ぶらり探蝶記

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初夏の都市公園~コムラサキ登場~

5月26日 25日は終日仕事、26日も所用で行きたいフィールドへは行けなかった。平地性のゼフ達が飛び始めているのにもどかしさが増すばかり。少しの時間で郊外の公園を散策する。池のほとりにあるイボタノキを揺するも何も飛び出さない、ナナフシの幼虫がいただけ。キタキチョウは夏型が登場している。ルリシジミも2化が吸水していた。新生のヒオドシチョウ、テングチョウを見る。林縁を飛ぶミスジチョウを発見したが、撮影は不可。こんなところにも生息しているのか!意外な出会いに驚く。コムラサキは3頭目撃、黒化したクロコムラサキを期待したが、全て通常型であった。クロコムラサキの確率を考えると3頭ばかりで期待するのはムシがよすぎるか。オオモンシロかと思うような大きなモンシロチョウを目撃したところで時間切れとなり、戦果乏しく撤収する。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


コムラサキ  公園の手洗い場所で吸水する。↓
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コムラサキ  池のほとりのヤナギで休止する。↓
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ルリシジミ  春型よりも一回りは大きく、飛ぶ姿はなかなか美しい。↓
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ナナフシ  イボタノキで見つける。ここにはウラゴマダラシジミは生息してない様子。↓
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by temenos | 2013-05-29 00:22 | 2013年 | Comments(0)

西三河探索~蝶の季節は端境期~

5月18日 一日かけて西三河を探索する。猿投山の東山麓一帯から足助、六所山をぐるりと廻り、鞍が池公園を経て名古屋に戻った。車で大まかに見て廻っただけだが、故郷の播磨の里山と同じような雰囲気である。ただ、大きく違うのはクヌギ、アベマキ、コナラなどの落葉広葉樹の巨木が多いことである。薪炭林としての利用の仕方や歴史に違いがあったのだろうか。大まかな周辺状況の把握が目的であったので、蝶は真剣に探していないが、端境期でもあり見かける種類も数も少なかった。特にクロ系アゲハは少ない。ジャコウアゲハ、クロアゲハ、ナガサキアゲハを各1頭見たのみ。少し期待していたコムラサキやゴマダラチョウは全く見かけなかった。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ダイミョウセセリ  今年初見、東海地方は中間型の斑紋。↓
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ヒメウラナミジャノメ  普段カメラを向けることは少ないが、これだけ蝶が少ないと・・・。↓
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ツバメシジミ  どうやら2化のようである。同じ場所にボロボロの小型の♀が数頭飛んでいた。↓
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シロシタホタルガ  最初見たときは、そのどぎつさ一瞬引いた。↓
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ハルリンドウ  たぶんハルリンドウだと思うけど?湿地でひそやかに咲く。↓
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本日(19日)に購入してきたヤマビルの忌避剤。鈴鹿で試してみようっと。↓
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by temenos | 2013-05-19 22:52 | 2013年 | Comments(2)

