ぶらり探蝶記

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酷暑の北国~ゴマシジミを求めて~

8月30日 急遽有給を決め込み、朝から勇払原野に向かう。目的はゴマシジミとキマダラモドキ。最初のゴマポイントに到着し、早速探索を開始する。真夏並、いやそれ以上の暑さに、たちまち汗が滴り落ちる。平原にジャノメチョウとモンキチョウが多いが、ゴマシジミは見当たらない・・・どころかナガボノワレモコウも1本しか見当たらない。どうなってんの?林縁でオオミドリシジミの♀を見たところで、次のキマダラモドキのポイントに向かう。ここでも全く見当たらない。元気に飛び回るのはミドリヒョウモンばかり。せっかく有給とったのに最悪な涙目スタートとなる。しかたなく苫小牧に向かい、樽前山方面に車を走らせていると、道路脇の則面にナガボノワレモコウがたくさん咲いている。もしや?と思い車を止めて探索すると狙い通り青いシジミが飛んでいる。ようやくゴマシジミを撮影し、やれやれと車に帰ると、車の脇のアワダチソウでクモガタヒョウモンが吸蜜していた。ラッキー!!、ようやくクモガタヒョウモンが撮影できた。次のゴマポイントでは、ゴマどころか食草も全く見かけず、またまたトホホな状態。最後に百松沢を覗いてみる。オオイタドリやアワダチソウにかなりの数のゼフがきている。アイノミドリはなんと♂、エゾミドリとジョウザンミドリは♀ばかり。オナガシジミはスレばかりであるが、かなりの数が飛び交っている。まだこんなに残っているのに驚く。林道を少し奥まで探索するもムモンアカは見かけなかった。 (各画像はクリックすると拡大表示します)



ゴマシジミ  萩の花で吸蜜する♂、これ以外はずっと飛んでいた。↓
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ゴマシジミ  求愛する♂、産卵していた♀を追い掛け回していた。この暑さでは開翅は期待できず。↓
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ゴマシジミ  ナガボノワレモコウに産卵する。本州の赤いワレモコウと違って、白いワレモコウである。↓
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クモガタヒョウモン  色あせているが、ようやく北海道で撮影できた。↓
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クモガタヒョウモン  V字開翅する。とにかく他のヒョウモン達が次々にちょっかいをかけてくるので、止まっている時間が短い。↓
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ミドリヒョウモン  交尾個体を見つけた。♂♀ともV字開翅する。↓
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アイノミドリシジミ  まだ残っていた♂。かなりのスレながら、久しぶりの金緑色に心ときめく。↓
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エゾミドリシジミ  日陰のアワダチソウで吸密する♀。↓
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オナガシジミ  かなりの個体が、アワダチソウとオオイタドリで吸蜜していた。こんな破損個体ばかりである。↓
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by temenos | 2012-08-30 22:01 | 2012年 | Comments(6)

夏の日差しと秋の風~林縁に舞う蝶たち~

8月25日~26日  夏を思わせる日差しと気温に誘われて、2日間近場を探索する。最高気温は27度、直射日光を浴びると暑いが、吹き渡る風は爽やかで気持ちいい。スキー場の林縁でゴマシジミが舞うが、止まらず撮影は不可。木々の樹冠をムモンアカシジミが軽やかに渡っていく。これも撮影は不可。この両種ともちょくちょく見かけるのだが、相性が悪いのか撮影できないことばかり。最盛期を迎えたアワダチソウには各種ヒョウモンが飛び交っている。コムラサキは♀ばかり、オオヒカゲは大ボロ、逆にクロヒカゲは新鮮な個体も混じる。カラスシジミの矮小個体と新鮮なミドリシジミを見る。モンキチョウとベニシジミは各所で多い。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ギンボシヒョウモン  公園の花壇に1頭だけ訪れていた。↓
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ギンボシヒョウモン  吸蜜に夢中であったが、何回か近寄ると飛び去ってしまった。↓
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ウラギンスジヒョウモン  アワダチソウで吸蜜するきれいな♀。↓
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ウラギンスジヒョウモン  北海道でも頻繁に見かける種類ではない。↓
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オオヒカゲ  大ボロ&大スレかつ大きく色あせてなんだかよくわからない。↓
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クロヒカゲ  逆に比較的新鮮な個体。さすがに数は少なくなってきた。↓
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エルタテハ  ハルニレの樹液に来ていた。オオスズメバチやスジクワガタに追いやられてしまった。↓
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ジャノメチョウ  夕刻、前翅をたたみこみ休眠の体勢に入った。↓
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by temenos | 2012-08-26 22:17 | 2012年 | Comments(2)

