ぶらり探蝶記

避暑

8月12日・13日  日頃の罪滅ぼし、家族旅行を兼ねて木曽谷から開田高原、乗鞍岳を廻る。寝覚めの床で、奇岩で吸水する新鮮なヒカゲチョウを撮影し、開田高原に向かう。しかし、開田高原では蝶が少ない。例年なら沢山飛び交うヒョウモン類も異常に少ない。スジボソヤマキチョウも1頭みただけ。サカハチチョウ夏型、コムラサキを見る。沢山飛んでいるのはモンキチョウとスジグロシロチョウだけ。昼食後、奈川から乗鞍スーパー林道を経由して乗鞍高原に向かう。高原内のマツムシソウの群落に踏み入るも、飛んでいるはボロボロのコキマダラセセリとアカセセリだけ。期待したクジャクチョウはただの1頭も見かけない。明日に期待して宿に入る。宿は期待以上、乳白色の温泉、食べきれない程の山の幸の夕食に大満足。翌朝、行き先の選択で上高地と乗鞍岳で意見が割れたが、家族が行ったことのない乗鞍岳に決定し、バスで畳平に向かう。標高2700mの畳平では気温は20度に届かない。天候がすっきりしなかったせいなのか、お花畑ではスレスレのベニヒカゲを2頭見たのみ。2時間ほどの滞在で早々に下山し、乗鞍高原内を散策するも、やはり期待した蝶は全く現れず。蝶は残念な結果であったが、下界とは比較にならない涼しい気候の中、楽しい時間を過ごせた。


アサマイチモンジ
f0211980_2211293.jpg


キアゲハ
f0211980_2214339.jpg


アカセセリ
f0211980_2221290.jpg


アカセセリ
f0211980_2222986.jpg


コキマダラセセリ
f0211980_2224978.jpg


ヒカゲチョウ
f0211980_2231782.jpg


左からチングルマ、イワギキョウ、コウメバチソウ
f0211980_2234392.jpg


コマクサ
f0211980_2235657.jpg


雲湧く畳平
f0211980_2241143.jpg

[PR]
# by temenos | 2016-08-18 22:07 | 2016年 | Comments(0)

露涼し

8月7日 前夜に木曽谷のひなびた宿に入る。部屋にエアコンは無く、窓を開け扇風機で涼をとる。女将もなんともおおらかな対応で古き良き昭和の香りがかえって新鮮である。朝5時前に一人静かに宿を出て、先週と同じ高原を目指す。当地は朝曇り、高い山にはガスがかかる。ワレモコウに多くのゴマシジミが休んでいる。露まみれを期待したが、思ったほど露は降りていない。朝日が当たり始め、開翅の瞬間を待つ。しかし、開翅する個体は少なく、いきなり飛び始めるものが多い。暫くして新鮮な青い個体の開翅が撮影できたので、高標高地に場所を変える。目的のコヒオドシは全く見かけず。オオゴマシジミ目的の採集者2名、撮影者2名とピークを過ぎると寂しい状況である。オオゴマシジミは擦れた個体が、ヒヨドリバナで吸蜜していた。ヒメキマダラヒカゲはスレばかり、エルタテハは新鮮。アサギマダラがヒヨドリバナに群れる。ツマジロウラジャノメは全く止まらず撮影は出来なかった。ジョウザンミドリのテリ張りや卍飛翔を見るが、遠目に見てもスレがわかるほど。朝の高原に取って返し、ムモンアカの活動を見てから山を降りる。


ゴマシジミ
f0211980_21551244.jpg


ゴマシジミ
f0211980_21553514.jpg


ゴマシジミ
f0211980_21555563.jpg


ゴマシジミ
f0211980_21561493.jpg


ゴマシジミ
f0211980_21563520.jpg


オオゴマシジミ
f0211980_21572264.jpg


オオゴマシジミ
f0211980_21574338.jpg


エルタテハ
f0211980_21581962.jpg


エルタテハ
f0211980_21584079.jpg


コヒョウモン
f0211980_2263196.jpg


ヒメキマダラヒカゲ
f0211980_2211680.jpg


アサギマダラ
f0211980_2213979.jpg


ムモンアカシジミ
f0211980_2215455.jpg

[PR]
# by temenos | 2016-08-07 22:06 | 2016年 | Comments(4)

雲の上に

7月31日 忘れることができない一週間を過ごした。一週間前の今日の出来事を思い出しながら電車に揺られ、信州にたどり着く。同じく悲しみの時を過ごした友人と合流し高原を訪れる。青い空に白い雲、まさに夏空。夏の白い風が草花をなで、季節が何事もなかったように流れていくのに無情を感じる。それでも蝶を目の前にすると夢中で追いかけている自分がいる。ゴマシジミは早くも最盛期のようだ。交尾ペアやそれにちょっかいをかける♂、♀の産卵行動を観察する。林縁ではムモンアカシジミが多数飛び交っている。こちらも早くも最盛期、多い時で4頭の卍飛翔を見る。汗だくになりながら、蝶を追い、シャッターを押し、モニターで確認し、多くの撮影仲間と賑やかしく過ごしながら、「今年はムモンアカも多いですよ」と心の中で呼びかけ、「おい、ちょっと状況を教えてくれよ」と永遠にかかってこない電話を待つ。時は過ぎ、やがてまた巡りくる夏、夏、夏。これからは何を思って夏を迎えていくのだろう。


ゴマシジミ
f0211980_21523187.jpg


ゴマシジミ
f0211980_2152522.jpg


ゴマシジミ
f0211980_21531026.jpg


ゴマシジミ
f0211980_21532776.jpg


ムモンアカシジミ
f0211980_21534874.jpg


ムモンアカシジミ
f0211980_2154374.jpg


ムモンアカシジミ
f0211980_21542053.jpg


ムモンアカシジミ
f0211980_21543659.jpg


ムモンアカシジミ
f0211980_2154502.jpg


スジグロチャバネセセリ
f0211980_2155539.jpg


オオミスジ
f0211980_21551940.jpg


オナガシジミ
f0211980_21553578.jpg


コジャノメ
f0211980_21554927.jpg

[PR]
# by temenos | 2016-08-02 22:01 | 2016年 | Comments(2)