ぶらり探蝶記

カテゴリ:2017年( 4 )

初夏の知多半島

5月21日 初夏にしては厳しい暑さ、早朝から知多半島をぐるりと廻り、この時期の風物詩ともいえる蝶たちを探した。まずはクロコムラサキ。出始めなのかコムラサキそのものの数が少ない。この日、確認した黒色型は♂2頭、♀1頭。いつもながらクロコムラサキの♂は近くに来てくれず、近くに来た♀も密集した葉の中で開翅したため、脚立に乗っても角度を変えても全て葉かぶり。オオムラサキと間違うような巨大なゴマダラチョウを見る。暑さに耐えきれず、ミカドアゲハに拝謁を賜りに向かう。相変わらず採集者が多く、トベラの花の前では撮影できない。こっそり秘密の場所に向かう。今年はミカンの花が少なく、地面のシロツメクサで吸蜜する個体をじっくり撮影する。その後一気に南下し、イボタの木の周りを探してみる。出始めなのか、きわめて新鮮なウラゴマダラシジミに出会う。残念ながら開翅してくれず、茂みの奥に飛び去る。そろそろアカシジミなども飛び始める頃、心躍る季節の到来を感じる。

コムラサキ
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コムラサキ
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コムラサキ
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コムラサキ(黒色型)
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コムラサキ(黒色型)
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コムラサキ(黒色型)
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ミカドアゲハ
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ミカドアゲハ
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ミカドアゲハ
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ミカドアゲハ
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ミカドアゲハ
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ウラゴマダラシジミ
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サトキマダラヒカゲ
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by temenos | 2017-05-24 21:51 | 2017年 | Comments(2)

晩春の光景

5月GW 今年も遠出を避け、三河山間部及び木曽川河川敷など近場で晩春の蝶と戯れた。ウスバシロチョウは出始めか、まだ数は多くない。黒系アゲハも見かける数が少ない。初夏を思わせるような陽気の中、コチャバネセセリやコジャノメ、コミスジなど晩春を感じさせてくれる蝶たちが舞う。ワクワクする感じは全くないが、のんびりゆっくり撮影を楽しむ。

ウスバシロチョウ
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ウスバシロチョウ
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ウスバシロチョウ
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ウスバシロチョウ
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ウスバシロチョウ
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ウスバシロチョウ
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ウスバシロチョウ
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ツバメシジミ
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ヒメウラナミジャノメ
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アオスジアゲハ
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アオスジアゲハ
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コミスジ
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コジャノメ
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コチャバネセセリ
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by temenos | 2017-05-09 22:50 | 2017年 | Comments(0)

並の日

4月23日 朝から広島駅北側の二葉山に登る。山と言っても標高139mの低山、楽勝と思いきや日頃の不摂生のためか結構きつい。シリブカガシの多い東照宮の参道を登っていく。お目当ては春型のサツマシジミ。ピークにある太平洋戦争時の高射機銃陣地跡で蝶を待つ。しかし、サツマシジミはおろか全く蝶が飛ばない。少し早かったか?東側にある仏舎利塔のピークに向かう。こちらではナミアゲハ2頭が咲き始めたツツジの周りを飛ぶ。求愛シーンを撮影する。これ以外に見た蝶は、テングチョウ、ルリタテハ、ムラサキシジミのみ。頂上から広島市街地から宮島など瀬戸内の海も臨めるこの地は、5月になるとミカドアゲハも舞うという。再挑戦である。


ナミアゲハ
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ナミアゲハ
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ナミアゲハ
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ナミアゲハ
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ハンミョウ
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広島市街地と瀬戸内海を望む
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高射機銃陣地跡の説明看板
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by temenos | 2017-04-23 17:43 | 2017年 | Comments(0)

喜びと不安

4月16日 広島に転勤、3月から多忙を極め、今日ようやくフィールドに出る。久しぶりの快晴の中、広島市近郊の山に登る。桜は散り始めといったところ。東播磨とよく似た植生の尾根筋に向かうが、見た蝶はルリタケハ、ルリシジミ、ヒオドシチョウのみで、お目当てのギフチョウは見ない。眼下には穏やかな瀬戸内の海と島々が広がり気持ちいい。少し場所を変える。まばらに光が差し込む林道でようやくギフチョウに出会う。地面に落ちた桜の花びら横に静止する。気温が高くなってくるとあちこちでギフチョウが舞う。展望台横の桜の上空を舞っていた2頭が絡みながら桜の枝に落ちてきた。既に交尾が成立している。背景ばっちりでここぞとばかり広角でバシバシ撮影する。ここで保全活動をされている広島大学のW氏に出会い、長々と話し込む。今日、掲載した写真は4個体。観察眼鋭い方はお気づきになったと思うが、前肢前縁部を見るとすべての個体で斑紋異常が出ている。黄帯がY字にならずにO字になっているのである。掲載した写真以外も全ての個体が同じであった。このことをW氏に伝えると、既にお気づきで今年になって急に多くなったとの事。ここ数年、この場所のギフチョウは復活をとげたのだが、今年の斑紋異常多発は単一個体群に由来するのではないか?このような斑紋異常が多発するのは絶滅の前兆とも考えられ、大きな不安を持っているとの事。遺伝子が多様でなければ、いわゆる「血」が濃くなりすぎて危険であるということだろう。都市部のすぐ近くでギフチョウが舞う素晴らしい環境なのだが、周辺部の開発が進み、隣の山塊の個体群との交流も難しい中、少し暗澹たる気持ちで下山する。

ギフチョウ
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ギフチョウ
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ギフチョウ
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ギフチョウ
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ギフチョウ
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ギフチョウ
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ルリタテハ
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オキナグサ
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海上自衛隊 護衛艦と潜水艦
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by temenos | 2017-04-16 18:45 | 2017年 | Comments(4)