ぶらり探蝶記

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春本番~家族サービスの傍らで~

4月28日 いよいよ黄金週間の始まり、北海道は5月3日までは晴れの日が続きそうだ。1週間ほど前からヒメギフも飛び始めており、いざヒメギフへと行きたいところだが今日から3日間は家族サービスで予定が入っており身動きが取れない。今日は札幌近郊の自然動物公園を訪ねる。野生のヒグマも出没する谷あいにある手作り感満載のこの施設は、各地の動物施設の美味しいところだけをパクったようなイベントが盛りだくさんで結構楽しめた。気温が20度を超え、春本番の暖かさである。木々の芽吹きが始まり、エゾエンゴサクやミズバショウも盛期が近い。蝶は越冬タテハ達の活動が活発で、モンシロチョウも舞っている。いよいよ本格的にシーズンインである。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


エルタテハ  シラカバにとまり日光浴する。↓
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シータテハ  背中の盛り上がりが凄い。この蝶の飛翔能力からすると当然か?↓
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シータテハ  まだ道端に残る雪を背景に。↓
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エゾエンゴサク  一気に花を咲かせ始めた感がある。きれいなブルーの絨毯が広がったように群生する場所もある。↓
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カラフトフクロウ  番外編・おっさんか!とツッコミを入れたくなる。なんかこんな妖怪がいたような気もするし、撮影中はずっとガンとばしてるし、とにかく面白すぎる!!↓
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キタキツネ  番外編・飼育されている個体のためか素晴らしく美しい毛並みである。エサをもらえずふてくされ気味。↓
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by temenos | 2012-04-28 22:34 | 2012年 | Comments(2)

光輝く湖畔~湖水開きと蝶~

4月15日 本日も快晴、まばゆい光に誘われるように、まずは洞爺湖に向う。中山峠からは雄大な白銀の羊蹄山を望む。いつ見ても絶景である。ここから残雪の羊蹄山と蝶の写真を撮るには時期が早いであろう。しかし、洞爺湖では羊蹄山を背景に蝶の写真がとれるかもとの期待が膨らむ。ところが洞爺湖周辺は深い霧の中で晴れ上がる気配なし、で支笏湖へ進路を取る。美笛峠を越える頃には、予想通り快晴!ブルーの湖面、手前の白樺林、そして背景にはそびえ立つ残雪の恵庭岳とまるで絵葉書のようである。支笏湖畔には、まだ残雪が多く、気温も10度以下で肌寒い。しかし、南向きの斜面では雪も消え、福寿草が咲いている。この南斜面では蝶が出ているだろうとの期待にたがわず、エルタテハとクジャクチョウが日光浴をしていた。湖面を背景に撮影することは叶わなかったが、実に清清しい一日であった。今日も昨日同様、新機材一本で撮影したが、コンデジとは思えない画質のよさに驚く。オートフォーカスの精度には若干不満が残るが、今シーズンは出番が多くなりそうである。 (各画像はクリックすると拡大表示します)

クジャクチョウ  残雪がわずかに残る南向きの林内で日光浴する。↓
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クジャクチョウ  湖岸堤防に咲くフキノトウで吸蜜する。↓
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フクジュソウ  福寿草と書いたほうがしっくり来る。南向き斜面で咲き始めた。↓
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エゾシカの食害を受けた木々。実に多くの木々が樹皮をかじられており被害は深刻である。↓
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支笏湖は本日が湖水開き、残雪の恵庭岳を背景に遊覧船やボートが行き交う。↓
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by temenos | 2012-04-18 21:01 | 2012年 | Comments(4)

陽光うららか~越冬タテハ舞う~

4月14日 早朝から快晴!風弱く、天気予報によると気温は13度まで上昇するとのこと。今日は越冬タテハが出ているに違いないと藻岩山のオオムラサキポイントに向う。藻岩山の残雪も随分と少なくなってきた。陽だまりはぽかぽかと暖かく、サフランやクロッカスも花をつけ、一気に春めいてきた。オオムラサキポイントでは早速、ヒオドシチョウがパタパタと羽音を立てて飛び去る。雪代の流れる山鼻川にはトゲウオの稚魚が群れ、谷筋にはフキノトウが顔をだしている。湿った河川敷でエルタテハが日光浴と吸水を繰り返す。小さな親水公園の南斜面では数頭のクジャクチョウが追い駆けあっている。日光浴するオツネントンボも多い。帰り際にクジャクチョウの求愛行動を見る。冬が厳しく長かっただけに、この状況だけで嬉しさでいっぱいになる。「春だぁ~!」と叫びたい衝動に駆られる。新生蝶が羽ばたくまであと少し、このまま一気に春になって欲しいと願う。本日は新しく導入した機材(といってもコンデジ)のみで撮影した。まだ使い勝手がよく解らず、機種のクセもつかめない。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


