ぶらり探蝶記

カテゴリ:2018年( 27 )

冠雪富士と

10月31日 早朝から仕事で富士吉田へ。アポイントの空いた時間で少し散策。昨日までの快晴と違い薄雲が広がる。紅葉も進み、冠雪富士とのコントラストが美しい。蝶とのコラボ写真撮影を試みるが、ここは富士山の北麓。従って全くの逆光で、かつ薄雲が広がったためバックはさらに真っ白で撮影条件は良くなく、思ったような写真は撮れなかった。

ウラナミシジミ
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ヤマトシジミ
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モンキチョウ                                                                     
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富士山秋色
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by temenos | 2018-10-31 22:40 | 2018年 | Comments(0)

真鶴探訪

10月21日 海背景のクロマダラソテツシジミを撮影したくて早朝から電車とバスを乗り継ぎ真鶴半島に向かう。横浜在住時、磯釣りと磯遊びに何度も訪れた懐かしい風景に心躍る。車窓から見る冠雪富士も抜けるような青空に映えて美しい。遠く沖には三宅島、伊豆大島、利島がくっきりと浮かぶ。第一のポイントに到着、植栽の黄色い花やブッドレアに多くの蝶が集まっている。しかし、一番人気の花はコセンダングサ。ウラナミシジミが非常に多く、ヒメアカタテハ、ヤマトシジミ、キタテハ、イチモンジセセリ、チャバネセセリが群れている。クロマダラソテツシジミはスレ・カケの♂と♀を各一頭見つけたのみ。海が見える展望台付近には花がなく、海背景の撮影は不可能なため場所を変える。バスを乗り継ぎ、海岸沿いの公園に向かう。公園にはソテツが多いが、公園自体が工事中で立ち入り禁止。道路をぐるっと回りながら蝶を探す。ソテツの廻りでポツポツとクロマダラソテツシジミを見かけるが、ここもスレ個体が多い。粘ってみたが、海背景で撮影できる場所には全く止まらなかった。普通種であっても冠雪富士を背景にした蝶の写真を撮影しに新富士まで行くべきであったか?三ッ石まで行って磯背景の蝶の写真を撮るべきであったか?などクロマダラソテツシジミに拘ってしまったことを若干後悔しながら撤収する。しかし、真鶴は混雑も少なく風光明媚な癒される場所であることは変わりなかった。

ウラナミシジミ♂
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ウラナミシジミ♀
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ウラナミシジミ♀とクロマダラソテツシジミ♀  
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クロマダラソテツシジミ♀
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クロマダラソテツシジミ♂(低温期型)
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クロマダラソテツシジミ♂
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クロマダラソテツシジミ♀
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相模湾と初島
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by temenos | 2018-10-21 22:22 | 2018年 | Comments(0)

彼岸に命を繋ぐ

9月23日 3年ぶりに横浜市郊外の四季の森を訪れる。目的は彼岸花に来るクロ系アゲハとメスグロヒョウモンの産卵シーンの撮影。曇ったり晴れたりの天候、晴れると暑い。林内ではツクツクホウシが盛んに鳴いている。少ないながらアブラゼミやミンミンゼミの鳴き声も聞こえる。彼岸花の咲く池の畔にくると、早速クロ系アゲハが飛んでいる。ボロボロのカラスアゲハとモンキアゲハ、彼岸花よりシロバナマンジュシャゲのほうがお好みらしい。ナガサキアゲハ♂やキアゲハもやってきたが、一番の目的であるナガサキアゲハ♀は現れず。イチモンジセセリ、ツバメシジミ多い。林縁のコスモスと林内の咲き残りのアザミにメスグロヒョウモンが群れているが、♂ばかり。ぐるっと公園内を一回りして、池の畔に戻るとアカボシゴマダラが舞っていた。シロバナマンジュシャゲでの吸蜜を見る。再度、林内に入っていくとクヌギの高木、地上6m以上の高所の苔むした枝に産卵するメスグロヒョウモンを発見する。3年前も同様のシーンを撮影しているが、あんな高いところに産んで、孵化した初齢幼虫の苦労を想いはかってしまった。過去オオウラギンスジヒョウモンの産卵を観察した時、食草に関係なく地面近くに適当に産卵していくのを見て、随分無責任な産卵だと思ったが、まだオオウラギンスジヒョウモンの方がなんぼかましに思える。林内では数頭のメスグロヒョウモンが産卵行動をとっており、たまに地面や葉に止まり休息する。散策路脇で産卵するサトキマダラヒカゲを見る。奥まったササの葉裏に丁寧に産み付けていた。エノキの幼木にはアカボシゴマダラの初齢幼虫が多い。このほか、見かけた蝶はツマグロヒョウモン、キタテハ、ヒメアカタテハ、ヒカゲチョウ、ヒメジャノメ、ヒメウラナミジャノメ、ナミアゲハ、アオスジアゲハ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、スジグロシロチョウ、モンキチョウ、キタキチョウ。

