ぶらり探蝶記

カテゴリ:2013年( 41 )

信州再訪~上高地から霧が峰~

7月20日~21日 先週に引き続き、信州の高標高地を訪れる。一人で霧が峰から八ヶ岳山麓を探蝶する予定であったが、家族が先週悪天候で断念した上高地へ行きたいというので、急遽予定変更し上高地へ向かう。アカンダナの駐車場付近で卍を繰り返すゼフを見る。アイノかジョウザンであろう。上高地の天候はまずまず、相変わらず人は多いが、何時訪れてもここの素晴らしさは変わらない。小梨平で新鮮なウラゴマダラシジミを撮影、明神に向かう林道にはコヒョウモン、ヒカゲチョウ、クロヒカゲ、ヤマキマダラヒカゲ、ヒメキマダラヒカゲが多い。フタスジチョウはスレ1頭を見たのみ。オオイチモンジのポイントでは、まだ越冬明けのキベリタテハがボロボロの状態で残っていた。オオイチモンジは、気持ちよさそうに滑空するのを見たのみで、吸水には降りてこなかった。家族帯同なので、この日の探蝶はここまで。宿泊先である白樺湖に向かう。21日は朝から高原内の湿原を探索する。ウラギンヒョウモン、コキマダラセセリ、ヒメシジミが多い。ウラジャノメもチラホラ飛んでいる。探すこと1時間、ようやく目的のコヒョウモンモドキを見つける。多産地であるはずのここで見つけたのはこの1頭のみ。かつては踏みつける程たくさんいたという。近年著しく減少している本種の将来が危ぶまれる。夏の草原を群れ飛ぶ小さくて可愛い蝶、いつまでも残って欲しいと願いながら当地を後にした。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


河童橋から見た岳沢  ここをつめて探蝶したかったが・・・。↓
f0211980_2321478.jpg


ウラゴマダラシジミ  まだまだ新鮮な♀、この時期にここで会うとは思わなかった。↓
f0211980_2321916.jpg


コヒョウモン  林道脇の日の差し込む箇所には多く飛んでいた。↓
f0211980_2323093.jpg


フタスジチョウ  こちらはかなりスレている。↓
f0211980_2323870.jpg


ヒメキマダラヒカゲ  地味だが、新鮮な本種は美しい。↓
f0211980_232461.jpg


キベリタテハ  ボロボロの個体、よくこの時期まで生き残っていた。↓
f0211980_2325673.jpg


サカハチチョウ  春型がまだ残っていた。↓
f0211980_233465.jpg


ウラギンヒョウモンとコキマダラセセリ  夏の信州の高原を代表する2種が仲良く吸蜜する。↓
f0211980_2331771.jpg


コヒョウモンモドキ  この1頭だけが狭い範囲を飛び回っていた。↓
f0211980_2332563.jpg


コヒョウモンモドキ  全開翅する。↓
f0211980_2333237.jpg


コヒョウモンモドキ  地面近くで開翅したのを広角で。↓
f0211980_2333915.jpg

[PR]
by temenos | 2013-07-21 23:16 | 2013年 | Comments(2)

鈴鹿から伊吹へ~照葉樹林と草原の蝶~

7月15日 早朝の雨が止み、明るくなってきたので大慌てで鈴鹿へ向かう。今日の本当の目的は伊吹のミヤマカラスシジミなのだが、それまでちょっと寄り道。キリシマミドリのポイントは、今にも降り出しそうな曇り空で気温は22度。発生していれば叩けば落ちて来るのでは?との期待から丁寧にアカガシを叩いて廻る。そして目的の蝶は少ないながら出てくるも期待に反して舞い上がるばかり。ようやく♀が撮影できる範囲に止まる。一番のポイントでは♂1頭が軽やかに樹冠を渡って行くのを見る。帰り際に叩いたアカガシから♂が飛び出し、少し低いところに止まった。極めて新鮮、後翅をスリスリし出し、開翅への期待が膨らむ。後翅からキラリと金緑色の煌きが覗くが、いくら待っても開翅はしてくれなかった。雨が降り出した時にタイムアップ、待ち合わせの伊吹へ向かう。こちらの草原では無数のオオウラギンスジヒョウモンが舞っていた。こんなに沢山のオオウラギンスジヒョウモンを見たのは初めてで驚かされた。草原の林縁ではオオムラサキが颯爽と滑空している。目的のミヤマカラスシジミは午後2時くらいになってようやく現れた。狙いをつけていた樹木の白い花で吸蜜する。吸密する花は見上げる高さで、背景は白っぽい曇り空、被写体は暗色で露出を含め撮影には難渋した。しかし、なんとか当地特有の「ムモン」ミヤマカラスジシジミを撮影することが出来たので、心を残さずに所用に向けて当地を撤収した。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


