ぶらり探蝶記

大雪周辺の蝶 ①

7月2日~4日 「相模の蝶を語る会」のTさん、Kさんと3日かけて憧れの大雪に行ってきました。残念ながら3日とも天候がいまいちで期待したほどの成果はありませんでしたが、ニセイチャロマップ林道などではホソバヒョウモンやカラフトタカネキマダラセセリなど初めて見る蝶を堪能できました。ウスバキやアサヒヒョウモンなどは来年の課題となりました。 (各画像はクリックすると拡大表示します)

ホソバヒョウモン ニセイチャロマップ林道で飛び交っているヒョウモンはほとんどが本種であった。飛び始めるとなかなか止まらないが、吸蜜している固体は意外なほど鈍感であった。↓
f0211980_0305986.jpg


ホソバヒョウモン 裏面にてカラフトヒョウモンと明確に区別できる。↓
f0211980_0312141.jpg


カラフトタカネキマダラセセリ♂ 黄色い小さい蝶がせわしなく羽ばたいて花から花へと飛び移る。その黄色さと小ささで同定を見誤ることは無い。↓
f0211980_031427.jpg


カラフトタカネキマダラセセリ♀ ♂より黒色班が大きく、明確に区別できる。↓
f0211980_0354697.jpg


ダイセツタカネヒカゲ 雨の中、コマクサ平まで登った。雨がやんだ一瞬に足元から飛び立ったのが本種。言葉は悪いがなんだかごみくずみたいな感じの蝶だが、ウスバキチョウが撮れなかった分嬉しい登場であった。↓
f0211980_0365860.jpg

[PR]
# by temenos | 2010-07-06 00:32 | 2010年 | Comments(2)

仰天の邂逅~チョウセンアカシジミ~

6月27日 リンゴシジミを求めて散策中に少しでも情報をもらおうと、ある施設(今日は施設名は伏せておきます)に向っていたところ、施設に通じる道路脇をチラチラ飛ぶオレンジ色の蝶。あっ、アカシジミだ!最初はそう思った。とりあえず、撮影しておこうと近づいてビックリ。鮮やかなオレンジに濃い朱色と白の縁取り、なんとチョウセンアカシジミ!!大慌てで撮影し、落ち着いて道路の周りを見渡したら、反対側のデワノトネリコに何頭も止まっている。なかには産卵している個体もいる。何なんだ?これは。施設でこのことを伝えると「ああチョウセンアカか、放し飼いにしているから」と驚く返答がきた。生まれて初めて見るチョウセンアカシジミは想像以上に鮮やかで美しく、いっぺんで虜になってしまったが、反面「これでいいのか?」とかなり複雑な思いである。  (各画像はクリックすると拡大します)   


チョウセンアカシジミ 鮮やかなオレンジに濃い朱色と白い縁取り、素晴らしく美しい蝶である。↓
f0211980_22436100.jpg


チョウセンアカシジミ ♂が一瞬開翅したのが偶然ヒットした。シャッタースピードが足りずにぶれているが、雰囲気は摑んでいただけると思う。↓
f0211980_22432615.jpg


チョウセンアカシジミ  デワノトネリコの葉上で隠れるように休む。緑の葉とのコントラストもきれいである。↓
f0211980_22433856.jpg


チョウセンアカシジミ 地上1mの幹に産卵する♀。卵は2卵確認できる。↓
f0211980_22434825.jpg


フタスジチョウ ヒメジオンで吸蜜する。コミスジほどの大きさである。↓
f0211980_23385915.jpg


ヒメシジミ 少し標高のある草原の蝶のイメージであったが、撮影地は低標高地の児童公園である。↓
f0211980_23404826.jpg

[PR]
# by temenos | 2010-06-27 22:43 | 2010年 | Comments(2)

夏の到来~札幌市南区の林道から~

6月26日 所用で北海道を訪れていた「相模の蝶を語る会」のH氏とともに札幌市南区の観音沢林道と一の沢林道を訪れた。第1の狙いは発生初期であろうオオイチモンジである。観音沢林道入り口ではアカシジミがひっそりと下草に止まっていた。今年初見であるが、北の大地もいよいよゼフシーズンの到来である。林道をさらに進む。ミスジチョウ・ギンボシヒョウモンと今年初見の蝶が続くが、お目当てのオオイチは一向に姿を現さない。1kmほど進むと林道沿いの樹木が大きく伐採されている。これはダメかと引き返しだした直後、林道上に大型の黒い蝶、オオイチモンジだ。発生初期の美麗な個体である。この林道ではこの1頭のみであったが、次の一の沢林道では5頭以上目撃できた。林道上はヒメウスバシロチョウ・トラフシジミ・ミヤマカラスアゲハ・ヒメウラナミジャノメ・キマダラヒカゲ・クロヒカゲ・エゾシロチョウ・コチャバネセセリなど春から夏の蝶が混在して飛んでいる。これにまだ残っている越冬明けのキバリタテハ・シータテハ・クジャクチョウなども混じってにぎやかだ。さらに林道沿いのホソバイラクサにはクジャクチョウの幼虫の集団がいる。真夏日を観測した今日、2つの林道をはしごして疲れた体を定山渓温泉でリフレッシュし帰路についた。 (各画像はクリックすると拡大表示します。)


アカシジミ ミズナラ林の下草にひっそりとたたずみ、夕刻の活動にそなえる。「さあ、ゼフシーズンの始まりだよ」といっているようで嬉しい初見である。↓
f0211980_20452566.jpg


ギンボシヒョウモン 30度を越えたこの日、木漏れ日を受け葉上で休む。↓
f0211980_2045388.jpg


ミスジチョウ 林道上で多くの個体が吸水していた。↓
f0211980_20455037.jpg


オオイチモンジ 本州では高山の蝶であり、わざわざ信州の山奥まで出かけないと会うことは出来ない。この美しい風格ある蝶が自宅から30分のところにいるのが信じられない。↓
f0211980_2046070.jpg


オオイチモンジ 見る角度によって後翅表面のブルーの輝きが違う。発生初期であるため、どの個体も非常に新鮮である。↓
f0211980_2046947.jpg

[PR]
# by temenos | 2010-06-26 20:46 | 2010年 | Comments(2)