朝見の儀~愛知県のミカドアゲハ~

5月12日 帝への拝謁を賜りたく、愛知県の生息地へ向かう。時期的にフライングかなと思いながら現地着。まずは、発生地の神社で撮影の祈願を行い、発生木を見上げるも飛んでいる気配もない。しかたなく、周辺を探索し始めたところ、田植えが始まる前の水田で吸水している帝に謁見できた。採集者や撮影者の影は皆無、心置きなく撮影する。ミカドアゲハの横にはカラスアゲハの♂が吸水に忙しい。帝の横に八咫烏、何とも絶妙の組み合わせで2ショットを狙ったが、これは許されなかった。10分ほど吸水していたが、すばやく樹上に舞い上がり、その後は降りてくることは無かった。遭遇したのは、この1頭のみ、まさに祈願の御利益があったというものだが、このような神聖な場所でネットを振り回したり、カメラを持って走り回る者達に神様も苦笑していることだろう、反省!他に見かけた蝶は、クロアゲハ、ナガサキアゲハ、ナミアゲハ、ウラギンシジミ、キマダラヒカゲ(初見)などであった。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ミカドアゲハ   この状態で吸水しているのを見つける。あまり飛び回らない。↓
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ミカドアゲハ  時折、飛び回るカラスアゲハに反応して翅を閉じる。↓
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ミカドアゲハ  V字開翅になった。表翅と裏翅が同時に写しこめるアングルに夢中で撮影する。↓
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ミカドアゲハ  少し飛んで、別の場所で吸水。アオスジアゲハとは違う水色の翅も美しい。↓
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ミカドアゲハ  正面上から、完全に翅を開くことが少なく、撮れたのはこれが限界であった。↓
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カラスアゲハ  本種もこの1頭のみ見かけた。忙しく飛び回り吸水していた。↓
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ウラギンシジミ  まだ生き残っていた越冬明けの♀。本来の軽快さは無く、弱弱しく飛んでいた。↓
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発生地  本殿横にミカドアゲハを育む御神木がある。↓
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by temenos | 2013-05-12 21:08 | 2013年 | Comments(4)

蒼穹に 若葉雪崩れて 薄羽舞い~ウスバシロと遊ぶ~

5月2日 木曽へイエローバンドでもと考えたが、まだ未発生の模様。それなら近場でウスバシロと戯れようと岐阜県中濃地方の山間に向かう。10時最初のポイントに到着、林道沿いに歩き始めるが、白い蝶は飛んでいない。ヒメウラナミジャノメ、ムラサキシジミが多い。コジャノメ初見、ツマグロヒョウモン♀を見る。期待したウスバシロが全くいないので、次の場所へ向かおうとしたところ足元からギフチョウが飛び出す。大きく破損し、色褪せた♀。産卵の大役も済ませ、後は天寿を全うするだけの状態のようである。二箇所目では、富有柿の林の中を多くのウスバシロが舞っている。11時の段階で気温は15度、かなり風が強く、低く弱く飛ぶだけの状態。すぐに舞い降り、吸蜜・休止を繰り返す。この地方に多い黒っぽい個体も見かける。新鮮な♀に求愛する♂を見つける。下草の中で交尾成立、交尾したまま葉上に這い上がってくる。そろそろウスバシロに飽きてきたころ、ホウジャクのように飛ぶ、黄色と黒のタイガースカラーの物体が目に留まる。キバネツノトンボ!!止まったところを撮影する。近くを散策すると、アザミが咲き始めた土手の上を無数のキバネツノトンボがブンブン飛んでいる。これには圧倒されるが、今日一番の嬉しい出会いであった。黒系アゲハはミヤマカラスアゲハ1頭目撃したのみ。抜けるような青空と雪崩落ちるような若葉緑の中、楽しいひと時を過ごし帰路に着く。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ウスバシロチョウ  風が強く、すぐに下草に降りて休止していた。↓
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ウスバシロチョウ  交尾嚢をつけた♀。新鮮な個体からスレまで様々であった。↓
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ウスバシロチョウ  この地方に多い黒っぽい個体、これは♀。↓
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ウスバシロチョウ  求愛から交尾成立までを観察する。上が♀。↓
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ウスバシロチョウ  上記を広角で。この地方の名産である富有柿の林の中で多くのウスバシロが舞う。↓
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ウスバシロチョウ  タンポポで吸密する。↓
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ウスバシロチョウ  タンポポで吸蜜、背景の白い車は愛車である。↓
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コジャノメ  今年初見、ヒメウラナミジャノメにずいぶん長い時間追い回されていた。↓
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ギフチョウ  寿命もあとわずか、元祖?岐阜のギフチョウ。↓
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ツマキチョウ  ウスバシロと追尾を繰り返していた♂。↓
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キバネツノトンボ  こんなに活発に群れて飛び回る昆虫だとは知らなかった。でも一番嬉しい出会いであった。↓
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by temenos | 2013-05-02 22:34 | 2013年 | Comments(2)