ぶらり探蝶記

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真夏の昼下がり~河川敷の樹液酒場~

7月27日  天気予報が芳しくなかったため、遠出せずに昼過ぎからいつもの河川敷に向かう。アキニレの樹液酒場が繁盛している時期だ。店を覗いてみると、お客さんはいつもの常連さんばかり。コムラサキ・ゴマダラチョウ・スズメバチ・カナブン・シロテンハナムグリ・カブトムシ・コクワガタといった面々、真昼間から酒場は大賑わい。ゴマダラチョウとカナブンが飲んでいたところに、シロテンハナムグリとコムラサキが合流、そこに乱暴者のスズメバチが我物顔で乱入し、ゴマダラチョウは店の外に追いやられてしまった。同じ木にアブラゼミ・クマゼミ多数。昼下がりの河川敷は夏本番といったところ。


コムラサキ  アキニレの葉上で休憩中の♀。↓
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コムラサキ  樹液にやってきた♀。↓
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コムラサキ  開翅する♀、残念ながら褐色型。この場所にクロコムラサキがいてくれると楽でいいのだが・・・。↓
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ゴマダラチョウ  かなりスレている2化の個体。カナブンと仲良く飲んでいたのだが・・・。↓
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ゴマダラチョウ  後からやってきたコムラサキ姉さんやシロテンハナムグリ、狼藉者のスズメバチに追いやられて枯れ枝で休息。↓
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樹液酒場  アキニレの酒場はクヌギやコナラよりも集客力は強いかも。上のほうにゴマダラチョウが寂しく佇む。↓
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クマゼミ  早朝からなんとも騒がしい連中であるが、やっぱり夏には欠かせない。↓
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アブラゼミ  昼下がりや夕刻に至近距離で鳴かれると暑さが倍増するような・・・。↓
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クマゼミ抜け殻  なにもこんなに群がらなくてもと思ってしまう。同じ木にはおびただしい抜け殻がぶら下がっていた。↓
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by temenos | 2014-07-28 21:37 | 2014年

またしても…~三連敗のキリシマミドリ~

7月26日 キリシマが活発にテリ張りを開始する時期、これより後だとスレ個体も多くなり今が適期であろうと勇んで早朝から鈴鹿に向かう。午前6時すぎにポイント到着、なんと先着組みが3名。4時すぎから待機中とのこと、恐れ入る。早速、仲間に加えていただきキリシマのお出ましを待つ。上空には雲が立ち込め、条件は今一。時間が経つにつれ、撮影者の数も増してくる。採集者1名を加え、ポイントは大賑わい。しかし、飛び交うキリシマは少ないし、中々下にも降りてこない。蝶談義に費やす時間のほうが圧倒的に多い。これはこれで楽しいのだが、今年はなんとしても美麗な金緑色を撮影したい。そのチャンスは3度ほどあった。そのうち2回は絶好の開翅ポジションに静止するも、残念ながら開翅せず。夕刻の仕事に合せて、断腸の思いで午後1時に撤収する。今回も開翅は撮れなかったが、多くの同好者の方々と楽しく時間を過ごすことが出来た。ご一緒いただいた皆様、ありがとうございました。


キリシマミドリシジミ  アカガシの葉に止まり、翅をスリスリしだし、開翅への期待が膨らむ。後翅から金緑色がのぞく。↓
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キリシマミドリシジミ  葉の先端に動いた。開翅してくれれば絶好のポジションだったが・・・。↓
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キリシマミドリシジミ  少し飛んで奥まったところにとまる。↓
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エゾミドリシジミ  吸水に降りた♀。↓
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by temenos | 2014-07-27 20:32 | 2014年

