歩き始めてすぐに出迎えてくれたのはスギタニルリシジミ、数頭が湿地で吸水している。コツバメは数を増しており、あちこちで追尾飛翔を繰り返す。おなじみの春の光景である。今日は越冬タテハをあまり見かけなかった。ジョウザンシジミのポイントではキリンソウが芽をだしている。エゾハルゼミが鳴きジョウザンシジミが群れ飛ぶまであと少し、命の爆発のような季節に向けて歩みは加速していく。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


スギタニルリシジミ  林道の小さな水路脇で鳥の糞から吸汁する。↓
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スギタニルリシジミ  全開翅というか、たまたま飛び立つ瞬間が撮れただけ。葉かぶりしてるけど、偶然なので文句いっても・・・ね。↓
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スギタニルリシジミ  ジョウザンシジミのポイントで。尾根一つ越えると全く見かけない所もあるが、ここでは多く飛び交っている。↓
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コツバメ  まだまだ新鮮、多くの♂が林道上の下草でテリ張りをしている。↓
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スモモ  南区の目を付けていた場所で。花は満開、5本くらい生えており(植えてある?)6月中旬が楽しみである。↓
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満開のエゾヤマザクラと新緑のシラカバ、一気に暖かくなったせいでこんなコラボも見れる。
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相変わらずヒグマ君は出没している。南区の林道に入る時は要注意である。↓
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by temenos | 2012-05-13 21:17 | 2012年 | Comments(6)

静寂の森で~舞姫との午後~

5月1日 天気予報では夏日になるという。新生ヒメギフに乗り遅れた感は否めないが、旭川の嵐山に向う。現地9時半着、すでに相当暑い。この気温だとヒメギフは飛び回るばかりではないだろうかとの不安もよぎる。早速迎えてくれたのはエゾエンゴサクの花でテリ張りをしているコツバメ。ヒメギフは最盛期であろうとの予想に反して少数しか見かけない。カタクリやエゾエンゴサクの花は今が真っ盛り、どうやら今年はヒメギフ不作の年のようである。飛んでいるヒメギフもスレ個体多し、♀の多くは交尾嚢をつけている。お昼前にはうす雲がかかりだし、12時を過ぎる頃にはすっかり曇ってしまった。人も多いし、出直そうかどうか思案しているうちに、気づけば回りには誰もいなくなってしまった。ヒメギフの森に静寂が訪れる。曇り空の下、カタクリが群生している林床を数頭のヒメギフが音も無く舞っている。自分とヒメギフ達だけの空間、時がゆっくり静かに流れていく。撮影するのも忘れ、ただただヒメギフ達の舞いを見つめていた。まさに至福のひとときであった。そのうち林床をせわしなく飛び回り、下草に触れては飛ぶ産卵行動をとっている♀を見つけた。何度もオクエゾサイシンにとまり産卵しようとするのだが、何かが気に入らないらしく産卵には至らない。待つこと20分程、枯れ草の下にうずもれるように生えているオクエゾサイシンにもぐりこみ、ようやく産卵を始めた。どうやら卵が見つかりにくい場所を探していたようである。合計11卵を産み落として飛び去った。帰り際に、右後翅外縁がギフチョウのようにオレンジの個体を見つけて撮影する。ピカピカの舞姫には会えなかったが、心満たされて帰路についた。 (各画像はクリックすると拡大表示します)

ヒメギフチョウ  草に囲まれた空間でV字開翅する。↓
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ヒメギフチョウ  カタクリで吸蜜。定番のシーンだが、何度見ても絵になる。↓
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ヒメギフチョウ  地面でベタ開翅する。気温のせいなのか、このシーンはあまり見かけなかった。↓
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ヒメギフチョウ  右後翅外縁がオレンジがかっている。左と比較して欲しい。↓
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ヒメギフチョウ  産卵する♀。枯れ草でわかりにくいオクエゾサイシンに産卵していた。↓
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ヒメギフチョウ  真珠のような輝き。ギフもヒメギフも卵は美しい。↓
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コツバメ  エゾエンゴサクでテリ張り。↓
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by temenos | 2012-05-01 22:09 | 2012年 | Comments(6)