キリシマミドリシジミ  最初に飛び出した♀。ヨタヨタと杉の木に止まった。↓
f0211980_22364880.jpg


キリシマミドリシジミ  アカガシに静止する♂。極めて新鮮。↓
f0211980_22365937.jpg


キリシマミドリシジミ  他のゼフにはない白さと紋様、贔屓目もあるが断然かっこいい。↓
f0211980_223774.jpg


キリシマミドリシジミ  屈指の美麗種であることを証明するかのように後翅から金緑色の煌きを見せる。全開翅を撮りたい欲望が沸き起こる。↓
f0211980_22371334.jpg


オオウラギンスジヒョウモン  草原を飛んでいるヒョウモンのほとんどが本種。新鮮な♂。↓
f0211980_22373658.jpg


オオウラギンスジヒョウモン  やはりヒョウモンは♀が雄大でかっこいい。交尾している2ペアを見かける。↓
f0211980_22374235.jpg


オオムラサキ  梢の先端でテリを張り、領空侵犯する全てのモノに毅然とスクランブルをかける。↓
f0211980_22374960.jpg


ミヤマカラスシジミ  いわゆるムモンミヤマカラスシジミ、白線はほとんど消失している。
f0211980_2238126.jpg


ミヤマカラスシジミ  吸蜜は午後からと言われていたが、午後2時過ぎに3頭続けて飛来した。↓
f0211980_22382033.jpg

[PR]
by temenos | 2013-07-16 22:51 | 2013年 | Comments(4)

信州の高原巡り~夏の草原の蝶たち~

7月13日~14日  家族旅行を兼ねて信州の高原を訪れる。初日は高ボッチ、二日目は上高地に行く予定を組む。宿泊は奥飛騨、朝から上高地に向かおうとしたが、強い雨が降り出したため上高地は諦めて霧が峰に向かう。しかし、こちらも天候が芳しくなく、きびすを返し開田高原に立ち寄る。高ボッチも開田高原も下界の酷暑がうそのように爽やかで心地良かった。高ボッチへ向かう道路脇の谷すじでメスアカミドリの卍飛翔を見る。オオムラサキも颯爽と滑空していた。高ボッチではウラギンヒョウモンやヒョウモンチョウが多い。ヒメヒカゲもあちこちから飛び出すが、会いたかったコヒョウモンモドキは全くいない。シカがクガイソウを食い尽くしたのが原因なのか絶滅した模様である。二日目の開田高原では大きな成果は無かったが、向かう途中でキマルリの新しい生息地を発見した。*高ボッチのヒメヒカゲは採集禁止です。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


メスアカミドリシジミ  車道脇の谷すじで卍バトルを繰り返す。↓
f0211980_22234823.jpg


ヒメヒカゲ  草原の低い草の中を跳ねるように飛ぶ。これを初めて見た家族からは、「黄金のジャノメチョウ」がいる!との声があがった。↓
f0211980_2224280.jpg


ヒメヒカゲ  開翅する♂、すでにスレている。↓
f0211980_2224819.jpg


コキマダラセセリ  この時期に高原に来るとたくさん飛び交っている。ハクサンフウロ?で吸蜜する。↓
f0211980_22242116.jpg


ヒョウモンチョウ  ウラギンヒョウモンに混じって少し小型の本種も数多く飛んでいる。↓
f0211980_2224331.jpg


ヒメシジミ  まだ新鮮な♂。白い縁毛も美しい。↓
f0211980_222442100.jpg


スジボソヤマキチョウ  外縁の縁取りが無いせいか、黄色い紙を切り抜いただけのようなペラペラさを感じる。飛翔している姿は綺麗である。↓
f0211980_22245199.jpg


スジボシヤマキチョウ  逆光で。シロチョウ系の蝶は逆光で撮ると美しい。↓
f0211980_22245795.jpg


ヒメキマダラセセリ  アザミの周辺をすばやく飛び回る。↓
f0211980_2225660.jpg

[PR]
by temenos | 2013-07-15 22:40 | 2013年 | Comments(0)

