ぶらり探蝶記

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緑と朱

5月25日 早朝から知多半島のハンノキ林に向かう。露の降りたハンノキ林を見て回る。放棄田にハンノキが侵入しだすとあっという間にハンノキ林になってしまう。2年前から耕作されなくなった水田にもハンノキの幼木が沢山生えている。さて、ミドリシジミは出始めだろうとハンノキを叩いてみる。なかなか何も飛び出さず、未発生かと思いかけたころ、ようやく2頭が下草に降りる。陽が差し込み始めると2頭とも開翅を始める。いつ見ても息をのむ瞬間である。ミドリシジミ♂の翅表は、まさに「ミドリ」の名にふさわしく、最も緑色に輝く。2頭の美しい開翅を撮影していると、何処にいたのか次から次へとミドリシジミが飛来し、あちこちで開翅ショーが始まっている。未発生どころか、既に沢山発生しているようだ。しかしながら、♂ばかりで♀は全く見かけない。脚立に乗って撮影中、「緑」が綺麗に出る角度を探して体を捻ったところ、体制を崩して脚立もろともひっくり返る。下が水田跡地で怪我はなかったが、体とカメラが泥まみれになり少々へこむ。その後、豊田市、瀬戸市とまわるが目ぼしい成果なく、アカシジミ、ウラナミアカシジミを撮影して撤収した。

ミドリシジミ
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アカシジミ
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ウラナミアカシジミ
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クロヒカゲ
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ヒカゲチョウ                 
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by temenos | 2018-05-25 21:22 | 2018年 | Comments(0)

秘境の珍蝶

5月20日 前日は仲間と愛知県のクロコムラサキ、ミカドアゲハ撮影に行き、その足で南信に向かい現地泊。20日は早朝から再度クモツキの撮影に向かう。朝一にハタザオでV字開翅しているクモツキに気付くのが遅く、踏み込んで飛び立たれ、その後は目ぼしいチャンスはなし。気温が低く、ポイントでは雲が湧き天候が安定しないため、クモツキは諦め、ベニモンカラスシジミの撮影に向かう。標高を下げると晴れ間が多くなる。ポイントについてすぐに、友人がベニモンカラスシジミを発見する。本種を初めて見た中国山地の生息環境との違いに驚く。その後は、数頭の個体のテリ張りを観察する。林内の木漏れ日が入る場所でテリを張り、同種のみならずダイミョウセセリやイチモンジチョウにもスクランブルをかける。一定の時間が過ぎれば、同時に日陰のウツギに吸蜜に来る。そしてまた、同時にテリを張り始める。このような活動を繰り返しているように感じた。当地に多い紋流れ個体もいたが、どちらかというと流れ気味?といった感じか。日当たりのよいウツギにはウスバシロチョウ、アサマイチモンジ、イチモンジチョウ、サカハチチョウ、ヒメキマダラセセリ、ダイミョウセセリが多い。アオバセセリ、クモガタヒョウモンを見る。

ベニモンカラスシジミ
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白線が流れ気味の個体
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体を横倒しにして日光を受ける。
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起き上がりスクランブル体制をとる。
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飛び立った瞬間
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クモガタヒョウモン
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アサマイチモンジ
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イチモンジチョウ
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by temenos | 2018-05-21 14:31 | 2018年 | Comments(2)

河畔林のコムラサキ

5月16日 風も収まり暑くなりそうな一日、14日と同じヤナギの河畔林を訪れる。本日は2日前に比較して、倍以上の数のコムラサキを確認する。しかしながら、例年よりはかなり少ない。このエリアの黒色型の発現比率は30%程度、個体数が少ないと当然、撮影機会も少なくなる。それでも最初に撮影できたのが黒色型であったのはラッキーだった。しかし後が続かない。例年だと、黒色型同士のバトルも見られるのだが、今日は一回もなし。感覚的に今日の黒色型比率は20%以下のように感じた。ヤナギの木を丹念に見て回り、樹液酒場を見つけることができたのは収穫であった。

コムラサキ(黒色型)
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コムラサキ(褐色型)
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キタテハとコムラサキ
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モンシロチョウ
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by temenos | 2018-05-17 14:49 | 2018年 | Comments(0)

