ぶらり探蝶記

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黒小紫

5月22日 西三河のコムラサキ撮影に向かった。早朝から出かけるつもりが、いろいろあって現地に10時着。すでに河川敷のヤナギの群落にコムラサキが飛び交っている。♂は探雌飛翔で止まらない。仕方ないので樹液を探して回る。樹液酒場にはコムラサキ、ゴマダラチョウ、サトキマダラヒカゲが集っていた。黒色型の比率は、いつもと同じくらいで30%といったところ。新鮮なヒオドシチョウを数頭見かける。ウラナミシジミ初見、咲き始めたアレチハナガサで吸蜜する。新鮮な黒色型♀を撮影する。不活発で日陰に静止することが多い。春型の黒色型は白線が太く、ことさらに美しい。なんとしても黒色型♂の綺麗な開翅を撮影したくて、テリ張りの始まる3時以降まで炎天下の河川敷で粘るも、最後まで近くに来てくれなかった。午後4時過ぎ、脱水気味になり撤収する。


コムラサキ(黒色型)♂
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コムラサキ(黒色型)♂
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コムラサキ  左右が黒色型の♂、中央は褐色型の♂。
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コムラサキ(黒色型)♂
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コムラサキ(黒色型)♂
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コムラサキ(黒色型)♂
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コムラサキ(黒色型)♀
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コムラサキ(黒色型)♀
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コムラサキ(黒色型)♀
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ゴマダラチョウ
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ヒオドシチョウ
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サトキマダラヒカゲ
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ウラナミシジミ♂
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by temenos | 2016-05-24 21:37 | 2016年 | Comments(0)

一人きりで

5月15日  前日に信州入り、早朝から北アルプスを目指す。今日は何があってもクモツキ一本と心に決める。発生が早かった今季は、低標高地は発生後期であり人ごみの有名ポイントを避け、一人標高を稼ぐ。快晴、気温高くハタザオもいい感じで咲いている。周りに撮影者の姿なく、今日はもらったとほくそ笑みながらハタザオの前で待つ。しかしながら、クモツキおろか蝶が全く飛ばない。まさかの未発生のようだ。1時間ほどで失意のうちに下山を決め、低標高地のポイントへ向かう。撮影者の多いポイントを避け、一人周辺を探索する。ここでようやくクモツキに出会う。♀は次々に現れるが、時期的に♂は計3頭見たのみ。♀の産卵を撮影する。そうこうするうちに高山にガスがかかり始め、太陽が顔を隠す。クモツキの♀は早々に活動を停止する。♂はしばらく飛んでいたが、こちらも活動を停止。おそらく今日はもう活動しないだろう。ここぞとばかり撮影する。一人きりで、遊んでくれたクモツキは数頭。思ったような写真は撮れなかったが、いつもと違う状況に感謝しながら帰路に就いた。


以下 クモマツマキチョウ
ハタザオに産卵。
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ハタザオに産卵。
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錆びたガードレール脇を飛ぶ♀。
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活動を停止した♀。
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休止した♀を順光で。
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こちらは逆光で。
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石垣に生えたハタザオにやってきた♂。
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吸蜜する♂。
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吸蜜する♂。遠目にしか撮影できなかった。
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活動を停止した♂。
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少し逆光気味に。
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曇り空で背景がはっきりせず、広角としては不十分。
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by temenos | 2016-05-16 20:50 | 2016年 | Comments(0)

木漏れ日の林道

5月14日 今週末は蝶三昧にひたろうということで、初日は裏高尾の林道を歩く。林道に入る手前で新鮮なイチモンジチョウが現れる。林道ではサカハチチョウ、コミスジ、オナガアゲハが多い。ダイミョウセセリも新鮮、アオバセセリが物凄いスピードで林道上を飛ぶ。サカハチチョウに交じってスミナガシ2頭が吸水に降りていたが、撮影中に林道修復の作業で追い払われる。ウスバシロチョウやカラスアゲハが時折横切っていく。越冬明けのルリタテハやテングチョウがまだ生き残っていた。渓谷沿いのミツバウツギに4頭のアオバセセリが吸蜜に来ていたが、全て大スレで「ウスバアオセセリ」状態。吸蜜中も盛んに追いかけあう。これだけ高速で激しく飛び交うと鱗粉の落ちも仕方のないところ。バス停まで降りてくるとジャコウアゲハやアオスジアゲハが飛んでいる。ツツジに来ていたイチモンジセセリを見る。発生が早かったアオバセセリやスミナガシはスレていたが、久しぶりに多くの蝶に囲まれた感覚を楽しみ、心地よい疲れと共に中央線に飛び乗り信州に向かった。