再び木曽谷へ~尾突四白への憧れ~

7月8日 6日の木曽谷でのチャレンジでは、豪雨に意気消沈し早めに切り上げたのが裏目に出た。この日は夕刻を待たずに、キマルリが雨の隙間をついて飛び出したと後で知る。なんであと2時間待てなかったのかと悔やんでも後の祭りとはこのこと。「諦めたらそこで試合終了だよ、三井くん」との安西先生の言葉が頭をよぎる。しかし、それならもう一回行けばいいんじゃない?とのことで、立て込んだ仕事をなんとかやりくりし、本日午後から現地へ向かう。名古屋は猛暑日、木曽谷も暑い。夕刻、4時半になってようやくキマルリがテリ張りを始めた。小さなキマルリが元気いっぱいに下草を飛び回る。ここでは、地面のアリの巣から羽化個体がでてくるとの事。そのせいなのか、全ての個体が草原でテリを張る。合計10頭以上出ていたようだが、8頭は採集者のネットへ。ひととおり採りつくされたせいか、5時半を過ぎると全く飛ばなくなった。見かけたキマルリは新鮮な個体とかなりのスレ個体が半々程度であった。しかし、平日に来てもこの状態なのか、少々空しい気持ちで現地を後にした。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


キマダラルリツバメ  どこからともなく突然飛来し、シダに静止する。↓
f0211980_230276.jpg


キマダラルリツバメ  静かにV字開翅する。裏面はそうでもないが、翅表はかなりスレている。↓
f0211980_2303680.jpg


キマダラルリツバメ  斜面のイタドリでテリを張る。この日一番の個体。↓
f0211980_2304751.jpg


キマダラルリツバメ  上記個体がV字開翅する。暑さと強烈な日差しのせいなのか全開しない。↓
f0211980_231014.jpg


キマダラルリツバメ  角度を変えて青空を背景に。背景がスッキリ抜けると撮影してても気持ちいい。しかし、この個体は直後にネットへ。↓
f0211980_2311136.jpg


キマダラルリツバメ  ハギに止まり全開翅する。残念ながらかなりのスレ個体。これも直後にネットへ。↓
f0211980_2312622.jpg


キマダラルリツバメ  ススキの葉上で。逆光気味だったが、いい雰囲気に撮れた。↓
f0211980_2313319.jpg


タマゴダケ?  カシワ・ミズナラの林内で。タマゴダケって赤かったように記憶しているが・・・。鮮やかな黄色にドキッとする。↓
f0211980_23140100.jpg

[PR]
by temenos | 2013-07-08 23:17 | 2013年 | Comments(4)

木曽谷探索~柏疎林の蝶~

7月6日 長野南部の天気予報は曇り時々雨であったが、運を天に任せて長野南部に向かう。先週の日曜も長野南部から三河北部と探索したが、曇り時々雨の天候でおまけに高標高地では気温20度以下、当然さしたる成果なし。ということでリベンジなのだが、今日は目的の蝶が違う。現地に向かうにつれ雲は厚くなる。しかし現地着時点では薄曇で時々太陽が顔をだす。目的の蝶には時間が早すぎるので、カシワ喰いのゼフにでも遊んでもらおうと思ったが、こちらは時間が遅すぎるし気温も高い。足元がずぶ濡れになるのも気にせず、カシワを叩いても予想どおり樹冠に舞い上がるばかり。ようやくフラフラと1頭降りてきたと思ったらミズイロオナガでがっかりする。しつこく叩いていると赤と黒がフラッシュバックするのが下草に降りる。ウラミスジシジミ、今期初見である。翅をスリスリし始めたので開翅を期待したが、いきなりビュンと飛んでおしまい。草原にはコキマダラセセリが多い。ニイニイゼミも合唱しており、夏の訪れを実感できる。昼食でもとって午後のテリ張りに備えようとしたところ、突然の豪雨。これは1時間ほどで止んだが、雲行きは怪しく目的の蝶は姿を見ることも無く、失意のうちに撤収する。名古屋に近づくにつれ天候は回復。くやしいので東美濃の雑木林の樹液酒場によってみるも、カナブンとコクワガタばかりで蝶は全く来ていない。うまくいかない時ってこんなもんだろう、また来週である。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ミズイロオナガシジミ  標高800m、少しスレているが、まだマシな個体、でもミズイロか・・と思ってしまう。↓
f0211980_22141679.jpg


