ぶらり探蝶記

カテゴリ:2015年( 26 )

蝶のいる風景~秋~

いよいよ年の瀬。今年はもうフィールドに出る予定はなく、今回の秋編で締めくくりたい。思えば東京への単身赴任で思うようにフィールドに出ることができず、また8月には右手指を骨折してフィールド活動は休止、蝶の撮影としては不満足な年であった。右手中指は現在も自由に曲がらずリハビリも継続している。来年は沢山の蝶が舞うフィールドで思う存分広角撮影を楽しみたいと思うがどうなろうか。フィールドでお世話になった方々、ブログを訪問いただいた方々、一年間ありがとうございました。皆様にとって素晴らしい2016年でありますように。


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牧場の柵で開翅するエルタテハ、隣にはアキアカネが止まる。背景がダンプカーではなく、サラブレッドであったら北海道の雰囲気が出たであろうか。しかし、人工物が好きなエルタテハにはダンプカーが似合っているかも。
(2011年9月 北海道)


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石垣に生えたツメレンゲで発生を繰り返すクロツバメシジミ。限界集落と絶滅危惧種の本種。双方に寂しく悲しい結末が来ないことを願うばかりである。
(2012年9月 兵庫県)


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河川敷で発生しているシルビアシジミ。空港を離陸する旅客機を背景に。土手下に寝ころび、土手の上を狙って撮る。土手上の道路を通る人達にとっては不審者以外の何物でもない、通報されずによかった。
(2010年9月 兵庫県)


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中央アルプスの稜線に日が落ちかけた頃、活動停止前に綺麗なスカイブルーを披露するミヤマシジミ。近くにはクロツバメシジミも活動を停止しようとしていた。どことなくもの悲しさを感じる一枚となった。
(2013年9月 長野県)


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紅葉最盛期の北の国、すぐに厳しい季節がやってくる。それを知ってか知らずか、活発にモンキチョウが活動する。赤く色づいたドウダンツツジ、真っ青な晩秋の空、そして本種の黄色。普通種であるがお気に入りの一枚。この写真を撮影した2日後に当地は30㎝の積雪に覆われた。
(2010年10月 北海道)


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自宅そばの河川敷。鉄橋を渡る名鉄電車を背景に河原で開翅するヒメアカタテハ。惜しむらくは蝶がボロであることと背景の空が曇り空であること。
(2014年11月 愛知県)


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上記と同じく、鉄橋を渡る電車を背景に夕日を浴びて開翅するベニシジミ。止まっている枯草が少々うるさいが、晩秋の雰囲気を醸し出せたと思う。
(2014年11月 愛知県)


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恒例の晩秋の撮影対象といえばルーミスシジミ。条件によっては全く下に降りてきてくれない。
(2015年11月 千葉県)
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by temenos | 2015-12-26 00:02 | 2015年 | Comments(2)

蝶のいる風景~夏~

第2編は夏(7月~8月)に撮影していた広角写真である。



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木曽谷に夕日が差し込む時間、どこからともなく飛来したキマダラルリツバメがテリ張りを行う。若干広角写真とはいい難いが、青空が背景になり印象深い写真となった。
(2013年7月 長野県)


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盛夏、ノリウツギに吸蜜に来たオオウラギンスジヒョウモン。こちらも清々しい青空を背景に収めることができ、夏らしい写真となった。
(2010年7月 北海道)


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阿寒湖のほとり、ハマナスに吸蜜に来たコヒオドシ。ハマナスは海岸などの花というイメージがあり、高山蝶のコヒオドシとはアンマッチな感じがするが、北海道では普通の光景である。
(2010年7月 北海道)


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街中の遊歩道、北の国ではこんな場所でもフタスジチョウが普通に舞い、コミスジを見つけるほうが難しい。
(2010年7月 北海道)


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阿寒湖畔の静かな遊歩道、吸蜜に来たミドリヒョウモンの♀。本種だけではなく、短い夏を謳歌する沢山の昆虫たちが群れる。
(2010年7月 北海道)


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信州の高原、遠くには槍ヶ岳が見える。ソバの花で吸蜜するミドリヒョウモンの♂、気温は高いが、吹き抜ける風は爽やかで過行く夏を感じる。
(2014年8月 長野県)