モンキアゲハ
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ナガサキアゲハ
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アカボシゴマダラ
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メスグロヒョウモン
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ツマグロヒョウモン
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サトキマダラヒカゲ
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イチモンジセセリ

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ヒカゲチョウ
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by temenos | 2018-09-23 21:50 | 2018年 | Comments(2)

都市の森

9月9日 アカボシゴマダラを撮影したくなり、横浜在住時に慣れ親しんだ都筑中央公園を訪れる。ニュータウンの真ん中に計画的に残された里山の情景を色濃く残す都市公園である。初夏にはアカシジミやウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミなども飛び交い、小さな水田脇のジュズダマではクロコノマチョウも発生する。クロ系アゲハなども多く里山の蝶にとってはまさに都会の楽園といったところであろう。日差しは強いが、林内に吹く風は心地よい。11時前から公園内をくまなく探すも、お目当てのアカボシゴマダラは2頭見かけたのみ。一旦、昼食休憩を取った後、再度チャレンジ。2時半くらいから、何処にいたのか多くのアカボシゴマダラが活動を始める。♂は探雌飛行に忙しく止まらない。散策路脇に沢山あったエノキの幼木はことごとく切り払われていたため産卵行動は確認できず。コナラの樹液に来ていた♀、これにアタックする♂を撮影する。ゴマダラチョウは一頭みかけたのみであった。ルリタテハは夏型の♂と、羽化直後の秋型の♀を見る、白線の太さ、白さが歴然と違い面白い。

アカボシゴマダラ
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ゴマダラチョウ
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ルリタテハ夏型♂
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ルリタテハ秋型♀
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サトキマダラヒカゲ
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ナミアゲハ
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キタキチョウ
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ムラサキシジミ♀
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by temenos | 2018-09-10 21:36 | 2018年 | Comments(0)

rendezvous with the monn

同じ空を飛ぶものでも、自然の蝶と離れて、全くの人工物の飛行機の写真。自宅東側上空は県営名古屋空港(小牧空港)の34滑走路(RW34)に着陸する航空機のファイナルアプローチのラインであり、小牧空港に着陸する多種多様な航空機が撮影できる。民間ではフジドリームエアライン(FDA)のカラフルな機体ERJ-170/175、中日本航空の各種機体、航空自衛隊では小牧基地所属の輸送機C-130H、空中給油機KC-767、救難捜索機U-125、他の基地所属の中等練習機T-4(ブルーインパルス使用機体)、輸送機C-1、空中警戒機E-2C、E-767、岐阜基地所属の各種テスト機(ちょっとマニアック)、海上自衛隊の対潜哨戒P-3C、P-1、そして三菱重工小牧工場で定期整備(IRAN)を行う航空自衛隊の戦闘機F-15J/DJ、F-2A/B、F-4EJ/EJ改、偵察機RF-4E/EJなどなど。月が東の空に昇り始める頃、タイミングが合えば飛行機とのランデブー写真が撮れる。条件としては、晴れていること、月が東側の低高度にあるときに着陸する航空機があること、着陸にRW34を使用する北寄りの風が吹いていることなどチャンスは多くない。コーヒーブレイクとして掲載してみますので、興味ある方はご覧ください。


救難捜索機U-125
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C-130H(イラク派遣時塗装のまま)
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離陸したKC-767
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中日本航空の機体
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FDAの各種機体
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F-15J 戦闘機は360度オーバヘッドアプローチで着陸することが多いため、自宅北側上空でブレイクしていく。
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F-2B この機体はオーバヘッドアプローチすることなく通常のランディング
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KC-767
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日が暮れてから手持ちで撮影した月
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by temenos | 2018-09-08 19:59 | 2018年 | Comments(0)

秋の気配

8月26日 暑すぎる東京を抜け出し、友人と中信の高原に向かう。標高1800mから2000mにかけての高原は別天地。スキー場のゲレンデや高層湿原にはヒヨドリバナやキリンソウ、マツムシソウなど秋の花が咲き乱れ、多くの蝶が逝く夏を惜しむかのように乱れ飛ぶ。特にベニヒカゲは多い、この一帯にどれくらい生息しているのだろうか。クジャクチョウもここでは沢山見かける。新鮮なクジャクチョウはハッとするような艶やかさである。ウラギンヒョウモン、ミドリヒョウモン、シータテハ秋型、ヒメキマダラヒカゲを見る。オオチャバネセセリ、スジグロチャバネセセリは大ボロばかり。ピークでは、キアゲハがテリを張っていたが、期待したキベリタテハは一頭も見かけず。下山して東京に戻ると、やはりうだるような暑さに辟易する。

ベニヒカゲ
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クジャクチョウ
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ウラギンヒョウモン
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チョウゲンボウ
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ヒトリガ
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by temenos | 2018-08-26 23:13 | 2018年 | Comments(0)

