照葉樹林の煌き~キリシマミドリシジミ~
8月7日 東京出張を利用してキリシマミドリシジミの開翅写真に今年もチャレンジした。タイトルとは裏腹に今年も惨敗であった。箱根のポイントは発生数も少ないようで、絶好のコンディションであるにもかかわらず、見かける頭数が非常に少ない。1度、目前3mで2頭の卍飛翔があったが、なんとかキリシマミドリ?といえるような証拠写真にもならないようなクズ写真がようやく撮れた程度であった。もともと飛ぶ位置が高い、止まらないで撮影困難な蝶ではあるが、発生数がこんなに少ないとチャンスさえめぐってこない。昨年から卵の確認数が少なく、不作ではとの予想が見事に的中してしまった。本来なら絶対にアップしないのであるが、とりあえず証拠としてアップすることにした、お恥ずかしい限りである。 (各画像はクリックすると拡大表示します)
キリシマミドリシジミ 300mmで撮影してもこんな感じ、下からの撮影でもあり裸眼では探すのに苦労する。↓

キリシマミドリシジミ 思いっきりトリミングでもこんな感じ、おまけにピンも甘くキリシマでなければゴミ箱行きである。↓

キリシマミドリシジミ ♂の裏面はご覧のように白く目立つように思われるが、アカガシの葉に止まるとアカガシの葉の太陽光の反射と区別がつかなくなる。これも保護色なのだろうか。↓

ジャノメチョウ クヌギで樹液を吸汁していた。↓

キリシマミドリシジミ 300mmで撮影してもこんな感じ、下からの撮影でもあり裸眼では探すのに苦労する。↓

キリシマミドリシジミ 思いっきりトリミングでもこんな感じ、おまけにピンも甘くキリシマでなければゴミ箱行きである。↓

キリシマミドリシジミ ♂の裏面はご覧のように白く目立つように思われるが、アカガシの葉に止まるとアカガシの葉の太陽光の反射と区別がつかなくなる。これも保護色なのだろうか。↓

ジャノメチョウ クヌギで樹液を吸汁していた。↓

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by temenos
| 2010-08-08 22:46
| 2010年
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Comments(4)
現地ではお世話になりました。Sです。
お話できたのが、この日の一番の収穫になりました。
最初のキリシマ目撃は8:00ころ、2回目が8:20ころでした。ともに最初のポイントです。もっと早朝に行くべきだったのかも知れません。それでも、証拠になりそうな写真の初撮りができたのでまあ満足です^^;)
今週、別ポイントで再アタック予定。
あの後、長尾峠~中岳に行きましたが、2年使ったカメラKissX2が熱中症?でアウト、早めの撤退でヨドバシへ。7D購入^^;)
翌日(昨日)、本栖高原+梨が原。ミヤマカラスシジミ多数、クロシジミ数頭、ゴマシジミ数頭(出始めました)、ミヤマシジミ多数確認しました。ムモンは不発に終わりました。ヤマキもスジボソヤマキも不発でした。
では。また宜しくお願いします。
お話できたのが、この日の一番の収穫になりました。
最初のキリシマ目撃は8:00ころ、2回目が8:20ころでした。ともに最初のポイントです。もっと早朝に行くべきだったのかも知れません。それでも、証拠になりそうな写真の初撮りができたのでまあ満足です^^;)
今週、別ポイントで再アタック予定。
あの後、長尾峠~中岳に行きましたが、2年使ったカメラKissX2が熱中症?でアウト、早めの撤退でヨドバシへ。7D購入^^;)
翌日(昨日)、本栖高原+梨が原。ミヤマカラスシジミ多数、クロシジミ数頭、ゴマシジミ数頭(出始めました)、ミヤマシジミ多数確認しました。ムモンは不発に終わりました。ヤマキもスジボソヤマキも不発でした。
では。また宜しくお願いします。
キリシマミドリは、影も形も見たこともありません。
小さくて、すばしこくって、高い場所とは!現状のヒメオオの腕では、挑戦する前に棄権してしまいます。
小さくて、すばしこくって、高い場所とは!現状のヒメオオの腕では、挑戦する前に棄権してしまいます。
Sさん、こちらこそ大変お世話になりました。先日のあの状態で一人だと早くからあきらめて証拠写真も撮れてなかったと思います。ご一緒できてよかったです。相蝶会のMLでも報告しましたが、あのあと湿生花園に行きましたが、めぼしい蝶は発見できずにキリシマポイントに帰ってきました。日光の関係か状況はさらに良くなく早々に湯船原に向かいました。湯船原でもスミナガシはおらず、ボロのオオムラサキなどを撮影したのみ。ジャノチョウは湯船原での写真です。最初から梨が原か本栖高原に行けばよかったと少し後悔しましたが、でもやっぱりキリシマをきちんと撮りたいのが本心ですね。また、ご一緒できればいいですね、北海道にもいらしてください。ありがとうございました。
himeooさん、ポイントに行けばキリシマミドリを見ることは難しいことではないですよ。銀白の翅裏と金緑色の交互の輝きは見るだけでも楽しいです。ところがきちんとカメラにおさめるとなると難敵です。春先にお会いした小田原の生命の星科学館からだと車で30分強でしょうか。一度訪ねてみてください。