ぶらり探蝶記

照葉樹林の煌き~キリシマミドリシジミ~

8月7日 東京出張を利用してキリシマミドリシジミの開翅写真に今年もチャレンジした。タイトルとは裏腹に今年も惨敗であった。箱根のポイントは発生数も少ないようで、絶好のコンディションであるにもかかわらず、見かける頭数が非常に少ない。1度、目前3mで2頭の卍飛翔があったが、なんとかキリシマミドリ?といえるような証拠写真にもならないようなクズ写真がようやく撮れた程度であった。もともと飛ぶ位置が高い、止まらないで撮影困難な蝶ではあるが、発生数がこんなに少ないとチャンスさえめぐってこない。昨年から卵の確認数が少なく、不作ではとの予想が見事に的中してしまった。本来なら絶対にアップしないのであるが、とりあえず証拠としてアップすることにした、お恥ずかしい限りである。 (各画像はクリックすると拡大表示します)

キリシマミドリシジミ  300mmで撮影してもこんな感じ、下からの撮影でもあり裸眼では探すのに苦労する。↓
f0211980_22461097.jpg


キリシマミドリシジミ 思いっきりトリミングでもこんな感じ、おまけにピンも甘くキリシマでなければゴミ箱行きである。↓
f0211980_22462056.jpg


キリシマミドリシジミ  ♂の裏面はご覧のように白く目立つように思われるが、アカガシの葉に止まるとアカガシの葉の太陽光の反射と区別がつかなくなる。これも保護色なのだろうか。↓
f0211980_22463087.jpg


ジャノメチョウ  クヌギで樹液を吸汁していた。↓
f0211980_22463820.jpg

[PR]
# by temenos | 2010-08-08 22:46 | 2010年 | Comments(4)

蝶のいる風景~自宅近くの散策路~

7月31日 午後から仕事が入っていたが、久しぶりの太陽と青空に誘われて自宅近くの山鼻川沿いの散策路を藻岩山のオオムラサキポイントまで歩いた。といってもまっすぐ歩くと時間にして15分未満である。堤防沿いの斜面にはモンキチョウが乱舞している。ツバメシジミ、コキマダラセセリも多く、ルリシジミはたまに見かける程度であった。川沿いの人工的な散策路はこんなものだろうと思って歩いていると、遊歩道脇に植栽されたノリウツギ?の花でなんとジョウザンミドリの♂が吸蜜しているではないか。近くにはカラスシジミも吸蜜しており、フタスジチョウは産卵行動をとっている。川面に沿ってミヤマカラスアゲハが飛び、オオウラギンスジヒョウモン、ミドリヒョウモン、キアゲハ、ナミアゲハも吸蜜に忙しい。オオムラサキは♀1頭を見るのみで、発生終了寸前であろう。新鮮なオナガシジミがオニグルミの葉陰で休んでいた。樹冠を飛ぶゼフ数頭を目撃するが、種類は特定できなかった。天気に誘われて何気なしに歩いた川沿いの散策路で、思いもかけず多くの蝶に出会えて、ちょっと得した気分の土曜の朝であった。 (各画像はクリックすると拡大表示します)

ジョウザンミドリシジミ♂  かなり飛び古している個体であるが、まさかこんなところにいるとは。ここから藻岩山までは直線で500m程度であろうか。その間は全くの住宅地である。↓
f0211980_2133031.jpg


カラスシジミ  この個体を含めて合計3頭吸蜜していた。カラスシジミとの出会いにも少々驚いた。↓
f0211980_21352956.jpg


オオウラギンスジヒョウモン  すがすがしい夏空と本種、夏らしい情景であろう。↓
f0211980_21355581.jpg


キアゲハ  山鼻川沿いの右岸側散策路にて。背景に藻岩山の一端が写っている。↓
f0211980_2136684.jpg


フタスジチョウ  自宅近辺ではいたるところで本種を見かける。こちらでは全くの普通種である。↓
f0211980_21361740.jpg


山鼻川左岸の散策路を上流から撮影、こんな感じのところで思いもかけない蝶に出会えたことが嬉しい。↓
f0211980_21362837.jpg

[PR]
# by temenos | 2010-08-01 21:43 | Comments(2)

札幌の夏~百松沢・藻岩山③オオムラサキ編~

7月21日 最後は藻岩山のオオムラサキである。全くの住宅地脇の山林に何頭ものオオムラサキがテリ張りをしている光景を信じることができるだろうか。丁重に保護されているとはいえ、その環境に驚く。今年は発生した個体数も昨年の5倍程度であるとか。住宅地脇の小川では、子供たちが水遊びに夢中で、その子供たちを見下ろすようにオオムラサキやゼフ達が飛び交っている。こんな環境をいつまでも残していきたいものである。 (各画像はクリックすると拡大表示します)  


オオムラサキ  エゾエノキの葉上でテリ張りを行う。飛翔する物体には、鳥であっても追尾して追い払う。↓
f0211980_23504066.jpg


オオムラサキ  すでにスレた個体ばかりである。↓
f0211980_23504981.jpg


オオムラサキ  エゾエノキの葉裏に入り込み産卵しだした。卵はまとめて産む。↓
f0211980_2351279.jpg


オオムラサキ  上記個体が産卵した卵。合計50卵以上であった、この子達が来年も勇壮な飛翔を見せてくれるだろうか。↓
f0211980_23512394.jpg

[PR]
# by temenos | 2010-07-21 23:51 | 2010年 | Comments(4)