3月1日 春のような気候に誘われて、横浜市郊外の里山を訪れる。いつもは散策者で賑わうここも、訪れる人も少なく静寂の環境の中を歩く。梅は満開、かすかにヒサカキの芳香が漂う。様々な自然の音が聞こえてきて実に清々しい。流石にここでは新型コロナウイルスの心配は不要だろう。林縁にテングチョウ、キタテハ多い。見かけるのはルリタテハ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、キタキチョウと越冬明けの蝶ばかり。気の早いコツバメかミヤマセセリが出ていないかと探しまくるも見つからず。ようやくモンシロチョウを見る。諦めて帰る途中の林縁で小さく飛び跳ねるような黒い影、ミヤマセセリだ。個人的には最も早い初見である。とても早いシーズンの幕開け、これからのスケジュールを組みなおす必要がありそうだ。
ミヤマセセリ
キタテハ
テングチョウ
ルリタテハ
エナガ
メジロ
シダレウメ