エルタテハ  河川敷に舞い降りて吸水と日光浴。↓
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エルタテハ  この直後、ヒヨドリに襲われるも間一髪のところで逃れた。↓
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クジャクチョウ  親水公園の壁にとまり日光浴。↓
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クジャクチョウ  求愛行動を見る。残念ながら交尾にはいたらず。↓
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キクザキイチゲ?  林床にひっそりと咲くスプリングエフェメラル。↓
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フキノトウ  谷筋で顔をだしていた。↓
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藻岩山の谷筋  オオムラサキや多くのゼフを育み、クマゲラも生息する。↓
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by temenos | 2012-04-14 21:51 | 2012年 | Comments(0)

2012年始動~故郷の里山ふたたび~

4月7日 今年のフィールド活動は、昨年同様の兵庫・東播磨の里山から始める。天気図は弱い冬型の気圧配置、午前中は雲が多いものの昼からは晴れるとの予報を信じて東播磨に向う。9時に現地着、風が冷たく気温も低い上に、雲が多く日差しが少ない。車中で1時間待機、青空の広がりにあわせて小山のピークに向う。ヒサカキの芳香が強い。幼少の頃から、この花の香りが漂うと春になったと感じていただけに心が躍る。ピークも空気は冷たく、コバノミツバツツジもほとんど蕾であり季節の進展が相当遅れているようだ。しかし晴れ間が続くと蝶が飛び始める。ルリシジミ、ミヤマセセリ、ナミアゲハと新生蝶が続く。普通種であってもシーズン最初に新生蝶に会うのは嬉しいものである。ルリシジミとナミアゲハはピークでテリ張りと追尾飛行を繰り返す。ミヤマセセリは地面すれすれを跳ねるように飛び回る。まさに春の風景であるが、いずれも数は少なく、ヒオドシチョウなどの越冬タテハは姿を見せない。そしてお目当てのギフチョウも姿を見せない。昼前に下山し、昨年ギフチョウを撮影した発生地に向う。途中ようやくテングチョウが現れる。この頃から天気予報とはうらはらに厚い雲がベッタリと広がりだす。あろうことか発生地に到着する頃にはすっかり曇ってしまった。発生地の林床では新芽の季節を迎えたヒメカンアオイがビッシリと生えている。くまなく歩き回るが、クヌギにとまる羽化直後と思われるイボタガを見つけただけ。この後、但馬の蝶・播磨の蝶のTさんと合流してもう一箇所廻るが、状況は全く同じでギフチョウは未発生のようである。そういえば桜も咲いていない。結局1年ぶりのギフチョウとの再会は叶わなかったが、子供の頃から慣れ親しんだ東播磨の里山を満喫できた一日であった。最終便で札幌に帰ると雪!これには気がめいる。いつになったら春がくるのだろうか?  (各画像はクリックすると拡大表示します)


ルリシジミ  ピークでテリ張りと追尾飛行を繰り返す。美しい瑠璃色を見せてくれる。↓
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ミヤマセセリ  まだ数は少ない。晴れ間が続くと飛び回るが、太陽が隠れるととたんに姿を消す。↓
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ナミアゲハ  ピークで日光浴する。↓
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テングチョウ  1頭だけ見かけた。枯れ葉の多い林道で開翅すると見つけにくい。↓
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コバノミツバツツジ  咲いていたのはこの木だけ。例年なら多くの木で花をつけているのだが・・。↓
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ヒメカンアオイ  お馴染み、当地方でのギフチョウの食草である。ヒメカンアオイも新芽の季節。↓
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イボタガ  芽吹きが始まったイボタの小木横のクヌギにとまっていた。なんとも複雑怪奇な紋様である。↓
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by temenos | 2012-04-08 00:35 | 2012年 | Comments(8)