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同じく信州の高原、背景には槍ヶ岳が見える綺麗な光景。食草のワレモコウに産卵に来たところ、カニグモに捕らえられ捕食されるゴマシジミ、これもまた自然の一コマ。
(2014年8月 長野県)


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白銀に覆われる季節には数々の名勝負で感動を与えてくれた舞台の大倉山シャンツェ。そのジャンプ台を見上げて何を思うのか。モンキチョウだけでなく、多くの蝶がこの舞台を舞う。
(2012年8月 北海道)


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上川地方の小高い丘にある牧場、花も終期を迎えたラベンダーで吸蜜するオオモンシロチョウ。家族連れがムシ採り網を持って通り過ぎる。朝晩にはめっきり秋を感じる北海道のお盆過ぎの一コマである。
(2010年8月 北海道)


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中央アルプスの最南端、高原へ続く登山道脇のヒヨドリバナで吸蜜するオオチャバネセセリ。天候がスッキリせず、背景が暗い感じの写真となってしまった。やはり青空は大切。
(2014年8月 長野県)
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by temenos | 2015-12-23 10:27 | 2015年 | Comments(0)

蝶のいる風景~春・初夏~

自然の中にいる自然の蝶、これが一番美しい。そう思って、これまで数多くの写真を撮影してきた。蝶そのものを美しく撮影するにはマクロや望遠が重宝する。しかし、何処で撮っても同じような写真になってしまうのが欠点であろうか。四季折々の情景や人の生活の中にいる蝶を臨場感を持って撮影していきたいと最近強く感じるようになってきた。そこで、これまで撮影してきた広角写真を季節毎に若干の思い出の解説も加えながら振り返ってみたい。


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5月、遅い春が北国にも訪れた。残雪の山を背景にフキノトウで吸蜜するヒメギフチョウ。
(2011年5月 北海道)


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北海道の春は一気に訪れ、林床はカタクリやエゾエンゴサクの絨毯でおおわれる。
青紫のエゾエンゴサクで吸蜜するヒメギフ、北海道らしい情景である。
(2011年5月 北海道)


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雪崩れるような若葉緑の中、優雅にウスバシロチョウが舞う。晩春の好きな一コマである。
そのような里山の梅林で求愛するウスバシロチョウを見つけた。求愛から交尾までは一瞬であった。
(2013年5月 岐阜県)


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奥山の渓谷、鮮やかなミヤマカラスアゲハが飛び交うなか、ひっそりと産卵行動をとっているトラフシジミを見つけた。
(2015年5月 岐阜県)


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放蝶由来の外来種であるホソオチョウ。ジャコウアゲハと本種は同じ場所で共存している。春、ウマノスズクサの新芽が沢山ある河川敷で山々を背景に休む♀。
(2013年4月 岐阜県)


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北海道の固有種ジョウザンシジミは、キリンソウの生える崖沿いをチラチラ飛ぶ。いったん日が陰ると直ぐに休止し、動かなくなる。生息地の雰囲気を上手く写し撮ることができた。
(2012年5月 北海道)


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太平洋に面した独立峰の稜線が生息地であるが、そこは絶景の地でもある。また、この山には固有種の高山植物も多い。その稜線で固有種のアポイアズマギクから吸蜜するヒメチャマダラセセリ。
(2012年5月 北海道)


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初夏の残照を浴びて休止するヒメヒカゲ。生息する湿地帯脇の雑木林ではアカシジミが飛び始める時間。夕方と生息地の雰囲気を感じてほしい。
(2012年6月 兵庫県)


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ゲンジボタルが飛び交う里山の清流脇のウツギで吸蜜するオオミスジ。
どうってことはない写真なのだが、結構お気に入りの一枚となっている。
(2013年6月 岐阜県)


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峡谷の狭い範囲の生息地。梅雨空の合間V字開翅するアサマシジミ。
たくさんの亜種があるが、これは西限のハクサンシジミ。
(2013年6月 石川県)


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水田や農家の家屋脇に稲架木(はざぎ)として植えられているデワノトネリコで発生している里の蝶。デワノトネリコの葉上から水田を見下ろすチョウセンアカシジミ。
(2015年6月 新潟県)


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梅雨空の背景、まだ朝露で濡れるナラガシワ林の下草に静止するヒロオビミドリシジミ。
日光がさすと、金緑色の素晴らしい翅表を披露してくれる。
(2012年6月 兵庫県)