但馬の蝶~ゼフたちと過ごした1日~

7月12日 札幌での仕事が台風を考慮してキャンセルとなったため、思い立って但馬に向かう。仲間と合流し、早朝6時すぎから林道を探索し始める。林道沿いに早くもジョウザンミドリがテリを張っている。叩き出しを始めるも、目的の蝶は姿を見せない。沢筋ではアイノミドリがテリ張りを始めており、狭い空間を多数が卍・追尾飛翔を繰り返す。「お~!凄いな」皆の感想も同じ。時期的にスレ個体ばかりだが、キラキラと美しく見ているだけでも楽しい。クモの巣に捕われたジョウザンミドリを見つける。てっきり絶命していると思っていたが、捕われたばかりのようで暴れだす。「救出しようか」とのことで、クモの巣から解き放つ。これに対するお礼なのか、ジョウザンミドリの交尾ペアを発見する。テリ張り場での求愛と交尾が通常のようだ。叩いた木からウラクロシジミ♂♀が同時に飛び出す。相当のスレ個体、特に♂の裏翅は、よく見ないと何のゼフがよく判らないほど。しかしながら、♂♀ともV字に開翅してくれる。ヒサマツ♀を発見するも、カメラを向ける前に飛び立たれてしまう。フジミドリはボロ・スレの♀がチラホラ飛び出す。お昼近くになってヒサマツ♂がテリを張り出すも、どれもこれも大スレ・大ボロのオンパレード。時期的に仕方ないところだが、こんな状態でも元気一杯に高速で飛び回る。同行者が♀を発見、木陰で開翅している。やはりヒサマツは発生地から♂♀ともヒルトップし、ここで求愛・交尾を行うのであろう。残念ながら、期待したシーンを観察することは出来なかった。時期的に撮影には適期ではなかったが、充実した一日であった。見事なブナ林の林床は下草が全く無く落ち葉の絨毯を敷き詰めたようで、本来のブナ林にはあり得ない景観が広がっている。全てはシカの食害によるもの、但馬を代表するブナ林も大きな悲鳴を上げているようだ。


ジョウザンミドリシジミ  クモの巣に捕われた♂。テリ張り中に捕われたのであろう。↓
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ジョウザンミドリシジミ  交尾ペア、♂のテリ張り開始から相当期間の経過したこの時期に観察できると思わなかった。↓
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アイノミドリシジミ  時期的にスレ個体ばかりだが、この金緑色の煌きは素晴らしい。↓
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アイノミドリシジミ  開翅する♂、この角度でもアイノ本来の金緑色がでる。↓
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アイノミドリシジミ  多数の個体が卍・追尾飛翔を繰り返す。多いときで6頭が追いかけあう。↓
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ウラクロシジミ  フジミドリと並んで発生の早い本種、当然スレ個体。↓
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ウラクロシジミ  わずかにV字に翅を開く♀。↓
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ウラクロシジミ  こちらもV字開翅する♂。翅裏は種類も解らないほど大スレなのだが・・・。↓
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ウスイロオナガシジミ  色褪せて正に名前のとおりの「ウスイロ」状態。↓
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ヒサマツミドリシジミ  但馬を代表するゼフィルス。クマザサに静止する♂。口吻を欠損しているが、この状態でも元気にテリを張っていた。↓
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ヒサマツミドリシジミ  V字開翅する♂。翅表は光りにくい角度だが、それにしてもスレまくり。↓
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ヒサマツミドリシジミ  木陰で開翅する♀、きちんと撮影する前に当方の不注意で飛び立たれてしまう。↓
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ヒサマツミドリシジミ  ブナの小木の梢でテリを張る。ヒサマツ本来の金緑色、これでもまだマシな個体。↓
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ヒサマツミドリシジミ  クマザサの葉上でテリを張る。この角度だと青みがかった色に光る。↓
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早朝の但馬の山から。霧がたなびき厳かな雰囲気。↓
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by temenos | 2014-07-13 17:45 | 2014年

梅雨の合間に~高原で出会った蝶~

7月6日  柏林で楽しんだ後、開田高原に向かう。相変わらずの曇り空、雄大な御岳の眺望は期待できない。唐松などの林縁の農道を歩く。相当な密度で無数のヒメシジミが舞っている。正にヒメシジミだらけといった具合。ホシミスジ新鮮、イタドリについた鳥の糞から吸汁している。耕作を放棄した広大な畑には、アザミとヒメジョオンが咲き乱れ、幾分人工的だが素晴らしい景色が広がっている。多くのウラギンヒョウモンが舞う中、すぐに小さなヒョウモンが目に留まる。目的のコヒョウモンモドキである。ヒメジョオンで盛んに吸蜜する。しかしながら、群れ飛ぶ感じではない。入れ替わりにポツポツ現れるといった程度。どの個体も新鮮であった。一年ぶりにステンドグラスのような翅裏も楽しむが、すぐに開翅することもあって満足いく翅裏の写真は撮れなかった。多くの産地で激減している本種、ここの過去の状況は知らないが、まだまだ顕在のようで一安心する。畑の畦でコキマダラセセリの産卵を見る。帰り際、駐車した愛車に多くの蝶が集まっている。廃ガスの臭いに惹かれるのであろうか?オオミスジ、ヤマキマダラヒカゲ、コキマダラセセリ、フタスジチョウが車の周りから離れなかった。


