ぶらり探蝶記

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めんそーれ琉球~南国の蝶とふれあう②~

4月25日~28日  3日目の蝶撮影に専念できる時間は6時間、まずはヤンバルの林道を流す。20年前にはリュウキュウウラボシが多数生息していたという箇所を見て廻るが、全く姿はなし。もはや、いなくなってしまったのか時期的に遅かったのかは不明のまま。ぽっかり開いた空間のセンダングサに多くの蝶が集まっている。アマミウラナミシジミは林縁や樹林内の蝶のようだ。クロセセリも吸蜜に忙しい。オキナワカラスアゲハを目撃するが、飛び去ってしまう。ボロボロのコノハチョウを撮影し山を下りた。農家脇のクチナシを探して廻るがイワカワシジミの姿も無い。海岸沿いの崖にはソテツが多く、無数のクロマダラソテツシジミが舞っていた。チャバネセセリのようなセセリを撮影。本州ならチャバネセセリと言い切るのだが、スレていることもあって同定に自信なし。最終日は無情の雨、海洋博公園のランタナに雨にもかかわらず多くの蝶が群れている。ジャコウアゲハやシロオビアゲハ、クロマダラソテツシジミがメイン。ここでボロボロのオキナワビロードセセリを発見、雨・樹木下の圧倒的光量不足の中、なんとか撮影するもカメラの設定をミスするというポカをやらかす。
ここで沖縄行の全てが終了。ベストシーズンに撮影目的でゆっくり探索したいと思いながら、帰路の飛行機に乗り込んだ。


オオゴマダラ  ブーゲンビリアで吸蜜。フワフワとゆっくり飛ぶ様は、時間の流れが遅い南国にピッタリ。↓
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オオゴマダラ  吸蜜を横から。↓
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コノハチョウ  小川沿いに張りだした枝先に止まる。残念ながら後翅が大破損。↓
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リュウキュウヒメジャノメ  ヒメジャノメより少し小さく、翅裏の白線が幅広い。↓
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リュウキュウヒメジャノメ  開翅してしまうとヒメジャノメとの区別がつかない。↓
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アマミウラナミシジミ  林縁や樹林内を活発に飛ぶ。最初はなんだかわからずにドキドキしてしまった。↓
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アマミウラナミシジミ  静かにV字開翅する♀。なかなか美しい。↓
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クロマダラソテツシジミ  神奈川での大発生以来の出会い。こちらでは全くの普通種のようだ。↓
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クロマダラソテツシジミ  沖縄最北端の岬にて。東シナ海を背景に強風に耐える。↓
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クロセセリ  見かけたのは撮影した一箇所のみ。但し、この場所にはわんさかと飛んでいた。↓
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クロセセリ  V字開翅する。↓
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オキナワビロードセセリ  雨の中、ランタナで吸蜜する。カメラの設定をミスして、正に証拠写真。↓
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チャバネセセリ  たぶん?他に考えられるのはユウレイセセリ?トガリチャバネセセリ?↓
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by temenos | 2014-04-30 23:30 | 2014年

めんそーれ琉球~南国の蝶とふれあう①~

4月25日~28日  4日間の予定で沖縄を訪れる。しかし、蝶撮影が目的でなく家族サービスの観光旅行のため、蝶の撮影は観光の合間と3日目に許された6時間のみ。天候は曇りがちで芳しくなかったが、これまで温室の蝶ハウスでしか見たことの無かった蝶たちに触れ合うことができた。今の時期は、どちらかというと端境期なのであろうが、この蝶の多さはなんだ!さすがに亜熱帯である。最も多かったのはイシガケチョウ、次いでジャコウアゲハと本州でもお馴染みの蝶であった。クロマダラソテツシジミは、ソテツがあれば飛んでいるという感じ。同定できない大き目の白い蝶が軽快に飛んでいく。ウスキシロチョウかナミエシロチョウであろう。オオゴマダラはふわふわと優雅に舞い、ツマベニチョウはオレンジも鮮やかに颯爽と飛び回る。残念ながら撮影したかったリュウキュウウラボシシジミとイワカワシジミには出会えず。限られた時間と芳しくない天候のため、満足いく撮影は出来なかったが、2回に分けて琉球でふれあった蝶たちを掲載しよう。