春本番~家族サービスの傍らで~

4月28日 いよいよ黄金週間の始まり、北海道は5月3日までは晴れの日が続きそうだ。1週間ほど前からヒメギフも飛び始めており、いざヒメギフへと行きたいところだが今日から3日間は家族サービスで予定が入っており身動きが取れない。今日は札幌近郊の自然動物公園を訪ねる。野生のヒグマも出没する谷あいにある手作り感満載のこの施設は、各地の動物施設の美味しいところだけをパクったようなイベントが盛りだくさんで結構楽しめた。気温が20度を超え、春本番の暖かさである。木々の芽吹きが始まり、エゾエンゴサクやミズバショウも盛期が近い。蝶は越冬タテハ達の活動が活発で、モンシロチョウも舞っている。いよいよ本格的にシーズンインである。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


エルタテハ  シラカバにとまり日光浴する。↓
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シータテハ  背中の盛り上がりが凄い。この蝶の飛翔能力からすると当然か?↓
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シータテハ  まだ道端に残る雪を背景に。↓
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エゾエンゴサク  一気に花を咲かせ始めた感がある。きれいなブルーの絨毯が広がったように群生する場所もある。↓
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カラフトフクロウ  番外編・おっさんか!とツッコミを入れたくなる。なんかこんな妖怪がいたような気もするし、撮影中はずっとガンとばしてるし、とにかく面白すぎる!!↓
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キタキツネ  番外編・飼育されている個体のためか素晴らしく美しい毛並みである。エサをもらえずふてくされ気味。↓
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by temenos | 2012-04-28 22:34 | 2012年 | Comments(2)

光輝く湖畔~湖水開きと蝶~

4月15日 本日も快晴、まばゆい光に誘われるように、まずは洞爺湖に向う。中山峠からは雄大な白銀の羊蹄山を望む。いつ見ても絶景である。ここから残雪の羊蹄山と蝶の写真を撮るには時期が早いであろう。しかし、洞爺湖では羊蹄山を背景に蝶の写真がとれるかもとの期待が膨らむ。ところが洞爺湖周辺は深い霧の中で晴れ上がる気配なし、で支笏湖へ進路を取る。美笛峠を越える頃には、予想通り快晴!ブルーの湖面、手前の白樺林、そして背景にはそびえ立つ残雪の恵庭岳とまるで絵葉書のようである。支笏湖畔には、まだ残雪が多く、気温も10度以下で肌寒い。しかし、南向きの斜面では雪も消え、福寿草が咲いている。この南斜面では蝶が出ているだろうとの期待にたがわず、エルタテハとクジャクチョウが日光浴をしていた。湖面を背景に撮影することは叶わなかったが、実に清清しい一日であった。今日も昨日同様、新機材一本で撮影したが、コンデジとは思えない画質のよさに驚く。オートフォーカスの精度には若干不満が残るが、今シーズンは出番が多くなりそうである。 (各画像はクリックすると拡大表示します)

クジャクチョウ  残雪がわずかに残る南向きの林内で日光浴する。↓
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クジャクチョウ  湖岸堤防に咲くフキノトウで吸蜜する。↓
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フクジュソウ  福寿草と書いたほうがしっくり来る。南向き斜面で咲き始めた。↓
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エゾシカの食害を受けた木々。実に多くの木々が樹皮をかじられており被害は深刻である。↓
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支笏湖は本日が湖水開き、残雪の恵庭岳を背景に遊覧船やボートが行き交う。↓
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by temenos | 2012-04-18 21:01 | 2012年 | Comments(4)

陽光うららか~越冬タテハ舞う~

4月14日 早朝から快晴!風弱く、天気予報によると気温は13度まで上昇するとのこと。今日は越冬タテハが出ているに違いないと藻岩山のオオムラサキポイントに向う。藻岩山の残雪も随分と少なくなってきた。陽だまりはぽかぽかと暖かく、サフランやクロッカスも花をつけ、一気に春めいてきた。オオムラサキポイントでは早速、ヒオドシチョウがパタパタと羽音を立てて飛び去る。雪代の流れる山鼻川にはトゲウオの稚魚が群れ、谷筋にはフキノトウが顔をだしている。湿った河川敷でエルタテハが日光浴と吸水を繰り返す。小さな親水公園の南斜面では数頭のクジャクチョウが追い駆けあっている。日光浴するオツネントンボも多い。帰り際にクジャクチョウの求愛行動を見る。冬が厳しく長かっただけに、この状況だけで嬉しさでいっぱいになる。「春だぁ~!」と叫びたい衝動に駆られる。新生蝶が羽ばたくまであと少し、このまま一気に春になって欲しいと願う。本日は新しく導入した機材(といってもコンデジ)のみで撮影した。まだ使い勝手がよく解らず、機種のクセもつかめない。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