ヒメシジミ  静止する新鮮な♂。↓
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ヒメシジミ  吸蜜する♀。♂♀の色合いの対比も楽しい。↓
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ヒメシジミ  開翅する♂、極めて新鮮なせいなのか他の個体に比較して色合いが濃い。↓
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ヒメシジミ  仲良く開翅する♂と♀。これ以外にも3頭の♂がすぐ近くで開翅しており、このうちの1頭が求愛したが交尾には至らず。↓
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コヒョウモンモドキ  ヒメジョオンで吸蜜する。どの個体もヒメジョオンに固執していた。↓
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コヒョウモンモドキ  ヒメジョオンで吸蜜する別個体。↓
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コヒョウモンモドキ  すぐに開翅してしまうため、翅裏はこれが精一杯であった。↓
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コヒョウモンモドキ  吸蜜する個体を下から撮影、背景がうまく暈けてなんとなくいい感じ。↓
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ホシミスジ  駐車した横の草地から1時間以上離れなかった。↓
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オオミスジ  愛車のフェンダーまわりに纏わりついて離れなかった、この時は葉上で休止中。↓
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フタスジチョウ  すでにかなりの破損個体。↓ホシミスジとのバトルに敗れ、休止している。↓
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クジャクチョウ  少しスレているが、新生蝶か?別に見た個体は大破損していたが・・・。↓
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コキマダラセセリ  愛車のホイールから、何を吸汁しているのか?相当に執着していた。↓
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オオヤマオダマキ  この時期、高原の林縁に艶かしく咲く。↓
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by temenos | 2014-07-10 21:29 | 2014年

梅雨の合間に~南信の柏疎林の蝶~

7月6日 早朝から南信濃の柏林へ向かう。空には雨雲が広がっているが、雲の切れ間に青空が見え隠れしている。標高の高い山の頂はガスの中だが、雨は大丈夫であろう。6時半現地着、ホトトギスが真近で鳴いている。上下とも雨合羽を着て、柏の木を叩いてみる。ハヤシミドリがチラホラ飛び出す。下草に降りた個体の前で開翅を待つが、今日は開いてくれなかった。同じ場所で、キマダラルリツバメを3頭見つける。キマダラルリツバメは、下草で夜を明かしているようだ。♂の1頭は、こちらが気づかずに飛び立たれてしまう。残りの♂は活動弱く、手乗り状態。残念ながら尾状突起を全て喪失しているも、健気に開翅してくれる。すぐ近くのシダの上で♀がV字開翅していた。こちらもスレ個体、尾状突起は4本あるが、4白ではなかった。9時過ぎから、上部の林道沿いでジョウザンミドリがテリ張りを始めた。ジョウザンにしては開始時間が遅いのは、天候の関係か?多いときで6頭が卍追尾を繰り返す。いつみても素晴らしいショーである。スレ・ボロの個体が多いのは時期的に仕方の無いところ。林道脇の草原のオカトラノオには多くのヒョウモンが群れている。オオウラギンスジヒョウモン、メスグロヒョウモン、ウラギンヒョウモンでウラギンはスレばかり。ニイニイゼミを見る。名古屋では、2日前からクマゼミが鳴き出している、夏到来である。


ハヤシミドリシジミ  下草に降りた♂、開翅しかけたが、ここでストップ。マリンブルーがわずかに煌く。↓
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ハヤシミドリシジミ  下草に降りた♀、こちらも全く開翅しなかった。↓
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キマダラルリツバメ  尾状突起を全て喪失している♂。↓
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キマダラルリツバメ  上記の♂が開翅、新鮮な状態でこのような写真をとりたいところである。↓
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キマダラルリツバメ  腹部の膨らんだ♀。♂の撮影中に近くに止まっているのを見つける。↓
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キマダラルリツバメ  V字開翅する♀。1本の尾状突起の先端部が喪失している。↓
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ジョウザンミドリシジミ  ススキで開翅する♂。スレ・ボロが多い中、選んで撮影する。↓
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ジョウザンミドリシジミ  ススキでテリを張る♂、本種は低いところでテリ張りするため撮影しやすさはNo.1である。↓
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ジョウザンミドリシジミ  V字になる♂、15mx15mの狭い範囲に5~6頭がテリを張っていた。↓
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ジョウザンミドリシジミ  イタドリでテリを張る。↓
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オオウラギンスジヒョウモン  オカトラノオの花に蝶が集まりだすと夏本番の印象がある。↓
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by temenos | 2014-07-06 20:26 | 2014年