ぶらり探蝶記

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早朝の宝石~朝露の中の小宇宙と蝶~

11月16日 昨日の午後には雨も上がり、今日は朝から快晴。早速、いつもの河川敷に向かう。気温は9度、当然飛ぶ蝶はいない。朝露がしっかり降りているのを確認し、朝露でビッショリ濡れながら遊歩道沿いに蝶を探す。ヤマトシジミがポツポツと止まっている。全身朝露に濡れた個体を探すも、露の降り方が不十分なのか見つからない。低温に強いベニシジミは早くも飛び出して開翅している。朝露が美しく光るエノコログサに止まるヤマトシジミを見つけてじっくり撮影する。露の一滴一滴が青空を映し出しており、無数の小宇宙が煌いているようだ。肉眼では見ることが困難な不思議な世界がそこにある。本当は、蝶についた朝露が背景を映し出すのを撮影したかったのだが、これはなかなか難しい。蝶が少なくなる季節、普段見ることができないものをカメラで切り取るのも楽しい。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


朝露に濡れるバラ系の葉  一滴一滴が背景をさかさまに映し出す。↓
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葉の下についた朝露も同様に映し出す。背景の露の輝きは煌めいて夜景のようである。↓
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ヤマトシジミ  露がびっしり降りたエノコログサで開翅する。露が水色なのは青空を写しているため。↓
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ヤマトシジミ  少し近づいて撮影。無数の小宇宙がそこにあるようだ。↓
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ヤマトシジミ  大きくトリミングしてみると、ここでも一滴一滴が背景を映し出している。↓
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ヤマトシジミ  こちらは別個体。ちりばめた水色の宝石に止まっているようである。↓
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ヤマトシジミ  青空を背景に。エノコログサの露の煌きは水色一色から多くの色の煌きに変化する。↓
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by temenos | 2013-11-17 00:47 | 2013年 | Comments(2)

秋色~菊日和と蝶~

11月4日 昨夜の雨もあがり、午前中からきれいな秋空が広がる。関西では木枯らし一号が吹いたというが、名古屋は風はあるものの寒くは無い。早速カメラを持って、矢田川河川敷に向かう。見かける蝶は普通種ばかりだが、普通種であるがゆえにいろんな撮影を試せるのも事実。あーでもない、こーでもないと一人で結構楽しい時間を過ごす。河原のオオイヌタデ群落は、すっかり赤い枯れ草になっており、背景に取り込むと赤いボケを作ることができてなかなかいい感じ。蝶はウラナミシジミ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、アカタテハ、キタテハ、モンシロチョウ、キタキチョウ、モンキチョウ、イチモンジセセリ、チャバネセセリと、おきまりのメンバー達だけれども結構賑やかである。小春日和のこんな日に、のんびり、ゆっくり過ごすのもいいものだ。 (各画像はクリックすると拡大表示します)


ウラナミシジミ  スレ個体ばかりで、少しでも綺麗な個体を選ぶのが難しくなってきた。↓
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ウラナミシジミ  幾何学的な形のオオイヌタデの枯葉に囲まれ吸蜜する♀。一風変わった感じの画像になった↓
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キタテハ  じっくり見ると色濃い秋型は綺麗である。↓
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ヒメアカタテハ  枯れたオオイヌタデの群落を背景にしてぼかして見たらいい感じになった。↓
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ヒメアカタテハ  対岸のマンションを背景に入れると画面が明るくなった。上記とは好みが分かれるところ。↓
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ツマグロヒョウモン  セイタカアワダチソウで吸蜜する♀。背景が明るく、雰囲気は秋真っ盛り。↓
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ツマグロヒョウモン  こちらも比較的新鮮な♀。こちらは背景に河原があり、しっとりとした感じ。↓
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ツマグロヒョウモン  上記と同一個体だが、背景にオオイヌタデを入れてぼかすとこんなにも感じが変わる。↓
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モンシロチョウとベニシジミ  コセンダングサのフレームに収まる。↓
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by temenos | 2013-11-04 22:41 | 2013年 | Comments(2)

Bon voyage!~南へ向かう者と見送る者~

11月2日 紀伊半島まで南下し、この時期のシジミチョウ達に会いに行きたかった。しかし、これは叶わず、豊橋の公園に向かう。現地での天候はうす曇り、気温20度程度。少し日が差し始めると次々に蝶が飛び始める。ヒヨドリバナには多くのアサギマダラが群れている。フワフワと独特の飛翔で、行きかう人々を楽しませていた。マーキングされた個体を探すが、ここでは見つけられなかった。期待したヤクシマルリにも出会わず。花壇のコスモスやマリーゴールドにはヒメアカタテハ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、キタキチョウなどが舞っている。花壇では、これだけ花があってもアサギマダラは1頭も見かけなかった。まだ樹液が出ているクヌギにはオオスズメバチと共にアカタテハ、ルリタテハが来ていた。午後3時になってもアサギマダラ達はヒヨドリバナに群れていたが、南へ飛び立つ日も間近であろう。南へ向かう者たちの旅の無事を祈るばかり。残る者たちも、そろそろ越冬の準備、厳しい冬の試練が待ち受けている。 (各画像はクリックすると拡大表示します)

アサギマダラ  少々驚かしてもすぐに戻ってくる。かなり執着していた。↓
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アサギマダラ  一つのヒヨドリバナ群落(植栽だが)に10頭以上が群れ飛ぶ。↓
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アサギマダラ  新鮮からボロ、大きなのから矮小まで様々。↓
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ヒメアカタテハ  秋にはコスモスとの2ショットが似合う。残念ながらコスモスは盛期が過ぎており、いい写真は撮れなかった。↓
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ヒメアカタテハ  キバナコスモスで吸蜜。蝶と花が同色系では映えない。↓
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アカタテハ  クヌギの樹液に2頭きていた。1頭は近くの赤松の幹に止まって日光浴。↓
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ルリタテハ  クヌギの樹液にきている新鮮な秋型。前翅先端まで青がのって綺麗である。↓
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ゴマダラチョウ  エノキの小木に3匹いた。一瞬、アカボシに思えてドキッとしたが、すぐにゴマダラとわかり胸をなでおろす。↓
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by temenos | 2013-11-02 23:07 | 2013年 | Comments(2)