エルタテハ  河川敷に舞い降りて吸水と日光浴。↓
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エルタテハ  この直後、ヒヨドリに襲われるも間一髪のところで逃れた。↓
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クジャクチョウ  親水公園の壁にとまり日光浴。↓
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クジャクチョウ  求愛行動を見る。残念ながら交尾にはいたらず。↓
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キクザキイチゲ?  林床にひっそりと咲くスプリングエフェメラル。↓
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フキノトウ  谷筋で顔をだしていた。↓
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藻岩山の谷筋  オオムラサキや多くのゼフを育み、クマゲラも生息する。↓
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by temenos | 2012-04-14 21:51 | 2012年 | Comments(0)

2012年始動~故郷の里山ふたたび~

4月7日 今年のフィールド活動は、昨年同様の兵庫・東播磨の里山から始める。天気図は弱い冬型の気圧配置、午前中は雲が多いものの昼からは晴れるとの予報を信じて東播磨に向う。9時に現地着、風が冷たく気温も低い上に、雲が多く日差しが少ない。車中で1時間待機、青空の広がりにあわせて小山のピークに向う。ヒサカキの芳香が強い。幼少の頃から、この花の香りが漂うと春になったと感じていただけに心が躍る。ピークも空気は冷たく、コバノミツバツツジもほとんど蕾であり季節の進展が相当遅れているようだ。しかし晴れ間が続くと蝶が飛び始める。ルリシジミ、ミヤマセセリ、ナミアゲハと新生蝶が続く。普通種であってもシーズン最初に新生蝶に会うのは嬉しいものである。ルリシジミとナミアゲハはピークでテリ張りと追尾飛行を繰り返す。ミヤマセセリは地面すれすれを跳ねるように飛び回る。まさに春の風景であるが、いずれも数は少なく、ヒオドシチョウなどの越冬タテハは姿を見せない。そしてお目当てのギフチョウも姿を見せない。昼前に下山し、昨年ギフチョウを撮影した発生地に向う。途中ようやくテングチョウが現れる。この頃から天気予報とはうらはらに厚い雲がベッタリと広がりだす。あろうことか発生地に到着する頃にはすっかり曇ってしまった。発生地の林床では新芽の季節を迎えたヒメカンアオイがビッシリと生えている。くまなく歩き回るが、クヌギにとまる羽化直後と思われるイボタガを見つけただけ。この後、但馬の蝶・播磨の蝶のTさんと合流してもう一箇所廻るが、状況は全く同じでギフチョウは未発生のようである。そういえば桜も咲いていない。結局1年ぶりのギフチョウとの再会は叶わなかったが、子供の頃から慣れ親しんだ東播磨の里山を満喫できた一日であった。最終便で札幌に帰ると雪!これには気がめいる。いつになったら春がくるのだろうか?  (各画像はクリックすると拡大表示します)


ルリシジミ  ピークでテリ張りと追尾飛行を繰り返す。美しい瑠璃色を見せてくれる。↓
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ミヤマセセリ  まだ数は少ない。晴れ間が続くと飛び回るが、太陽が隠れるととたんに姿を消す。↓
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ナミアゲハ  ピークで日光浴する。↓
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テングチョウ  1頭だけ見かけた。枯れ葉の多い林道で開翅すると見つけにくい。↓
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コバノミツバツツジ  咲いていたのはこの木だけ。例年なら多くの木で花をつけているのだが・・。↓
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ヒメカンアオイ  お馴染み、当地方でのギフチョウの食草である。ヒメカンアオイも新芽の季節。↓
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イボタガ  芽吹きが始まったイボタの小木横のクヌギにとまっていた。なんとも複雑怪奇な紋様である。↓
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by temenos | 2012-04-08 00:35 | 2012年 | Comments(8)