ぶらり探蝶記

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照葉樹林の青の競演~ルーミスシジミとムラサキシジミ~

11月27日 房総半島のルーミスに会いに行った。羽田のレンタカー会社を8時に出発、現地9時半着。快晴ではないものの気温高く、まずまずのコンディション。ポイント手前で早くもムラサキシジミの飛翔を見る。10時過ぎになると樹冠をルーミスが飛び始める。さらに気温が上昇し、多くのムラサキシジミが地表近くに舞い降りるがルーミスは一向に降りてこない。ようやく1頭が舞い降りてくる。ルーミスとは2年ぶりの再会である。しかし十分シャッターを切る間もなく、ほんの少しの時間で舞い上がってしまった。チャンスはこの1回だけで、その後は降りてきても3mほど上部でチラチラ舞うのみ。そのうちにうす雲がかかりだし万事休す。12時過ぎに撤収した。どうも時期的なものなのか、南斜面の樹木が大きくなりすぎたせいなのかよくわからないが、谷に差し込む陽光の場所も時間も少なくなっているように感じた。しかしムラサキシジミは降りてくるわけで、どうしてルーミスは降りてこないのだろうか。今シーズンのフィールド活動はこれが最後となりそうである。(現地でお会いしたotto-Nさん、お疲れ様でした。今後とも宜しくお願いいたします。) (各画像はクリックすると拡大表示します)


ルーミスシジミ 柔らかな晩秋の日差しを浴びてススキの上で静かに翅を開く。↓
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ルーミスシジミ ススキの葉上に静止する。↓
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ルーミスシジミ 開翅して独特のルーミスブルーを見せてくれた。↓
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ムラサキシジミ  ルーミスとは違う濃いブルーも素晴らしく美しい。↓
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キタテハ 枯草でのんびり日光浴する。↓
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リンドウ  ひっそりと咲くリンドウ、代表的な秋の花である。↓
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by temenos | 2011-11-27 22:24 | 2011年 | Comments(8)

福岡市南公園にて~イシガケチョウ~

11月4日 午前中2時間ほどの空き時間があり、福岡市の南公園を訪れた。地下鉄の駅を降りて、すぐに公園に登り出す。アラカシやクスノキなどを中心とした鬱蒼とした照葉樹林が広がり、こんな都会の真ん中にこのような森があることに驚く。展望台まで登るも、アカタテハとウラギンシジミ、アオスジアゲハおよび同定不明なヒョウモンが飛び去るのを見るのみ。植物園まで足を延ばすと、園内の花々には多くの蝶が群れていた。ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、アカタテハ、ヤマトシジミといったおなじみの蝶ばかり。こちらの展望台でエノキの樹上をヒラヒラ飛ぶ大きめの白い蝶を見かける。「あれ何?」が最初の感想、直ぐにイシガケチョウと気づく。エノキの樹冠でテリ張りをしているようだ。少し遠めであったが何とか撮影できた。自然状態でのイシガケチョウは初見であったので嬉しい出会いである。短い時間ではお目当てのサツマシジミには出会えなかった。帰り際に巨大なナガサキアゲハの♂を見かけるが、撮影は叶わなかった。この日の福岡の最高気温は25度で翌日札幌に戻ると13度、暖かいところが羨ましいかぎりである。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


イシガケチョウ  エノキの樹上でテリ張りを行う。ヒラヒラ、スィーといった感じで飛んでいた。↓
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アカタテハ  結構な数の本種を見かけたが、カラムシは全く見かけなかった。↓
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ヒメアカタテハ  コスモス畑では本種とツマグロヒョウモンが主役。白系の花を好んで吸蜜していた。↓
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ヤマトシジミ  何処に行っても普通種、サツキの樹上で交尾する。上が♀。↓
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by temenos | 2011-11-05 21:12 | 2011年 | Comments(6)