ぶらり探蝶記

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小さな赤毛のロシアっ子~カラフトセセリ~

7月31日 但馬の蝶・播磨の蝶のTさんと前日から合流し、カラフトセセリの撮影に出かけた。前日は旭川に宿泊し、早朝から生息地を目指す。午前7時過ぎに現地到着、天候は曇り気温14度!山上はガスがかかり辺りは薄暗く、蝶が飛び交う状況ではない。ひざ下までびしょ濡れになりながら探索する。1箇所目、発見できず。2箇所目は刈り込まれた牧草地を探す。ようやくここで牧草地脇で静止する個体を発見、想像以上に小さい。低温のため、全く活動する気配なく、じっくりと撮影する。この後さらに2頭発見、クモの巣にかかり息絶えた個体も撮影する。気温が上がり始めると、1頭が翅を広げ始める。オレンジ色のきれいなセセリである。原産はロシアだそうであるが、ここで発生しているのはロシアから一旦北米に入ったものが日本に入ってきたらしい。チモシーという牧草の害虫であるが、牧草ゆえに、むやみに殺虫剤を使用するわけにもいかず、分布は広がりそうである。このカラフトセセリの撮影で、北海道特産種の撮影は残すところカラフトルリシジミのみとなった。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


カラフトセセリ  最初に見つけた個体。気温低く全く動かず。↓
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カラフトセセリ  枯れたチモシーにとまる。口吻を伸ばしているが理由は不明。↓
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カラフトセセリ  少し気温が上がったためか、開翅する個体。オレンジ色のきれいな表翅が覗く。↓
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カラフトセセリ  クモの巣にかかり、息絶えた個体。クモに襲われた形跡は無い。↓
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カラフトセセリ  刈り込まれた牧草地脇のチモシーの穂に静止する。↓
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オオヒカゲ  牧草地脇の林の一画の下草で静止。この気温の中でも非常に敏感であった。↓
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by temenos | 2011-07-31 23:56 | 2011年

夏到来~林道上から~

7月24日 「アイノの広場」の舞台終了後に一の沢林道を訪れる。ここでも活動を終えた多くのゼフ達が出迎えてくれる。やはり多いのはアイノミドリシジミ、ついでジョウザンミドリであろう。メスアカやオナガシジミ、ウラキンシジミはちらほらといったところ。クジャクチョウやシーテテハ・コヒオドシは新生蝶、コムラサキが多い。ヒョウモン類はミドリヒョウモンやコヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモンが活発である。オオイチモンジのポイント直前で路上にある巨大なヒグマの糞に群がるキバネセセリを見る。ヒグマの糞は比較的新鮮、これ以上の立ち入りは危険が伴うので、ここで引き返す。そして、林道入り口でサプライズ!柳の樹上を舞う大きな黒い蝶を発見、逆光なのでよく見えない。メスグロヒョウモンにしてはでかいし、オオムラサキの♀とは紋様が違う。ようやく柳の高所にとまる、オオイチの♀!!堂々たる風格で、なんとカッコいい蝶であろう。。静止場所が高く、また位置も悪くてきれいな写真が撮れなかったが、姿をみれただけで大満足。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


クジャクチョウ  この時期の本種は本当にきれいである。学名の芸者も伊達ではない。↓
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オオヒカゲ  林縁に静止する。この場所に静止するまでは、随分長時間飛びまわっていた。↓
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シータテハ  夏型、個人的には秋型のギザギザのほうが好きである。↓
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ミスジチョウ  もうスレ個体ばかり。↓
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キバネセセリ  新鮮?なヒグマの糞に17頭が群がる。こんなところに長居は無用である。↓
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オオイチモンジ  本日、一番嬉しかった出会いである。堂々たる風格の♀。↓
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by temenos | 2011-07-24 21:47 | 2011年

舞台はクライマックス~ゼフ・ゼフ・ゼフ②~

7月24日 その②は♀を中心に掲載する。残念ながら交尾写真は撮れなかった。「アイノの広場」の舞台が終了してから、一の沢林道を訪れたが、ここでは林道上で吸水する多数のアイノミドリシジミやジョウザンミドリシジミなどに出会えた。オオイタドリでテリ張りしているのは時間的にオオミドリであろうか?撮影できなかったために同定できず。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