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初夏とはいえ、まだまだ気温が低い北海道。大雪山麓の林道脇で多くの本種が素早く飛び交う。
北海道の初夏の清々しい空気の中で交尾するカラフトタカネキマダラセセリ。
(2011年6月 北海道)


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農家や畑脇のスモモで発生することが多い里山の蝶であるが、なかなか発見しずらい蝶でもある。早朝、スモモの木をゆすると、スモモの木からリンゴが落ちてくる。スモモの木の下のオオイタドリに止まるリンゴシジミ。
(2011年6月 北海道)
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by temenos | 2015-12-16 23:17 | 2015年 | Comments(0)

穏やかな師走の一日

12月9日 師走にしては穏やかでうららかなこの日。コンデジ1台だけを片手に、ムラサキツバメ越冬集団の観察に出かける。朝は冷え込んだので、出発はゆっくり目。11時に現地着、大きな越冬集団ではゾロゾロと動き出しており、すでにかなりの数が日光浴にお出かけになった模様。散策するとあちこちで開翅が見られた。クズの周りにはウラナミシジミが数頭飛び交っており、たまにムラサキシジミともつれあう。12時を過ぎると最大の越冬箇所であろうシュロの葉に多くのムラサキツバメが戻ってくる。いい場所を目指して集団に潜り込もうとする。無理に集団に頭を突っ込む厚かましい個体や控えめな個体、蝶の世界も個性にあふれている。人間社会と同じで大変なんだなぁとしみじみと思う。ただ人間社会と違って無用ないさかいは起こさないようだ。このシュロでは2か所で集団を形成しており、大きい集団は30頭を超えていた。帰る途中、白菜畑にモンシロチョウを見る。

ムラサキツバメ  越冬集団。既に気温が上がっていたため、ゴソゴソと動き集団がばらけている。↓
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ムラサキツバメ  こちらは小さな越冬集団、日光浴を始めている。↓
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ムラサキツバメ  開翅する♂。↓
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ムラサキツバメ シュロで開翅する♂。↓
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ムラサキツバメ  ♂の渋い紫を綺麗に写し撮るのは難しい。↓
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ムラサキツバメ シュロで開翅する♀。↓
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ムラサキツバメ  シュロで開翅する♀を広角で。↓
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ムラサキツバメ  こちらもシュロで開翅する♀。写真は全て別個体。↓
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ムラサキツバメ  越冬場所に戻る前に日光を浴びる♀と♂。↓
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ムラサキツバメ  最大の集団、30頭以上が集まっている。↓↓
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ムラサキシジミ  クズで開翅する♀。↓
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ウラナミシジミ  この時期にしては比較的綺麗な個体ばかりであった。開翅する♂。↓
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ウラナミシジミ  開翅する♀を広角で。↓
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by temenos | 2015-12-10 22:33 | 2015年 | Comments(0)

ルーミスブルー

11月28日  冬型の気圧配置、好天、気温やや低めとなれば絶好のルーミス日和。早朝から房総に走る。8時半現地着、風が弱いため放射冷却で気温が低く吐く息が白い。陽だまりで気温が上昇するのを待つ。突然2頭のキョンが斜面を駆け下りてきて驚かされる。9時半を過ぎて樹冠をルーミスが飛び始める。しかし、風がないため谷底に溜まった地表近くの冷気が流れず、ルーミスも樹冠を舞うばかり。しびれを切らしてもう一か所のポイントに向かうも、状況は全く同じ。最初のポイントに取って返す。林道の奥に日光が当たり始め、気温も上がった11時半からようやくルーミスが舞い降りてきた。崖を登ったり、倒木を乗り越えたりバタバタしながら撮影する。見かけたルーミスは5頭ほどであろうか。1年ぶりのルーミスを堪能し、13時に撮影を終了し帰路に就く。

以下ルーミスシジミ  倒木上に止まる。↓
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アラカシの幹で開翅する。↓
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アラカシの葉上に止まる。日光がよく当たっているが休止モード。↓
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アラカシの倒木に止まる。↓
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全開翅する個体を正面から。↓
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全開翅する個体を横から。崖の中腹で真横に止まったため身動きが取れなかった。↓
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枯れたアラカシの葉上で全開翅する。↓
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少し飛んで常緑の葉で全開翅する。↓
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広葉樹の葉で開翅する個体。綺麗な個体であったが、近くには来てくれなかった。↓
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上記と同一個体。↓
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枯れたアラカシの葉上で開翅する個体を広角で。残念ながら青空を写し込めなかった。↓
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ルーミスブルーのような青空とルーミスの生息する森を背景に真っ赤に色づいたガマズミの実。↓
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by temenos | 2015-11-28 18:22 | 2015年 | Comments(6)