ハヤシミドリシジミ  カシワの葉上に止まる♂。時折マリンブルーを煌かせて飛び出すが下には降りてこない。↓
f0211980_22143485.jpg


ハヤシミドリシジミ  こちらもカシワの葉陰に静止する♀。↓
f0211980_22144182.jpg


ウラミスジシジミ  下に降りた?むりやり降ろした?開翅を期待したが、すぐに舞い上がってしまった。↓
f0211980_22144775.jpg


オオチャバネセセリ  オカトラノオで吸蜜後、シダで休息する。↓
f0211980_22145853.jpg


コキマダラセセリ  オカトラノオで吸蜜。この花が咲き、この花で吸蜜する蝶を見ると夏の到来を感じる。↓
f0211980_2215994.jpg


コキマダラセセリ  雨に濡れた愛車のフェンダーで吸水する。何が気に入ったのか、追い払ってもすぐに戻ってきた。↓
f0211980_22151920.jpg


ウラナミシジミ  6月30日に長野南部の標高1100mのスキー場にて撮影。この個体以外にも2頭見かけた。この時期に、こんな箇所で初見するとは考えもしなかった。↓
f0211980_22182479.jpg


スジグロシロチョウ  6月30日 温泉地脇の林縁で交尾する。この日はこんな写真ばかり、貧果の現れである。↓
f0211980_22183122.jpg

[PR]
by temenos | 2013-07-06 22:37 | 2013年 | Comments(4)

奥琵琶湖でのひと時~ウラジロミドリシジミ~

6月29日  奥琵琶湖を外来魚駆除のために訪れた。炎天下、貴重な時間を蝶ではなく魚に費やす。おびただしいブルーギルやブラックバス、こんなのいくら採ってもキリがないと思いつつ、順調に釣り上げる。せっかくここまで来たのだからといって、少しの時間探蝶する。ナラガシワの林に向かい、木をつついてみても見慣れた赤いのや水色のヤツばかり。ようやくお目当ての蝶が飛び出すが、見かけたのはこの♀1頭のみ。時期的にも時間的にも遅すぎるのは承知していたが、少々がっかりであった。夕刻、湖畔のハンノキ林でミドリシジミのテリ張りを見て撤収する。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


アカジジミ  ナラガシワの林を叩いてみたら、ボロボロのこんなのや・・・、↓
f0211980_843138.jpg


ミズイロオナガシジミ  スレたこんなのばかり・・・。↓
f0211980_8432156.jpg


メスグロヒョウモン  夏眠に入ろうとしているのか、これも林内でチラホラ。↓
f0211980_84328100.jpg


ウラジロミドリシジミ  ようやく♀が梢の奥にいるのを発見。少しつついてみたら・・・。↓
f0211980_8451778.jpg


ウラジロミドリシジミ  飛び出して下草で開翅。この時期、鮮度は仕方無いところ。↓
f0211980_8452359.jpg


ミドリシジミ  夕刻、湖畔のハンノキ林でテリを張る。やはりスレ個体がほとんど。↓
f0211980_8452939.jpg


ミドリシジミ  上記と同一個体。赤いダニに寄生されている。↓
f0211980_8453786.jpg

[PR]
by temenos | 2013-06-30 08:55 | 2013年 | Comments(2)

北陸の山頂にて~ゼフと遊ぶ~

6月23日 北陸のとある山頂に仲間達とやってきた。朝7時半、朝日まぶしいブナ林を見て歩く。友人の一人が下草で開翅するフジミドリ♀を発見。皆で慎重に撮影する。この後、ブナを叩いてみても肝心の♂は樹上に舞い上がるばかり。ウラクロは新鮮、しかしこの時間だと開翅しない。尾根筋で活動を始めたフジミドリが止まるのを待つ。やっと近くに止まって開翅したのだが、運悪く少し離れたところにいて、撮影に間に合わないという痛恨の失態をやらかす。このポイントでアイノがテリ張りを開始し、皆そちらに夢中になる。大声で角度が悪いだのなんだかんだで賑やかしくも楽しい時間を過ごす。やはりゼフ探索は大勢のほうが楽しいし、目も多くなることで開翅のチャンスを逃す悲劇も少なくなっていい。この後、別のポイントでエゾミドリやウラキンのテリ張りを撮影した後、帰路についた。我々のグループの他に大勢の撮影者との出会いもあり、有意義な一日であった。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


