9月13日 横浜市郊外の自然公園を訪れる。午前中は晴れとの天気予報であったが曇り空。林内ではアブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクホウシが盛んに鳴き、まだニイニイゼミの声も聞こえる。少し湿気はあるが気温は高くなく、すごしやすい。ヤマトシジミ、ヒメウラナミジャノメ、イチモンジセセリ、キタキチョウが多い。彼岸花の咲く池の土手はきれいさっぱり刈られてしまっている、花穂が伸びるのがこれからならいいのだが。奥まった谷戸のアザミが咲いている箇所で蝶の登場を待つ。お目当ては黒系アゲハと夏眠明けのメスグロヒョウモン。アカボシゴマダラが体に纏わりつく。♀はエノキの幼木を探して林縁をさまよう。新鮮なモンキアゲハが飛来し、一瞬マンサクの葉で休む。ツマグロヒョウモンの♀が産卵行動をとっていた。まだ暑いのか、天候のせいなのかメスグロヒョウモンは♂2頭だけが活動していた。菊科の花で吸蜜するルリシジミを撮影する。公園内のコスモスとキバナコスモスの花壇にも蝶影少なし。その他見かけた蝶はナミアゲハ、ナガサキアゲハ、モンシロチョウ、ダイミョウセセリ、チャバネセセリ、コチャバネセセリ、サトキマダラヒカゲ、コミスジ。12時過ぎ、さらに雲が厚くなり撤収する。
アカボシゴマダラ
メスグロヒョウモン
ツマグロヒョウモン
ヒメウラナミジャノメ
モンキアゲハ
ルリシジミ
ダイミョウセセリ
ミンミンゼミ 苔むした幹に止まると見事な保護色
ツクツクホウシ これも正面から見ると見事な保護色
アブラゼミ 逆光で翅をすかすと案外美しい
カワセミ 上三枚に合わせたしゃれではありません。