晩秋のベニシジミ

11月21日 天気予報では晴れるのは今日だけ、紅葉目当てに東美濃の山あいを探索する。恵那峡では、奇岩怪石を背景に軽やかに滑空するヒオドシチョウを見る。テングチョウやキタキチョウを各地で見る。流石に数的には寂しくなってきた。阿木川ダムの湖畔ではキタキチョウとイチモンジセセリを見る。湖畔のススキに止まるベニシジミは格好の被写体だが、蝶撮影用の機材を持ってきておらず、スナップ用のコンデジで何とか撮影するも、やはり出来はイマイチか。少し標高を上げると紅葉も終盤、蝶のシーズンもラストステージである。

ベニシジミ  日が傾きかけた湖畔のススキに止まる。↓
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ベニシジミ  ススキで日光浴を始める。↓
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ベニシジミ  同上。↓
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by temenos | 2015-11-24 20:00 | 2015年 | Comments(2)

秋更くる

11月1日  気持ちいい秋空が広がった11月初日。自宅近くの河川敷を散策する。コセンダングサも花期は終わりに近く、いわゆるヒッツキムシがいっぱい。河川敷では普通種たちが、更け行く秋を彩る。キタキチョウ・ヤマトシジミ・ヒメアカタテハが主役、たくさん飛び交っている。これにキタテハ・ツマグロヒョウモン・ベニシジミ・モンシロチョウ・モンキチョウ・チャバネセセリが加わる。ウラナミシジミは少数のスレ個体を見るのみ。ヤマトシジミの低温期型♀を探すも見つからず。イチモンジセセリは1頭も見かけず。色づき始めたエノキの葉にゴマダラチョウの幼虫を見る。

キタテハ
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キタテハ
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ヒメアカタテハ
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ヒメアカタテハ
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ウラナミシジミ
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ベニシジミ
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ベニシジミ
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ベニシジミ
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モンキチョウ
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モンシロチョウ
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モンシロチョウ
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ゴマダラチョウ
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by temenos | 2015-11-05 22:06 | 2015年 | Comments(0)

ムシャクロツバメシジミの現況

10月24日  ムシャクロツバメシジミの状況を確認するため、名古屋市の発生地に向かう。最寄りの駅前に駐車し、歩き出したとたんに駅前の路上を飛ぶムシャクロツバメシジミを確認する。かなり擦れた♀であった。発生地からは直線で100mに満たないため、ここで発見したことも特段不思議ではない。本日も発生地にはネットを持った方が5人以上、すれ違う方に話を聞くと1つ2つは採れるとのこと。コセンダングサで吸蜜する♂を撮影する。少し歩いて探索するとツルマンネングサで産卵行動をとる♀を発見し撮影する。2年前より広範囲に拡散しているようだが、連日の採集圧のためなのか個体数は少ない。しかし、これだけ採集されてもしぶとく発生を繰り返している。別の個所に放蝶された話を採集者のお一人から聞き暗澹たる気持ちになる。よほど大規模な駆除を行わない限り、根絶は困難な状況になっているように感じた。


ムシャクロツバメシジミ  護岸のコンクリートに静止する。↓
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ムシャクロツバメシジミ  コセンダングサで吸蜜する。↓
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ムシャクロツバメシジミ  V字開翅しながら吸蜜する。↓
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ムシャクロツバメシジミ  産卵後、ツルマンネングサで休止する。↓
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ムシャクロツバメシジミ  食草の群落に止まる。↓
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ムシャクロツバメシジミ  食草の周辺から離れない。↓
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ツマグロヒョウモン  セイタカアワダチソウで休止する♂。↓
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キタキチョウ  逆光で撮るとレモンイエローが更に際立つ。↓
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モンシロチョウ  しっとりとした雰囲気で撮ってみた。↓
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by temenos | 2015-10-26 00:32 | 2015年 | Comments(0)