フジミドリシジミ  下草で全開翅する♀。↓
f0211980_2201250.jpg


フジミドリシジミ  少し飛んで、朝日をいっぱいに浴びてV字開翅する。↓
f0211980_2202026.jpg


ウラクロシジミ  静かに止まっている♂。活動時間ではないので、いろいろやってみたが全く開翅せず。↓
f0211980_2203026.jpg


アカシジミ  少しスレているが、まだまだ元気。↓
f0211980_220411.jpg


アイノミドリシジミ  尾根筋の谷間にぽっかり開いた空間でテリ張りする。↓
f0211980_2204959.jpg


アイノミドリシジミ  日光の関係なのか、広い空間に向かうためなのか中々いいポジションに止まらない。↓
f0211980_220562.jpg


アイノミドリシジミ  金緑色の煌きはメスアカと並んでとても強烈。↓
f0211980_221270.jpg


エゾミドリシジミ  V字開翅する直前。↓
f0211980_2212251.jpg


エゾミドリシジミ  今度は中々いい高さに止まらない。少しスレたこの個体が新鮮な個体を追い払う。↓
f0211980_2212841.jpg


エゾミドリシジミ  新鮮な個体が見下ろすポジションに止まったが、少し遠かったのが残念。↓
f0211980_2213418.jpg


ウラキンシジミ  曇り空になり、テリ張りを始めた。これは林道で出会った♀。↓
f0211980_2214653.jpg


ゴイシシジミ  フジミドリ探索中に現れた。ゼフではないけれど、ハエとのポジションが面白かったので・・・。↓
f0211980_2255916.jpg

[PR]
by temenos | 2013-06-24 22:17 | 2013年 | Comments(6)

赤銅色のゼフ~三河のクロミドリシジミ~

6月9日 早朝から三河のクヌギ林へ向かう。朝6時前、すでに案内をお願いしていたTさんが来ておられ、♀が下草にいることを教えていただく。♂を叩きだすため9mの鮎竿を持ち出し、やっと届く高枝を叩くとパラパラと♂が飛び出す。地面や下草に降りた♂の開翅を静かに待つ。最初に開いたのは、地面に降りた個体。新鮮だが、なんだか絵にならない。表翅は赤銅色というが、日に当たらないせいなのか、どうしてもこげ茶色にしか見えない。それでもよく見ると黒の縁取りがあるのが判る。まだ夜が明けきらぬうちに活動する本種にとって、表翅は緑である必要がないのは理解できるが、なんで黒の縁取りがあるのか?こんなどうでもいいことを考えているうちに、♀と下草の個体も翅を開いた。思う存分撮影し、採集者がやってきたので当地を後にした。この後、近隣のクヌギ林でクロミドリを確認したが、木が高すぎて叩き出しも困難な所であった。こまめに探していけば多くの発生地がありそうである。さらにウラクロシジミを探して瀬戸市に転戦したが、マンサクの立ち枯れ被害も大きいようである。したがってウラクロシジミを見つけることはできずに撤収する。当地をご案内いただきましたTさん、あらためて感謝申し上げます。
(各画像はクリックすると拡大表示します)


クロミドリシジミ  下草に降りた♂、大きな複眼で暗いうちから活動する。↓
f0211980_15524990.jpg


クロミドリシジミ  薄日が差し込み始め、翅を開きだした。↓
f0211980_15525927.jpg


クロミドリシジミ  地面に降りた個体が最初に開翅した。こげ茶色の翅表に黒の縁取りが見える。↓
f0211980_15531160.jpg


クロミドリシジミ  下草に降りた個体も徐々に全開。まだまだ新鮮な個体である。↓
f0211980_15532434.jpg


クロミドリシジミ  下草に降りた♀。↓
f0211980_1553337.jpg


クロミドリシジミ  ♀の開翅。♀の表は他のfavoniusと大差ない。↓
f0211980_15534115.jpg


ミズイロオナガシジミ  ちらちら飛んでいた♂が、シダの上で開翅。こちらはグレー一色。↓
f0211980_15535043.jpg


ウラナミアカシジミ  クヌギやコナラを叩くと多くの本種が飛び出した。↓
f0211980_1554043.jpg


アカシジミ  クリの花に多くの本種が吸蜜にきていたが、時期的にスレ個体ばかり(瀬戸市)。↓
f0211980_1554890.jpg


ウラギンシジミ  秋型に比べて丸っこい夏型登場(瀬戸市)。↓
f0211980_15541419.jpg


ヒオドシチョウ  新鮮な本種の鮮やかさは、緋縅の名に恥じない(瀬戸市)。↓
f0211980_15542239.jpg

[PR]
by temenos | 2013-06-09 16:04 | 2013年 | Comments(2)