アイノミドリシジミ  ♀はどれも不活発、下草をチラチラ飛び移る。↓
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メスアカミドリシジミ  本種♀の特徴がうまくだせたが、強烈な日差しのため発色はいまいち。↓
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エゾミドリシジミ  新鮮な個体、下草で全開翅。↓
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ジョウザンミドリシジミ  うっすらと青色がでている。↓
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ウスイロオナガシジミ  夕刻活動性の蝶であり、下草に多く見られた。↓
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オナガシジミ  発生初期で非常に新鮮な個体。↓
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by temenos | 2011-07-24 21:30 | 2011年

舞台はクライマックス~ゼフ・ゼフ・ゼフ①~

7月24日 今日は早朝から「アイノの広場」を訪れる。広場に踏み込むと低い草地から次々にアカシジミが飛び出す。昨日は全く見かけなかったウスイロオナガシジミも何頭も止まっている。テリ張りをしているのはジョウザンミドリくらいで少々拍子抜けと思ったが、午前8時を過ぎるともの凄い数のアイノミドリやジョウザンミドリが飛び交いだした。これにメスアカミドリも混じっているようだ。しかし、なんといっても主役はアイノミドリシジミ!この広場を取り囲む林の林縁やちょっとした林の空間で数十頭の本種が、卍飛行や追尾飛行を繰り返す。広場の真ん中周辺の下草や低木ではジョウザンミドリとメスアカミドリが主役だ。いたるところで金緑色や青緑色が煌いている、あまりの素晴らしい光景に感嘆の言葉が出る。ゼフは不作模様といってきたが、単に発生が遅れていただけのようだ。10時半くらいに舞台はほとんど終了した、拍手喝采の舞台であった。本日この広場で確認したゼフはアイノミドリシジミ・メスアカミドリシジミ・ジョウザンミドリシジミ・エゾミドリシジミ・オナガシジミ・ウスイロオナガシジミ・ダイセンシジミ・ウラキンシジミ・アカシジミ・ウラゴマダラシジミの10種であった。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


アイノミドリシジミ  テリ張りする♂を斜め前から、この角度だと青みがかった色になる。↓
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アイノミドリシジミ 全開翅する。後ろは暗い林、まるで主役がスポットライトを浴びているようである。。↓
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アイノミドリシジミ 活動を終え、林道に吸水にきていた個体。飛び上がった瞬間が写せた。アイノ本来の金緑色がきれいにだせた。↓
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ジョウザンミドリシジミ  全開翅ではないもののfovoniusの青緑色がきれいに出せた。↓
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ウラキンシジミ  夕刻活動性のゼフなので、下草で休息中。↓
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ダイセンシジミ(ウラミスジシジミ)  見かけたのはこの1頭のみであった。今年初見。↓
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by temenos | 2011-07-24 21:13 | 2011年