イチモンジチョウ
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ダイミョウセセリ
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オナガアゲハ
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スミナガシ
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スミナガシ
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サカハチチョウ
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コミスジ
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アオバセセリ
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カラスアゲハ
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イチモンジセセリ
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by temenos | 2016-05-15 22:12 | 2016年 | Comments(0)

拝謁は叶わず

5月8日 知多半島のミカドアゲハ生息地に向かう。10時半現地着、既に採集者、撮影者合わせて6名ほどがスタンバイ中。撮影者のお一人に話を伺うと、今年は5月3日あたりから発生しているとのこと。本日は快晴、朝方は冷え込んだが気温も高くなって期待が膨らむ。ところが待てど暮せど全く姿を見せてくれない。少し離れて生息地の森全体を見渡し続けるが、樹冠を舞う姿も見えないのはどうしたことか。林縁を飛ぶ数頭のサトキマダラヒカゲを見るだけであった。いつもはミカドアゲハが吸水に来る水田で新鮮なモンキアゲハを撮影する。昼前には諦めて近くのハンノキ林にミドリシジミの様子を見に行く。若葉を貪る幼虫や、蛹化のため木を降りていく終齢幼虫を観察する。

モンキアゲハ
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モンキアゲハ
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モンキアゲハ
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モンキアゲハ
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モンキアゲハ
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モンキアゲハ
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モンキアゲハ
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サトキマダラヒカゲ
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ミドリシジミ終齢幼虫
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ミドリシジミ終齢幼虫
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ミドリシジミ幼虫の巣
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ハラビロトンボ♂
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by temenos | 2016-05-09 23:17 | 2016年 | Comments(0)

天女の舞

5月1日 GW真っ只中、今年も人込みを避けて静かな東三河の山間部を訪れる。全体的に季節の進展が早い今季だが、ここではアザミも蕾が多くウスバシロチョウも最盛期前といったところ。それでも交尾嚢をつけた♀も飛んでいた。天女が羽衣を纏って宙を舞っているような雰囲気を出したくて飛翔を中心に撮影するが、いつもながらイメージばかりが先行するだけ。クロ系アゲハはカラスアゲハ、オナガアゲハ、クロアゲハ、ナガサキアゲハを見るが数は少ない。コミスジ初見。梅林でエサをついばむコジュケイのつがいと、その上空を悠然と舞うオオタカを見る。

ウスバシロチョウ
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ウスバシロチョウ
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ウスバシロチョウ
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ウスバシロチョウ
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ウスバシロチョウ
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ウスバシロチョウ
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ウスバシロチョウ
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ウスバシロチョウ
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ウスバシロチョウ
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ウスバシロチョウ
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コジュケイ
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by temenos | 2016-05-09 22:53 | 2016年 | Comments(0)

望郷の蝶たち

4月29日 ツシマウラボシジジミを保護増殖させている施設での観察が可能になり、帰省前に訪れる。南国の蝶たちが舞う温室内に数頭の♂がチラチラ飛んでいる。初めて見た生きているツシマウラボシジジミは、体長に比較して長い触角と丸っこい翅のとても小さく可愛い蝶であった。翅表は素晴らしいブルーの輝きを持つが、構造色のため飛んでいるときにその美しさが際立つ。本来、開翅しない蝶と言われているが、何度もV字に開くのを見る。ただ、全開はしないようだ。ブルーの美しさを出そうと角度を変えてみたり、ストロボをたいてみたりしたが、ブルーを表現することは出来なかった。撮影者だけでなく一般の来園者も多いため、飛翔撮影もあきらめる。思えば3年前の秋に、この蝶に会いたくて対馬まで出かけた。自然状態での絶滅が言われ始めた時期であり、これを否定したくて4名で丸二日間探索したが見つからず、奇しくもこれを証明する形となってしまった。保護活動や現地での回復活動は進展しているが、いつになったら現地の杉林脇で多くの本種に出会えるのであろうか。この温室にいる蝶たちも、当地には生息していない種類が多い。何を想い、何を語らうのだろう。海援隊の「思えば遠くへきたもんだ」のメロディーがリフレインする。GW開始の帰省ラッシュと重なりあって、少しセンチな気分になった2時間であった。


ツシマウラボシシジミ
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ツシマウラボシシジミ
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ツシマウラボシシジミ
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ツシマウラボシシジミ
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ツシマウラボシシジミとルリタテハ
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ツシマウラボシシジミ
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コノハチョウ
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タテハモドキ
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クロテンシロチョウ
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ベニモンアゲハ
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by temenos | 2016-05-09 20:03 | 2016年 | Comments(0)