ぶらり探蝶記

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彩りの季節~グランドフィナーレ~

10月23日24日 札幌の街は土日とも小春日和、気温も20度近く穏やかであった。藻岩山も色づきが鮮やかになってきた。恵庭方面に渓谷の紅葉と越冬タテハの撮影にいくつもりが諸事情でキャンセル。2日間で3時間ほど自宅近くの豊平川・山鼻川河川敷を散策する。街中に無数の雪虫が舞い、堤防斜面のナンテンハギとシロツメクサの群落には多くのモンキチョウが求愛・産卵に飛び交っている。蝶はこれにモンシロ・スジグロシロ・ベニシジミが少し混ざるくらい、北海道で初めてイチモンジセセリを見た。藻岩山のオオムラサキポイントで幼虫を観察する。10月末でもこれだけ飛んでいる蝶がいるとは予想していなかった。サケの遡上している豊平川沿いの木々も色鮮やかである。夕日がそうであるように、樹木も最後の彩りの輝きが美しい。言い古されてはいるが「また来年、それまで忘れないでくれよ」のささやきが聞こえてきそうだ。今週、札幌でも雪の予想である。4月の終わりに突然始まり、一気に駆け抜けた蝶の季節もいよいよ終焉である。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


モンキチョウ 赤・黄・青のコントラスト、色づいた河川敷の潅木で休む。↓
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スジグロシロチョウ 堤防沿いでナナカマドの紅葉を背景に吸蜜、白・黄・赤のコントラスト。↓
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アキアカネ 赤と朱色の競演、背景はサケも遡上している山鼻川。↓
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ヒメアカタテハ 石積みで日光浴、赤と赤の競演。↓
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オオムラサキ 色づき始めたエゾエノキの葉上で。地面に降りる日も間近である。↓
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by temenos | 2010-10-24 21:20 | 2010年 | Comments(8)

藻岩山~秋色~

10月17日 朝は天気がよく、思いつきで藻岩山登山を決行(といってもハイキング程度)。紅葉と札幌の街並みを背景にした越冬タテハ各種の撮影ができればいいなと思い、スキー場から山頂を目指す。藻岩スキー場は枯れススキの絨毯、風になびいてとても美しい。キリギリスとカンタンが弱弱しく鳴き、足元からはミヤマフキバッタが飛び出す。時折、クジャクチョウ・アカタテハが眼前を横切るが、全く止まらず飛び去るのみ。山頂につくころには天候が急変し、今にも降り出しそうな曇り空になり寒さも覚える。というわけで蝶は全く撮影できなかった。掲載の蝶は前日(16日)に石狩で撮影したもの、ますますネタに困るようになってきた。 (蝶の画像はクリックすると拡大表示します)


藻岩山スキー場ゲレンデ。春になるとここをヒメウスバシロチョウ・エゾヒメシロチョウが舞い、右側の林縁では夏に各種のゼフが煌く。↓
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風にたなびく枯れススキの草原。↓
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藻岩山山頂から札幌の中心部を見る。中央の緑地が中島公園。蝶が映っていれば文句なしなのだが・・・。↓
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モンキチョウ 産卵と吸蜜を繰り返す♀を逆光で。シロチョウ科の蝶は逆光で撮ると翅がすけて美しい。↓
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ヒメアカタテハ かなりの破損個体。これからの厳しい季節を無事にのりきることができるであろうか。↓
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by temenos | 2010-10-18 00:12 | 2010年 | Comments(2)

秋深まる~石狩平野の公園~

10月11日 前日の荒れた天気から一転、青空の広がった石狩平野。気温も20度近く、さわやかな秋晴れとなった。目的もなく、ぶらりと行ったことの無い公園を訪れてみた。見かけた蝶はモンシロ・スジグロシロチョウ・ベニシジミ・アカタテハ・ヒメアカタテハくらいであったが、ナナカマドの実は真っ赤に色づき、紅葉真っ盛りまでもう少し。おびただしい数のアカトンボが群れ飛ぶ。そういえばこんなに沢山のアカトンボを見たのは何年ぶりであろう。近年、減少が著しいアカトンボであるが、ここはまだまだ里山環境が良好に残っているということか。ベンチに腰掛けると頭に肩にとアカトンボが無造作に止まってくる。「小学校の運動会の時、校庭を尾つながりでいっぱい飛んでたなぁ」とか「たんぼの雀よけのテープに何十匹と並んでとまっていたなぁ」など思い出してちょっぴり郷愁を感じ、暖かい気持ちになれた午後のひと時であった。 (各画像はクリックすると拡大表示します)

ベニシジミ 公園の通路脇で日光浴する。早春から晩秋までつきあいのいい蝶である。↓
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スジグロシロチョウ  街路樹の下草で交尾するペア。彼らの子供たちは冬がくるまでに蛹になれるのだろうか?↓
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ナツアカネ? 胸部まで色づき、青空に映える。↓
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アキアカネ 秋の陽だまりに遊ぶ子供たちを公園脇から静かに見守る。↓
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ナナカマド 実は真っ赤に色づいた、紅葉まであと少し。↓
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by temenos | 2010-10-13 00:25 | 2010年 | Comments(2)