秋色

10月11日12日  この三連休は、所用やレジャーのついでに少しだけ秋の蝶に触れてきた。11日、雨のち曇りのすっきりしない中、ツマグロキチョウの生息地近くに所用で出かけたので、時間の空いた30分程探索してみた。悪天候のため生息地には何も飛んでなかったが、クズやススキの草叢をゆするとワラワラと小さな黄色い蝶が飛び出す。全てツマグロキチョウ、こんな天候なのにどの個体もかなり敏感で、少し近づくとすぐに飛んでしまう。この造成地は、いよいよ戸建ての建築が始まり、ツマグロキチョウ達の運命は如何になろう。12日は知多半島先端部に出かける。海岸沿いの展望台に上がると、ウバメガシの上をヤクシマルリシジミが飛ぶも撮影は叶わず。ウラギンシジミは多いが、ウラナミシジミは少ない。アカタテハやルリタテハは展望台付近で日光浴。海を渡っていくモンキチョウとウラナミシジミを見る。骨折した右手中指は、まだカメラを持つと痛む。
ツマグロキチョウやウラギンシジミの秋型で、蝶の季節も終わりを感じる。


ツマグロキチョウ  クズに止まる赤っぽい個体。でもこれが標準タイプ。↓
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ツマグロキチョウ  これは少し白っぽい個体。↓
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ツマグロキチョウ  羽化直と思われる個体。↓
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ウラギンシジミ  前翅先端が鋭角になる秋型の♂。↓
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ウラナミシジミ  かなりのスレ個体、見かけた数は少なかった。↓
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ルリタテハ  三河湾を見下ろして日光浴する。↓
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by temenos | 2015-10-12 23:29 | 2015年 | Comments(0)

復帰

10月4日 8月お盆過まで私用で多忙を極め、フィールドに出れそうになったお盆過ぎに事故に会い右手中指を骨折。ギブスで固定され、カメラどころか箸も持てない有様。9月に予定していた鈴鹿のヒサマツミドリの生態調査もすべて棒に振る。ようやく9月26日にギブスが外れたが、1か月半の固定で骨折した中指のみならず薬指や小指も硬縮してしまい、指が曲がらない。痛みを伴うリハビリで少しは曲がるようになった今日、晴天に誘われて横浜の里山公園2か所を巡る。公園のキバナコスモスなどに多くの蝶が群れているのを期待したが、思いのほか蝶は少ない。林内ではまだアブラゼミが鳴いている。カメラを持つと指が痛むが、リハビリも兼ねて撮影を始める。右手に力が入らないため手ぶれを連発させる。撮り始めると痛みは和らぐが、今度はカメラから手を放す時に痛みが走る。それでも久方ぶりのフィールドは心地よい。メスグロヒョウモンの産卵行動を見る。アカボシゴマダラは1頭見かけたのみ。黒系アゲハはナガサキ以外は見かけず。公園内に生えたジュズダマ近辺にクロコノマチョウを数頭見かける。どれも新鮮、羽化間もないと思われる。黒っぽい個体と茶色っぽい個体がいたが、圧倒的に黒っぽい個体が多かった。これから残り少ないシーズンは、リハビリの一環として極力フィールドに出よう。


テングチョウ  ミゾソバで吸蜜する。↓
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イチモンジセセリ  最も多く見かけたのは、やっぱり本種であった。↓
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チャバネセセリ  イチモンジに比較して本種は少ない。↓
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ナミアゲハ  キバナコスモスの上を飛ぶ。↓
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ツマグロヒョウモン  アザミの一種で吸蜜する♀。↓
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メスグロヒョウモン  高木に産卵する。地上4M程、こんなに高所に産卵するのを初めて見た。↓
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メスグロヒョウモン  林内のアザミの一種でイチモンジセセリと吸蜜する。↓
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メスグロヒョウモン  合計4頭の♀を見かけたが、どれも破損が激しい。↓
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メスグロヒョウモン  これもアザミで吸蜜する♀。♂は1頭見かけたのみ。↓
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ヒメジャノメ  まだ生き残っていた。林縁で開翅する。↓
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クロコノマチョウ  羽化直後と思われる黒い個体。↓
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クロコノマチョウ  ジュズダマの群落から飛び出して、里芋の葉に止まる茶色い個体。↓
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by temenos | 2015-10-04 20:32 | 2015年 | Comments(2)