ぶらり探蝶記

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季節の流れは早く

4月23日24日  朝一番の特急で信州へ向かう。途中、友人と合流して低標高地のヒメギフのポイントへ。いただいていた事前情報どおり、カタクリはほぼ終了しており綺麗に咲いているのはほんの数株。当然、ヒメギフも大スレかボロで個体数も少ない。数カット撮影したが、粘るのは時間の無駄と判断し、高標高地へ向かう。カラマツ林の林床のカタクリはいい感じ。期待通り多くのヒメギフが舞うが、ここもスレ個体がほとんど。求愛から交尾を観察する。天気予報どおり、雲が広がり飛ばなくなったのでこの日は撤収。高標高地でも発生開始から時間を経ているようなので、24日はフライング覚悟で白馬のポイントへ向かう。9時前現地着、なんと桜もカタクリも満開。イエローバンドも出ているとのこと。例年より2週間ほど季節の進展が早いようだ。ところが、天気予報とは裏腹に、雲がべったりと空を覆う。天気の回復を粘り強く待つ。薄日が続くようになると、ギフやヒメギフが樹上から舞い降りてくるが、気温が低いせいか活発でなくすぐに樹上に舞い上がってしまう。出てくる個体数も少ない。再び厚い雲が空を覆ったため、13時半撤収する。


ヒメギフチョウ  カタクリで吸蜜。蝶も花も少し色あせている。
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ヒメギフチョウ  カタクリよりスミレにやってくることの方が多かった。
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ヒメギフチョウ  交尾成立後、フラフラ飛んで枝に止まる。
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ヒメギフチョウ  交尾終了間際、♂は交尾嚢を作るため盛んに腹を動かす。右は♀。
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ヒメギフチョウ  少し寒かった24日、地面で日光浴をする。
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ギフチョウ  カタクリにやってきた新鮮な個体。残念ながらノーマルタイプ。
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コツバメ  八重咲きの椿に止まる。少しだけ幻光がでている。
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カタクリ
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キクザキイチゲ
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オツネントンボ  こんな状態で越冬していたのだろうか。
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by temenos | 2016-04-24 22:11 | 2016年 | Comments(2)

晩春の河川敷

4月22日 所用のため休暇をとる。午前中に要件を済ませ、多摩川河川敷に向かう。12時前に現地着。早速、足元をギンイチモンジセセリが弱弱しく飛び去る。枯れたススキの間を多くのギンイチモンジセセリが探雌飛翔している。蛾のようだし、なんでこんなものをと思うが、止ったところをじっくり観察すると可愛い蝶である。枯れススキの上でミヤマチャバネセセリがテリ張りをしている。通り過ぎるベニシジミにスクランブル発進していく。ギンイチモンジセセリとは違い、素晴らしいスピードである。ツバメシジミも多い。残念ながら綺麗な青♀には出会えず。ヒメウラナミジャノメがアキニレの樹液酒場に来ていたが、初めて見る光景であった。ナミアゲハ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キタキチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、キタテハ、ツマグロヒョウモンとお馴染みの蝶を見る。


ギンイチモンジセセリ
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ギンイチモンジセセリ
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ギンイチモンジセセリ
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ギンイチモンジセセリ
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ミヤマチャバネセセリ
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ミヤマチャバネセセリ
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ミヤマチャバネセセリ
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ツバメシジミ
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ツバメシジミ
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ヒメウラナミジャノメ
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by temenos | 2016-04-22 19:54 | 2016年 | Comments(0)

Hatching

4月2日 ここ数年、仲間達と取り組んでいるとある種の生態観察のため某所を訪れる。曇りで時折陽がさす程度だが、観察には問題ない。山間部でも桜が綺麗であるが、すぐ近くでも満開近い木もあれば蕾のままの木もあり、日当たりの関係で開花が大きく違うようだ。眼下の渓流、芽吹き始めた木々、ところどころ散りばめられたように咲く桜、美しい景観が広がる。日差しが続くとコツバメ、ミヤマセセリ、ツマキチョウのスプリングエフェメラルが現れる。ヒオドシチョウ、アカタテハ、テングチョウも日光浴を始める。静かな山あいで7時間観察を行い、本日は大きな成果を得た。自然状態でこの生態が撮影されたのは、おそらく日本初であろう。仲間達と投稿予定なので詳細は差し控えるが、横浜で仲間と祝杯をあげ、午前0時前にくたくたで帰宅する。


観察場所付近の景観 この景色だけで心安らぐ。
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アブラチャン
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キブシ
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ミツマタ
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タチツボスミレ
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ファウストハマチョッキリ
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コツバメ
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ミヤマセセリ
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休眠芽基部に産み付けられた卵。ミクロパイルが空き孵化直前
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この生態が自然状態で撮影されたのはこれが初めてだろう。(投稿予定のため画像処理しています)
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by temenos | 2016-04-03 21:27 | 2016年 | Comments(1)