6月17日 羽化直後のヒサマツミドリシジミ観察のため、今週は一人で滋賀県の深い渓谷に向かう。フリークの会メンバーから当地では少し早いのではないかとの意見もあったが、出ていれば正に羽化直であろうと空振り覚悟で探索を開始する。林道脇のウラジロガシをしらみつぶしに探して回るが、全く姿を見ない。ゼフはウラクロが3頭、アカシジミが2頭のみ。イチモンジチョウやミスジチョウ、ウラギンヒョウモンなどが花の周りを飛び交う。あきらめかけた午後3時、20mほど先のウラジロガシの樹冠で緑色の輝きを発見する。ゼフ♂が、誇らしげに開翅していたのだが、カメラの準備に手間取り撮影のチャンスを逃す。ヒサマツであろうと推定するが、種も同定できず。今週も羽化直後の個体の観察の難しさを実感する。
ヒオドシチョウ
ウラギンヒョウモン
アカタテハ
テングチョウ
イチモンジチョウ
トラフシジミ
ヒカゲチョウ