シロオビアゲハ  ブーゲンビリアで吸蜜する。ジャコウに次いで多かったアゲハが本種。↓
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シロオビアゲハ  ブーゲンビリアの周りを小型の黒いアゲハが軽快に飛び交う。南国らしい光景であった。↓
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ジャコウアゲハ 何処に行っても多くの本種を見かける。↓
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ナガサキアゲハ  不思議と見かけたのは2頭のみ。真っ白い♀を見かけたが、残念ながら撮影は叶わず。↓
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イシガケチョウ  道端から樹林内まで、これこそウジャウジャいるという感じ、幼虫や蛹も見かけた。↓
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イシガケチョウ  川岸で吸水する新鮮な個体。↓
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ツマベニチョウ  南国らしい鮮やかさ。颯爽と飛び回る様は見ていても気持ちいい。↓
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ツマベニチョウ  突如、舞い降りて活動を休止した。表翅の鮮やかさとは別物の地味な裏翅。↓
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アサギマダラ  新鮮な個体が樹林内で休止していた。↓
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ツマムラサキマダラ  見かけたのはこの1頭の♀のみ。センダングサで吸蜜。↓
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ツマムラサキマダラ  上記と同一個体の翅裏。↓
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リュウキュウミスジ  いったいコミスジと何処が違うのか?もし混飛していたら同定に自信なし。↓
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by temenos | 2014-04-29 17:22 | 2014年

東濃の里山~蝶と保護色~

4月12日 特に目的の蝶や場所を定めず、ぶらりと東美濃の御嵩町を訪れてみた。可児川沿いに里山が長閑に広がり、最も心が安らぐ風景である。少し内陸のためか、こちらでは桜が満開。田圃の畦には、モンシロチョウ、ベニシジミが多く、林縁にはスジグロシロチョウが舞う。春型のスジグロシロチョウを撮影したかったが、どれも飛び去ってしまい願いは叶わず。池の縁ではミヤマセセリが、いつものように忙しく飛び回る。枯葉に止まるミヤマセセリやキタテハ、若草に止まるツマキチョウなど、蝶の保護色との対比を楽しむ。ヤマトシジミ初見、自宅近くではまだ発生していないのに、こちらでは多くの個体が飛び回っていた。その他、見かけた蝶はギフチョウ、モンキチョウ、ルリシジミ、アカタテハ、ルリタテハ。


ミヤマセセリ  新鮮な♂、落ち葉の上に止まる。止まった場所を見失うと探すのに難渋する。↓
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ツマキチョウ  ホトケノザで休止モードの♂。新芽のでた枝先や若草に止まると見事な保護色である。↓
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キタテハ  徹底的に枯れ草の上で日光浴する。開翅するとそうでもないが、翅を閉じるとこちらも見事な保護色となる。↓
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ヤマトシジミ  開翅する新鮮な♂。ハイシーズンになると見向きもしなくなるが・・・。↓
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ヤマトシジミ  ♀は出始めなのか、見かけたのはこの1頭のみ。↓
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スミレ  水田脇で咲き誇る。↓
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スミレサイシン?  ひっそりと林床に咲く。知識が乏しく、スミレの仲間は同定できない。↓
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by temenos | 2014-04-13 16:05 | 2014年

妖精たちの舞~再び北山湿地へ~

4月5日 冬型の気圧配置で寒の戻り、予想最高気温は13℃。しかし、風は弱く日差しも暖かい。陽だまりには蝶たちが集まっているだろう。東濃行きの予定を急遽変更して、少しでも暖かそうな西三河に向かう。先週は全く咲いていなかったコバノミツバツツジは多くの木で花をつけている。ポイントでは撮影者5名が待機中、その中のお二人が林道上を撮影されていた。近づくと新鮮なギフチョウがお決まりの地面ベタ開翅中で、そっと仲間に入れていただく。今日見かけたギフは3頭、どれも新鮮な♂であった。初見のツマキチョウ♂を撮影後、場所を変える。手入れされたクヌギやコナラの雑木林の林道や林縁をミヤマセセリが忙しく飛び交う。こちらも初見であるが、どれもスレやボロばかり。コツバメも見かけたが撮影は叶わず。スプリングエフェメラルたちが出揃い、本格的にシーズンがスタートしたと感じさせられた春の日であった。


ギフチョウ  ササに止まり開翅する新鮮な♂。↓
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ギフチョウ  枯葉上でV字開翅する。↓
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ギフチョウ  倒木に止まり開翅する。↓
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ギフチョウ  気温が低く、活動は不活発。この個体はうんと近づいても逃げなかった。↓
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ギフチョウ  開翅する♂とニホントカゲ。捕食者と捕食されるもの、呉越同舟。↓
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ツマキチョウ  昨年も全く同じ場所で、同じような飛翔写真を撮っている。↓
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ツマキチョウ  コバノミツバツツジに止まる。吸蜜かと思ったが、どうやら吸蜜はしていないようだ。↓
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ツマキチョウ  ホトケノザに止まる。こちらも吸蜜はしていない。↓
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ツマキチョウ  オオイヌノフグリで吸蜜する。↓
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ミヤマセセリ  林道上でテリを張る。どれも鮮度はこの程度であった。↓
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ミヤマセセリ  コバノミツバツツジで吸蜜する。↓
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ハルリンドウ  保護された湿地で咲き誇る。↓
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by temenos | 2014-04-05 22:44 | 2014年