ぶらり探蝶記

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初秋の風~秋の蝶たち~

8月15日~17日 天候不順であるものの最低気温が20度を下回るようになってきた。最高気温も26度程度、夜風もめっきり秋の雰囲気である。15日は支笏湖、16日からは道東へと出かけた。今回も昨年同様に天候には恵まれず、ほとんどが曇り空で蝶の撮影は20点くらいか。曇り空でもヒョウモンたちやヒメキマダラヒカゲなどは元気に飛び回っていた。ミヤマカラスアゲハやキバネセセリはボロ・スレがほとんど、オオチャバネセセリは数を増している。北の国の蝶は早くも終盤戦に突入である。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


オオウラギンスジヒョウモン 千歳市 ヒヨドリバナに多くのヒョウモンが群れ飛ぶ。↓
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オオウラギンスジヒョウモン  一番多いのはミドリヒョウモン、次はメスグロヒョモンで本種は少数を見かけたのみ。↓
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シータテハ  開翅して吸蜜していたが、吸蜜をやめるとともに翅を閉じた。CというよりLに近い感じ?↓
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キマダラセセリ  多くのオオチャバネセセリに混じって1頭のみ見かける。↓
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コキマダラセセリ  摩周湖畔で吸蜜する。持ち合わせのカメラがコンデジのみであったのが残念。↓
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モンキチョウ  360度地平線が望める多和平牧場にて。↓
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by temenos | 2011-08-18 22:38 | 2011年 | Comments(5)

日本三大夜景の山から~摩耶山の蝶~

8月7日 シルビア撮影後、摩耶山へ向う。ケーブル乗り場ではホシミスジとヤマトシジミが多い。ホシミスジは関西ではコミスジ以上の普通種となっており、見かける数は都市部ほどホシミスジのほうが多い。ケーブル降車駅でテリ張りを行うツマグロヒョウモンを撮影する。モンキアゲハが力強く飛んでいくが、クサギが開花しておらず撮影できない。ロープウェイを乗り継ぎ、布引に向けて六甲山縦走路に入る。大阪湾の向こうに和歌山方面までくっきりと見渡せて実に気持ちがいい。尾根伝いではあるが、樹林の中で時折クロヒカゲが横切る程度で、蝶は見かけない。下界のクマゼミやアブラゼミに変わって、エゾゼミやヒグラシが鳴いている。ここ六甲は瀬戸内側では珍しく、比較的低地からエゾゼミが生息している。単調な樹林を歩き、天狗尾根に入るとダイミョウセセリがようやく現れ、カラスアゲハも林道を渡っていくなど、蝶の姿が増えてきた。布引ハーブガーデンから布引谷に入って、産卵行動をとるゴマダラチョウを見る。布引貯水池脇でアオスジアゲハが静止しているのを見つけて撮影。巨大なクロアゲハの♀を見るが、撮影に失敗する。お目当てのイシガケチョウは全く見かけず。布引谷下部のアラカシで産卵行動をとるムラサキシジミを見つけて撮影。この時期はなかなか開翅してくれないのだが、産卵の合間に木漏れ日を浴びて開翅してくれた。この他、見かけた蝶はジャコウアゲハ、アゲハ、キアゲハ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、コチャバネセセリなど普通種ばかりであった。炎天下の縦走路はかなりこたえて、疲労の中撤収する。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ホシミスジ  伊丹駅前でも見かけた。関東と違って全くの普通種である。↓
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ツマグロヒョウモン  港町神戸を見下ろしながらテリを張る♂。↓
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ダイミョウセセリ  関西型斑紋がきれいに出ている。↓
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コジャノメ  後翅に破損がある。樹林内の蝶であり、暗い樹林内ではあちこちで見かけた。↓
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ゴマダラチョウ  食樹のエノキを探して木々を飛び移る♀。↓
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アオスジアゲハ  多くいるのだが、軽快に飛び回るばかり。飛翔を狙っていたら、見下ろす川べりで休息している個体を見つけた。↓
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ムラサキシジミ  アラカシへの産卵と休息を繰り返す。木漏れ日を受けた枯れ葉で開翅してくれた♀。↓
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by temenos | 2011-08-09 21:20 | 2011年 | Comments(2)

盛夏の猪名川河川敷~小さな蝶たち~

8月7日 土曜、月曜の仕事の合間を利用して今年も猪名川河川敷を訪れた。目的はもちろんシルビアシジミである。猪名川に架かる橋を通りかかると、河川敷の木々からはクマゼミの大合唱。川原の葦原には多くのハグロトンボがヒラヒラと飛び、瀬には無数のオイカワが銀鱗を煌かせている。都市部の風景なのに、故郷の杉原川河川敷と同様の夏の光景に郷愁を覚える。河川敷のヤハズソウ群落では多くのシルビアシジミが元気に飛び回っていた。伊丹空港周辺のシルビアシジミは、昨年・今年と新聞にも取り上げられ、その記事ではある特殊な菌と共生にありシロツメクサで発生とある。しかしこの河川敷ではヤハズソウを食草としているようで、今年もヤハズソウへの産卵を撮影する。真夏・高温・晴天で開翅は期待していなかったが、思いもかけず1頭の♂が開翅してくれた。飛び回っている小さな青い蝶のほとんどはシルビアで、シルビアについで多いのがベニシジミ、ヤマトシジミは1頭を探すのがやっとであった。なかなかとまらないけど、たくさんいるので撮影は難しくない。1時間弱で切り上げ、六甲山へ向った。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