煌きの競演~ジョウザンミドリ・メスアカミドリ・アイノミドリ~

7月23日 朝8時過ぎから藻岩の旭山公園と八剣山を探索する。狙いはもちろんゼフ達。旭山公園では遊歩道脇のわずかな空間でジョウザンミドリがテリを張っている。奥のミズナラの小木ではアイノミドリもテリを張っていたが、低温のせいなのか全体に見かける数が少ない。通称メスアカの谷(勝手に名づけた)では、先週あんなにいたメスアカは1頭のみ。クルクル舞っているのはほとんどがジョウザンミドリであった。メスアカはようやく見下げる角度に止まってくれたが場所が遠い。11時にはほとんどのゼフが活動を停止する。♀は全く見かけなかった。八剣山へ移動する。登山口では多くの採集者(最大で8名)がオオムラサキを狙っていた。ウラゴマダラシジミの新鮮な♀、小さなミズイロオナガシジミを見る。採集者が多いので、この場所を離れ、手前の広場を散策すると、草刈のしてある広場で多くのゼフが卍飛行をしている。延々と卍飛行しているfovoniusは、時間的にオオミドリだろうか?止まらないので確認できず。ここではなんと広場の下草で5~6頭のアイノミドリがテリ張りをしている。こんな低い場所でのテリ張りに驚いた。しゃがんでアイノのテリ張りを撮影する、初めての経験である。またこんな時間まで活動しているアイノにも驚く。ときおり、梢の先から卍のゼフが地表近くまで降りてくる。オオムラサキは悠然と滑空している。クジャクチョウは新生蝶が出始めており、きれいな個体ばかりである。ここをアイノの広場と名づけることにした。競演の期間も中盤を過ぎたところ、ゼフ達もスレ個体が多くなってきた。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ジョウザンミドリシジミ  遊歩道脇のわずかな空間をブンブン飛び回っていた。↓
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ジョウザンミドリシジミ  メスアカの谷では5頭の本種がテリ張りを行っていた。↓
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メスアカミドリシジミ  サクラで開翅する♂。少しはメスアカらしい色がでる角度で撮影できた。↓
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アイノミドリシジミ  V字開翅する♂。地面からは20cm~50cm程度の下草でテリを張っていた。↓
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アイノミドリシジミ  V字開翅を角度を変えて撮影。↓
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アイノミドリシジミ  開翅する♀。↓
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アイノミドリシジミ  開翅する♂。↓
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アイノミドリシジミ  全開翅する♂を正面から。↓
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by temenos | 2011-07-23 15:53 | 2011年

霧雨に煌く宝石~円山・藻岩のメスアカミドリシジミ~

7月18日 今日も朝から曇り空である。回復するのは明日以降との予報だが、お構いなしに午前中は円山、午後からは藻岩の旭山公園を散策する。狙いはアイノ・メスアカ・ウラキンのゼフ達。霧雨の降る円山は、頂上まで登るもミズナラの樹冠で延々と卍飛行を行うジョウザンミドリシジミ(たぶん)を見たのみでウラキンは発見できず。下山し円山公園内を歩くと、雨の中、ちょっとした空間で活発に活動するゼフが目に入る。1箇所で5~6頭くらいが、追尾飛行や卍飛行を繰り返している。きらきらと金緑色が煌くメスアカミドリシジミである。比較的低いクワの木に止まるが、低くても目線の高さ、金緑色がきれいにでる見下げる角度にはとまってくれない。苦労しているうちに活動を停止してしまった。このようにメスアカがテリ張りを行う空間が円山公園内にはあちこちにある。北海道ではメスアカミドリシジミやジョウザンミドリシジミは量産型ミドリシジミであることをあらためて認識する。午後は藻岩の旭山公園を訪れる。アカシジミ、ウラゴマダラシジミ、アイノミドリシジミを見る。キバネセセリも多い。この公園の谷に架かる橋のところで多くのメスアカミドリシジミを見る。♂の1頭はなにかの排泄物に執着し、なかなか飛び去らない。♀の開翅も目撃するが、ここも目線くらいの高さでの開翅、思うような写真が撮れなかった。♂♀ともきれいな開翅写真を撮りたいものである。 (各画像はクリックすると拡大表示します)

メスアカミドリシジミ  雨にも負けずにテリを張る♂。もう少し低いところにとまってくれと何度も念じたが通じず(当たり前か!)↓
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メスアカミドリシジミ  V字開翅する、この角度だとfovoniusのような輝きになる。↓
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メスアカミドリシジミ  何かの排泄物を吸汁する。ザトウムシがちょっかいをかけても全く無視していた。↓
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メスアカミドリシジミ  閉翅する♀、メスアカの名のとおり表翅だけでなく裏面も赤みがかる。↓
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メスアカミドリシジミ  V字開翅する。全開翅のシーンもあったが、いかんせん角度が悪すぎて絵にならなかった。↓
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アカシジミ  まだここでも多く見られた。↓
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カラスシジミ  札幌では街中でも見ることができる。↓
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by temenos | 2011-07-18 21:02 | 2011年