空と雲と美瑛の丘~初秋の蝶達~

8月18日~19日  2日かけて空知~富良野~美瑛~空知と観光がてら散策してきた。朝晩はめっきり秋の涼しさだが、青空が広がるとミンミンゼミやエゾゼミの鳴き声もにぎやかになる。観光がメインであったので、蝶の探索は時間つぶし程度。モンシロチョウやヒョウモン類は元気に飛び回っている。お目当てのゴマシジミは見かけず、ムモンアカも姿を見ることができなかった。富良野でイチモンジセセリを見る。帰りに立ち寄ったエルム高原でミドリシジミの産卵を撮影する。蝶の成果はいまひとつであったが、宿泊した白金温泉から見た満天の星空は素晴らしかった。あと一ヶ月、時間を惜しんで北海道のフィールドに出よう。 (各画像はクリックすると拡大表示します)

モンシロチョウ  富良野の富田ファームの花畑にて。ゆっくり撮影しようにも観光客が多すぎて。自分もその一人なのだが・・・。↓
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オオモンシロチョウ  エルム高原にて。夏になってから数を増し、あちこちで見かける。しかし数ではモンシロチョウのほうが優勢である。↓
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美瑛・三愛の丘から旭川方面を望む。青い空と低い雲、夏の光景が広がる。↓
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美瑛・白金の青い池。砂防工事の副産物なのだが、非常に美しい。↓
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メスグロヒョウモン  吸蜜中の♀に次から次へと♂が求愛にやってくる。↓
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メスグロヒョウモン  ヒヨドリバナで吸蜜する♀。↓
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ミドリシジミ  ケヤマハンノキの細枝に産卵する。↓
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ミドリシジミ  数卵を産み落としたあと、開翅するB型の♀。↓
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by temenos | 2012-08-19 22:18 | 2012年 | Comments(6)

夏の終わりの宴~豊平峡から洞爺湖~

8月14日~15日 爽やかな青空が広がった14日と15日、豊平峡から洞爺湖を散策する。きれいな青空と爽やかな風が夏の終わりを告げている。蝶たちは、残り少ない季節を惜しむように活発に飛び回っていた。少ないながらもゼフも健在、ヒョウモンたちは求愛や産卵に忙しい。洞爺湖畔でゴマシジミを見かけるも撮影は叶わず。湖畔を吹く風も、夜の湖上を彩る花火も行く夏を惜しむようだ。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ヒメキマダラヒカゲ  随分と色褪せてきた。淡い感じを表現したくて露出オーバーで撮影してみた。↓
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ベニヒカゲ  渓谷沿いを跳ねるように飛び回る。↓
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ヤマキマダラヒカゲ  初夏から晩夏までいろんな所で見てきたが、さずがに数が少なくなってきた。↓
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ヒョウモンチョウ  北海道産の本種はコヒョウモンとの判別は難しい。これもどちらであるのか自信なし。↓
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オナガシジミ  秋のような青空を背景に。↓
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ウスイロオナガシジミ  かなりのスレ個体、オナガシジミに混じって1頭だけ見かけた。↓
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ミドリシジミ  道の駅の花壇に2頭止まっていた。北海道では発生が遅いためか、まだきれいな♂。↓
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ベニシジミ  これが2化、高温期であるが、寒冷地のためかこのように黒化しない個体も多い。↓
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メスグロヒョウモン  林道で休む♂。かなりの破損個体である。↓
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ウラギンヒョウモン  アカツメクサで吸密する♂。まだまだ新鮮だ。↓
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オオウラギンスジヒョウモン  アザミで吸密する♂。
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by temenos | 2012-08-17 21:17 | 2012年 | Comments(2)

兵どもが夢のあと~いよいよ終盤へ~

8月12日 札幌市の大倉山シャンツェを訪れる。お隣の宮の森シャンツェで日の丸飛行隊が金・銀・銅を独占してから40年、その後も数々の名勝負を生んできた国際的なジャンプ台である。このジャンプ台のスタートからは、札幌の街並みが一望でき、選手達は大通り公園に向って飛び立つ感覚なのであろう。このスタート付近を、今日はムモンアカシジミやオナガシジミが軽やかに舞っている。北の大地もまさに蝶も季節の終盤である。アルペン競技が行われた手稲山では、ベニヒカゲやヒメシジミが飛んでいたが、スレ個体ばかりである。時折眼前をかすめ飛ぶゼフも勢いが無い。逆にモンキチョウは数・勢いとも増している。お盆を迎え、秋風が吹き始めた。これから季節は急速に足を早めていく。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


モンキチョウ  大倉山シャンツェのランディングバーンからジャンプ台を望む。↓
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オオチャバネセセリ 8月11日支笏湖にて。↓
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ミドリヒョウモン  ヒヨドリバナにて吸蜜する♀。↓
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エルタテハ  こちらは新生蝶、手稲山スキー場のゲレンデにて。↓
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スジグロシロチョウ  夏の終わりに数を増している。↓
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ジョウザンミドリシジミ  わずかながら生き残り、テリを張っている。↓
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ジョウザンミドリシジミ  テリ張りの個体をアップで。↓
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by temenos | 2012-08-12 22:52 | 2012年 | Comments(4)