シルビアシジミ  ヤハズソウに静止する新鮮な♂。↓
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シルビアシジミ  高温・晴天下でも開翅してくれた。↓
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シルビアシジミ  ヤハゾソウへの産卵を昨年に引き続き撮影できた。↓
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ツバメシジミ  シルビアの♂に追い立てられていた♀。↓
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ヤマトシジミ  ここでは本種を探すほうがずっと難しい。↓
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ベニシジミ  ヤハズソウの群落に踏み込むとあちこちから飛び出した。↓
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イチモンジセセリ  セセリで見たのは本種のみ。チャバネセセリは1頭も見かけず。↓
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by temenos | 2011-08-09 01:30 | 2011年 | Comments(2)

藻岩山林縁の蝶たち~エゾヒメシロチョウ~

7月31日 大雪のニセチャロ林道から大慌てで札幌に向う。友人にエゾヒメシロチョウをなんとか撮影してもらいたかったからである。高速をとばしにとばして2時間半で藻岩山到着、早速エゾヒメシロチョウがフワフワと出迎えてくれる。クサフジの群落にはさらに数頭が飛んでいる。林縁のヒメジオンにカラスシジミが多数吸蜜に訪れている。オナガシジミは新鮮、オオムラサキもまだテリを張っていた。エゾヒメシロ撮影後は南区の林道に向いたかったが、時間的に無理と判断し、藻岩下のオオムラサキポイントへ向う。山の東側であることから、太陽光線は当たらない状況であったが、数頭が飛び交っていた。巨大な♀を見かけるが、とまらずに撮影は不可。ボロのアカシジミを見かける。旭川~滝ノ上~大雪林道~札幌と長距離移動を行った1日であったが、目標の蝶は撮影でき満足のうち帰路に着いた。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


エゾヒメシロチョウ  クサフジで吸蜜する。夏型になって数を増している。↓
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エゾヒメシロチョウ  クサフジでの吸蜜を逆光で撮影。細く、華奢な蝶である。↓
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キマダラセセリ 7月30日に撮影、札幌近郊では少ない。↓
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オオチャバネセセリ 7月後半から急に数を増し、あちこちで見られるようになる。
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ジャノメチョウ  7月30日に撮影、この蝶が飛び始めると北国の蝶の季節も終盤である。↓
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オオムラサキ  ここでもテリを張るオオムラサキが見られた。今年は藻岩山全体で多く見られる。↓
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by temenos | 2011-08-03 23:57 | 2011年 | Comments(4)

夏の大雪林道~飛び交うヒョウモンチョウたち~

7月31日 カラフトセセリ撮影後は、大雪の林道に向う。途中、多くのミヤマカラスの轢死体を見る。車の数がこんなに少ないのに、これだけの交通事故。いったいどれくらいのミヤマカラスがいるのだろう。ミヤマカラスだけではなく、昼間からカブトムシもぶつかってくる。ニセイチャロマップ林道では、曇り空の中でも多くの蝶が吸蜜に訪れている。メスグロヒョウモンやギンボシヒョウモン、ミドリヒョウモンが多く、ヒョウモンチョウそしてホソバヒョウモンも生き残っている。林道上ではコムラサキが多い。獣糞で集団吸汁するのを撮影する。ベニヒカゲやクモマベニヒカゲを求めてさらに奥に進む。営林暑員から「クマ多いから気をつけて」の言葉に緊張が走る。クモベニポイントにお目当ての蝶は見つからず、ヒグマの糞を林道上で発見する。林道もがけ崩れでこれ以上進めず、ここで引き返す。ベニヒカゲは2回目撃するも静止せず撮影は出来なかった。スレスレのエゾシロチョウを見る。こんな奥の林道でもオオモンシロチョウを見かけ、撮影する。帰り際にウラギンヒョウモンを撮影、北海道でのウラギンヒョウモン初撮影となる。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ヒョウモンチョウ  巨大なフキの葉上で休む。コヒョウモンは多いが、ヒョウモンチョウを北海道では初めて見た。↓
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ミドリヒョウモン 新鮮な♂。当地でもあちこちで多く見かける。↓
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ウラギンヒョウモン  写ってないが、左前翅が羽化不全である。この個体にギンボシヒョウモンが求愛していた。↓
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コヒオドシ  ヒオドシも本種も新鮮なうちは目が覚めるように鮮やかである。↓
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ヒメキマダラヒカゲ  フキの葉上で開翅する。もうスレ個体がほとんど。↓
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オオモンシロチョウ  林道ではエゾスジグロが多く、本種を見たときは少々驚いた。↓
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コムラサキ  獣糞(おそらくキタキツネ)に群がる。うひょ~というくらいに固まっている。↓
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by temenos | 2011-08-01 21:54 | 2011年 | Comments(0)