蛍の舞う渓流で~オオミスジ~

6月8日 午前中は所用で動けず、さて午後は何処へ行こうか。時間は午後3時前、この時間から蝶はう~ん?ということで、北海道にいた3年間は見ることのできなかったゲンジボタルを見に行くことにして、美濃加茂に車を走らせる。夕刻、アカシジミなどのゼフが群れ飛ぶ光景を期待したのだがアカ系ゼフは全く見かけず。ウラクロシジミを2頭、ウラゴマダラシジミを1頭見かけたが、飛んでいくのをただ見上げるだけであった。仕方なく蛍の棲む渓流沿いを散策していると、ウツギの花に大き目のミスジがいるのが目に止まる。見るとオオミスジ、今年初見である。時間は5時半、活動休止前の食事なのか盛んに吸密している。6月初旬なのに少し破損していたが、渓流を背景に写し撮ることができた。夜の帳が降りてからは、ヨタカの鳴声をバックミュージックにゲンジボタルの幻想的な光のショーを静かに楽しんだ。  (各画像はクリックすると拡大表示します)


以下全てオオミスジ  ウツギで吸蜜、左右の前翅が少し破損しているが、それ以外はきれいな個体。↓
f0211980_237108.jpg


吸蜜を止め、休んでいる所を少し引いて撮ってみた。↓
f0211980_2372047.jpg


翅を閉じたところを広角で。↓
f0211980_237284.jpg


蛍の舞う渓流を背景に。山間の静かな風景が感じられる本日のお気に入り。↓
f0211980_2373715.jpg

[PR]
by temenos | 2013-06-08 23:18 | 2013年 | Comments(0)

東美濃の山里にて~アザミに集う初夏の蝶~

6月1日 早朝のミドリシジミの開翅ショーから帰宅し、すぐに恵那市に向かう。蝶ではなく、岩村の城下の町並みや明智鉄道、明智の町並みの散策が目的である(五平餅を食べたかったのも理由のひとつ)。小さいながら落ち着いた歴史を感じる町並みは安らぎを感じた。せっかくここまで来たのだからと、山あいを探蝶する。谷間の水田脇の斜面にアザミが咲き誇り、曇り空ながら蝶たちが舞う。実はクモガタヒョウモンがいればと思っていたのだが、いたのはウラギンヒョウモンであった。アカタテハ、キタテハとも2化の個体、キタキチョウも夏型が産卵していた。ヒメキマダラセセリ、イチモンジセセリ初見。梅雨入りし、蝶の種類も賑やかになってきた。これから2ヶ月、いちばん忙しいシーズンの訪れである。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


アカタテハ  アザミが咲き乱れる土手にはカラムシも多く、新鮮なアカタテハが舞う。奥に幼虫の巣が見える。↓
f0211980_20232877.jpg


ウラギンヒョウモン  アザミの咲く土手を舞っているヒョウモンは全て本種、出初めでどれも新鮮。↓
f0211980_20234297.jpg


ヒメキマダラセセリ  見かけたのは2頭のみ、こちらはややスレ個体。↓
f0211980_20234938.jpg


イチモンジセセリ  コチャバネ?と思い、近づくと本種。結構な数がいた。↓
f0211980_202425.jpg


キタテハ  アザミで吸蜜していたが、そのシーンは撮れなかった。夏型登場。↓
f0211980_20241253.jpg


コミスジ  もうスレ個体がほとんど。↓
f0211980_2024206.jpg


キタキチョウ  阿木川ダム湖の湖畔で、ヤハズソウに産卵する夏型。↓
f0211980_20243857.jpg


ミズイロオナガシジミ  6月2日名古屋市内の雑木林で。クヌギの葉上で夕刻の活動に備える。↓
f0211980_20245146.jpg


サトキマダラヒカゲ  6月2日名古屋市内の雑木林で。苔むしたクヌギの大木で休息する。↓
f0211980_2025352.jpg


モンシロチョウ  6月2日上2種と同じ場所で。交尾拒否された♂(手前)と♀(奥)が並んで吸蜜。↓
f0211980_20251048.jpg

[PR]
by temenos | 2013-06-02 20:38 | 2013年 | Comments(0)