国蝶乱舞!!~オオムラサキ26年ぶりの大発生~

7月17日 このところ天候不順で、今日も小雨模様。雨がやみ、太陽が少し顔を出したので藻岩山のオオムラサキポイントを訪れる。颯爽と滑空している風景を期待して、当地に近づくと、遠めに何やらたくさんの蝶が飛んでいるのが見える。「おお~、いっぱいいるなぁ」と最初は思ったが近づくにつれ、「なんだ!この数は!!」尋常ではない数のオオムラサキが飛び交っている。2頭、3頭の追尾飛行どころではなく、2頭3頭の追尾飛行にさらに2頭、3頭と加わり合計6頭の追尾飛行になる。こんな光景が狭い面積のあちこちで繰り広げられており、下草に落ちている?個体も多い。目の前をバタバタと何頭も通過する。ここの保護員の方によれば1985年以来、26年ぶりの大発生とか。聞けば、昨年エゾエノキの下に枯れ草や枯れ枝を置いたりして、オオムラサキ幼虫の好むやや湿潤な環境を整備されたらしい。総発生数は数百頭くらいか?ちょっと想像がつかない。数が多すぎて幼虫の病気も発生しており、来年が心配であるとも言われていた。数頭の追尾飛行の写真を撮ろうとしたが、これは失敗。
オオムラサキとは反比例してゼフは不作の模様。ウラゴマダラシジミとミズイロオナガシジミを各1頭みるのみ。山鼻川河川敷ではフタスジチョウ、コキマダラセセリが多い。晴天になれば夏本番である。
 (各画像はクリックすると拡大表示します)


オオムラサキ  オオイタドリの葉上でテリを張る♂。エゾエノキ直下にあるこのオオイタドリで多くが蛹化している。↓
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オオムラサキ  山鼻川に落ちていた?♀。もちろん元気ですぐに飛び去った。↓
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コキマダラセセリ  開翅する新鮮な個体。↓
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フタスジチョウ  自宅近くでもあちこちで舞い始めた。↓
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オオモンシロチョウ  モンシロチョウより一回り大きく白く感じる。↓
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キバネセセリ  雑木林の林床の朽木で吸水する。↓
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ウラゴマダラシジミ  山鼻川沿いで。飛び古した♀。↓
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by temenos | 2011-07-17 21:48 | 2011年

演舞は準備中?~ゼフの季節は開店直後~

7月9日 神奈川から遠征中である【暖蝶寒鳥】蝶にあいたい/鳥にあいたいのごまさんと嗚呼っっ、今日も証拠画像のdaronさんと3人で、銭函と百松沢を探索した。狙いの中心はもちろんゼフ達、うまくすればカシワ喰いのゼフ全種とアイノやメスアカなど10種は撮影できるのでは!!とのもくろみであったが、今年は大幅に発生が遅れており、カシワをたたいてもたたいてもチラホラ飛び出すのみ、銭函ではキタアカシジミとハヤシミドリシジミの撮影がやっと、おまけに強烈な日差しのため全く開翅しない。百松沢では、一番多くみられたのがなんとアカシジミ、アイノミドリシジミは1頭撮影したのみ、エゾミドリもおそらく2回の目撃、ジョウザンミドリシジミと思われるゼフは数回の目撃と寂しい限りであった。ゼフ達の競演は準備中といったところか?来週くらいからが楽しみである。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


キタアカシジミ  カシワの葉上で日差しを避けて休む。↓
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キタアカシジミ  どこをどう飛んだのか?擦り傷だらけである。↓
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アカシジミ  林道のミズナラをたたけば多くの本種が飛び出した。季節が一週間は遅れている。↓
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ハヤシミドリシジミ  左前翅前縁のウルトラマリンブルーが煌く。↓
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ハヤシミドリシジミ  右前方から撮影、favoniusのブルーの煌きに心ときめく。↓
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ハヤシミドリシジミ  強烈な日差しを避け、カシワの葉上で休止する♂。↓
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エゾミドリシジミ  新鮮な♂なのだが、曇り空のせいか活動時間がきても全く開翅せず。↓
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チョウセンアカシジミ  詳細は秘密。↓
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by temenos | 2011-07-09 21:44 | 2011年