姫の舞

8月25日 仕事で富士吉田に行ったとき、道路脇をヒラヒラ飛ぶヒメシロチョウを発見、車を止めて急遽撮影する。シンプルな黒斑だけを持ち、弱弱しく飛ぶ華奢なこの蝶は、まさに純白の衣装を着たかよわい姫様が舞っている様である。しかし、その弱弱しさとはうらはらに、ずっと飛び続ける体力も持ち合わせている。時間がないので、止まるのを待つわけに行かず、短時間で飛翔中心の撮影を行い仕事に向かう。思えば、ずっと中断していた蝶の観察を再開し、生態撮影というよりディープな世界に漬かりきることになったきっかけはこの蝶である。しかし、おかげで沢山の方々と知り合うこともでき、それは自分にとっても大きな財産となっている。か弱き姫様に感謝である。

ヒメシロチョウ
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by temenos | 2018-08-25 20:05 | 2018年 | Comments(0)

霧中

8月14日・15日 北海道在住時の2011年、日本海側の雄冬の宿から見たペルセウス座流星群を再度見たくなって家族で霧ヶ峰に向かう。事前の天気予報より悪化し、14日・15日とも曇り時々晴れの状況。夕方には雷雲が発生し雨になる始末。霧ヶ峰、蓼科、長門牧場、美ヶ原と2日間かけて巡るも、昼間もガスが発生し、青空・雲・遠景の北アルプスを背景にした高原の蝶を写し撮ることは出来なかった。キベリタテハが山小屋の休憩室に舞い込み、出られなくなっているのを救出する。ちょっと弱っていたので、外の枯れ木に止めて開翅を待つも、いきなり空高く飛び去ってしまう。開翅のお礼くらいあってもバチは当たらん‼と大人げなく虫にキレる。今回もクジャクチョウは見かけず、凄く減少しているように感じる。蝶との巡り合わせが悪いだけならよいが少し心配である。

ギンボシヒョウモン
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キアゲハ
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キベリタテハ
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ホシミスジ
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by temenos | 2018-08-20 21:23 | 2018年 | Comments(0)

熱波の森

8月3日 酷暑の中、裏高尾の林道を少しだけ歩いてみる。お目当てはカラスアゲハ・ミヤマカラスアゲハ・スミナガシの吸水。渓谷沿いの緩やかな登山道ながら、すぐに汗が噴き出す。暑すぎるせいか、見かける蝶の数は少ない。コミスジ・イチモンジチョウ・キタキチョウ・ウラギンシジミがチラホラといったところ。林道補修でコンクリートを砕いたような砂利が敷き詰められた箇所で、アカボシゴマダラが吸水していた。水が滴る林道でようやくカラスアゲハの吸水を見る。しかし数が少ない。翅表が通常の青ではなく、緑がかった綺麗な個体を見る。スミナガシはアカボシゴマダラと同じ、補修のため敷き詰められた砂利で吸水していた。春は沢山いるサカハチチョウも少なく、3頭見かけたのみ。ミヤマカラスアゲハは見かけなかったが、目的は果たせたので、熱中症になる前に撤収する。

アカボシゴマダラ
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カラスアゲハ
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ポンピングする♂
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クロアゲハ
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スミナガシ
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サカハチチョウ
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by temenos | 2018-08-04 20:41 | 2018年 | Comments(0)

見果てぬ夢

7月22日 朝一番の新幹線で静岡県へ向かう。前日から現地入りしている友人と合流し、いざキリシマミドリへ。天候は晴れたり曇ったりか?標高を上げると気流の関係で雲が多くなる。最初のポイント着、時間が早いせいか何も飛んでいない。アカガシの叩き出しでも飛び出さず。午後からがよいとの事前情報があったこともあり、早々に2か所目へ転戦。いつも行く鈴鹿のポイントとよく似た環境。アカガシの叩き出しで、早速♂が飛び出すも開翅しない。もっとも見上げる位置なので、開翅してもお手上げであろう。♀も飛び出し、アカガシの葉の付け根で盛んに吸汁している。そうこうしているうちに、♂が活動を始め、最多で4頭が現れる。目前1mを白銀とエメラルドグリーンの光沢のパッシングを見せながら飛び去る。その美しさ、飛翔スピードの素晴らしさ、まさに至高の空飛ぶ宝石である。しかし、降りてこない、止まらない。飛翔を狙うもスピードが速くてフレームアウト頻発。12時を過ぎて最初のポイントに戻るも、ほとんど活動しておらず、再び第2のポイントに取って返す。このころからガスがたちこみ始め、活動も弱くなる。叩き出しで、♂♀1頭づつ飛び出すが、アカガシの一定の枝先に固執して離れない。吸汁のためであろうか、興味深い行動であった。その後、高標高地はドン曇りとなり撤収する。今回も♂の開翅の撮影は叶わず、難敵に連敗を続けてしまう。何時になったら・・・、どうすれば・・・、何処へ行けば・・・である。

キリシマミドリシジミ♂
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キリシマミドリシジミ♀
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by temenos | 2018-07-22 21:16 | 2018年 | Comments(0)