ぶらり探蝶記

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富士川流域の秋~ミヤマシジミとクロツバメシジミ~

10月9日 富士川流域の秋のシジミチョウたちを訪ねた。本来の目的は別にあったのだが、この時期に似合うシジミチョウたちにも会いに行ってきた。富士川流域は、いたるところに台風15号の水害の傷跡が残っており、その破壊力の凄さに驚く。ミヤマシジミの生息地も被害が甚大で、コマツナギ群落とともに生息地そのものが跡形も無く流されて、荒涼とした川原になってしまっていた。それでもわずかに残るコマツナギの周辺で、2頭のミヤマシジミが出迎えてくれた。嬉しいかぎりであるが、従来の大生息地への復活の道のりは厳しいであろう。クロツバメシジミ生息地は水害の被害なく多数の個体が元気に飛んでいた。咲き始めのツメレンゲで吸蜜する個体を撮影する。ここで年配の採集者が3人現れ、そのうちの一人は「環境調査中」と書かれた腕章をつけている。どこの団体かも記載されておらず怪しい。何の環境調査であるかと訪ねると、在来種と外来種の自然交配状況を調査しているという。クロツバメシジミと交雑の心配のある外来種などいないし、当地方では他の蝶でも交雑が考えられるものなどいない。明らかにニセ腕章を用いての大義名分を語った姑息な採集のやり方にあきれ果てる。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ミヤマシジミ  コセンダングサで吸密する♂。太陽が雲にかくれ不活発。↓
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ミヤマシジミ  エノコログサに静止する矮小な♂。
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クロツバメシジミ   まさしくクロツバメの名にふさわしい黒い翅表。↓
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クロツバメシジミ  咲き始めたツメレンゲで吸蜜する東日本亜種。↓
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ウラギンシジミ  林道上で日光浴する♂。
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甲斐犬  初めて出会った本物?の甲斐犬、欲しい!!↓
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by temenos | 2011-10-10 21:06 | 2011年 | Comments(6)