Creared for take off!~オオムラサキ誕生~

7月9日 藻岩山のオオムラサキの羽化が始まった。曇り空の中、早朝から発生地を訪れると、エゾエノキの大木の下草に静止する羽化直後と見られるオオムラサキ3頭が見られた。飛翔力は本来の力強さからは程遠く、フワっと飛んでエゾエノキの葉上に止まるのがやっと。数日のうちに力強い滑空が見られるであろう。エゾエノキにはまだ終齢幼虫も見られた。このあたり、ゼフも多くいるのだが、今年は発生が遅れていて、ジョウザンミドリシジミと思われるゼフが2頭だけ樹上でテリ張りをしていた。午後から百松沢を散策したが、まだ越冬明けのキベリタテハやシータテハが見られる状態、新生のタテハ類はコムラサキ・コヒョウモン・ギンボシヒョウモン・メスグロヒョウモン・ミドリヒョウモン・オオウラギンスジヒョウモン・ミスジチョウ・イチモンジチョウ・ヒメキマダラヒカゲ・クロヒカゲなどが見られたが、数は少なくクジョクチョウは未発生であった。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


オオムラサキ  エゾエノキの葉上で開翅。まだ勢いよく飛び立つことはできない。↓
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オオムラサキ  V字開翅する。↓
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オオムラサキ  羽化直後と思われる個体が休んでいた。上記とは別の個体。↓
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オオムラサキ  同じエゾエノキにはまだ終齢幼虫も見られる。今年はダラダラ発生か?
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コムラサキ  吸水する新鮮な個体。こちらも発生が遅れているのか、見かける数は少ない。↓
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コヒョウモン  ヒョウモン類はほぼ例年どおりか。メスグロヒョウモンやミドリヒョウモンなども見た。↓
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by temenos | 2011-07-09 21:07 | 2011年

春の名残~7月のコツバメ~

7月2日 滝野すずらん丘陵公園を訪れた。家族サービスが第一の目的であったが、あわよくばアシリベツの滝近辺で滝を背景にしたオオイチモンジの撮影ができればと考えたからである。しかしながらここにオオイチモンジがいるという情報があったわけでもなく、いるかもしれないと思っただけでの行動である。結果は、滝近辺ではキマダラヒカゲとヒメウラナミジャノメがちらほら飛ぶだけでな~んにもいなかった。ゼフの季節になれば滝とメスアカミドリシジミのテーマで撮影に来ようとの思いも吹っ飛んでしまった。めぼしい蝶はいないのか?とがっくりきていたら、ツツジの1種にまとわりつくように飛ぶヨレヨレのコツバメを発見。7月のコツバメ!図鑑には北海道の山地では7月でも新鮮な個体が見られると記載があるが、ここは低地である。関西では3月中旬には発生していたし、群馬の榛名山では5月連休に多くの個体を見た。北海道に来てから、コツバメは5月中旬からの蝶であるという認識であったので、少しばかり驚き、日本の南北の長さを実感した。ようやくコチャバネセセリが多く飛び出し、初夏の様相になってきたが、ここでもエゾシロチョウは2頭目撃したのみ。昨年はうるさいほど飛んでいたのに、いったいどうしたことか?そしてここでもカバイロシジミ1頭を目撃する。他にはツバメシジミ、モンシロチョウ、エゾスジグロシロチョウ、ミヤマカラスアゲハ、キアゲハ幼虫(卵~終齢までの各ステージ)を目撃した。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


コツバメ  7月ラベルの相当くたびれている♀。飛ぶ力も弱く、飛んでもすぐに静止する。↓
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コチャバネセセリ  季節になると蝿のようにたくさんいるのだが、よくみると渋い金色に輝いてきれいである。↓
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カラスアゲハ  公園の芝生を緩やかに飛ぶ♂。↓
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カラスアゲハ  公園の芝生を緩やかに飛ぶ♂。左の尾状突起を喪失している。↓
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by temenos | 2011-07-04 21:55 | 2011年