Jay & Blue botlle

5月14日 週末に友人を案内することもあって、西三河のクロコムラサキの状況を確認しに行く。コムラサキは発生はしているが、吹き荒れる強風のせいなのか、発生初期のためなのかわからないが、見かける個体数が非常に少ない。2時間ほど観察して、確認できたのは4頭のみ。当然、シャッターチャンスはない。ヤナギの木を見上げている横を、イタチがチョコチョコと通り過ぎていく。後日再度確認に来ることにして、知多半島のミカドアゲハを見に行く。GWには発生していたようなので、鮮度はどうか?到着時にミカンで吸蜜する3頭を撮影したが、やはりくたびれた個体が多い。社寺林の高所を飛び回っているのだが、その後は吸蜜には降りてこずに時間切れ。今年のミカドアゲハは早くも末期のようである。チャバネセセリ、ヒメジャノメ初見。

ミカドアゲハ
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アオスジアゲハ
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ルリシジミ
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ヒメジャノメ
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チャバネセセリ
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イタチ
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by temenos | 2018-05-14 21:17 | 2018年 | Comments(0)

オレンジ詣

5月11日 毎年この時期が来ると、新緑と残雪の谷間を舞うオレンジのかたまりをどうしても見たくなってしまい、早朝から南アルプスに向かう。今朝は冷え込み、途中の高速道路パーキングの気温は7℃。ここから1000mも標高を上げると1℃~2℃くらいか、焦ることは無いとゆっくり目にポイントに向かう。快晴で天気予報どおり急激に気温は上がり、駐車場に着くころは高標高地でも7℃を超えている。今度は急いで身支度し、新緑、雄大な残雪の山々、青空と実に気持ちがいい景観の中を歩く。ポイントでは、既にクモツキはお出ましで、先行の同行者の方々が撮影中。仲間に入れていただき、撮影開始。多い時で4頭ほどのクモツキ♂が現れるが、どれも止まらず飛び回るばかりで、シャッターチャンスは少ない。♀は2頭見たのみだが、♂からの求愛は拒否行動。もう一頭は産卵行動を行っていた。キベリタテハが滑るように渓谷を駆け下っていく。アカタテハ、エルタテハ、コツバメ、ミヤマセセリを見る。希望した背景やシュチュエーションでの撮影は叶わなかったが充実した時間を過ごし、午後3時に撤収する。本日現地でお会いした皆様、お世話になりありがとうございました。

クモマツマキチョウ

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エゾスジグロシロチョウ
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キベリタテハ
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by temenos | 2018-05-11 21:43 | 2018年 | Comments(2)

Black & White

5月6日 GW最終日、毎年行っている設楽町から新城にかけての寒狭川流域を探索する。深い森、豊かな緑、そして清流の素晴らしい景観が広がる。なによりGWでも本当に人が少ない。蝶は豊かとは言えないが、涼しい日陰に座り込んで、のんびりと望遠でアザミにやって来る蝶を撮影する。今が盛りのアザミの花には、オナガアゲハ、カラスアゲハ、ジャコウアゲハ、ウスバシロチョウがやってくるが数は少ない。ウスバシロチョウはスレ個体ばかり、このエリアに多い黒っぽい個体も少なかった。オナガアゲハの♀は比較的綺麗であった。ダイミョウセセリ初見。

オナガアゲハ
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ウスバシロチョウ
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by temenos | 2018-05-07 15:36 | 2018年 | Comments(0)

黄翅角蜻蛉

5月1日 西濃の谷に新鮮なミヤマカラスアゲハの撮影に向かう。谷ではミツバウツギやタニウツギがいい感じで咲いている。しかしながら蝶を見かけない。林道上でトラフシジミは数頭飛び交っていたが、他はクロアゲハ、オナガアゲハ、ウスバシロチョウを見かけたのみでミヤマカラスアゲハは全く姿を見せない。仕方なく、ウスバシロチョウが多く舞うポイントに移動する。お目当てはウスバシロチョウよりもキバネツノトンボ。ここでは、ウスバシロチョウ、ツマキチョウ、ヒメウラナミジャノメが多数飛んでいる。キバネツノトンボも多数の♂が高速でブンブン飛び回っており、なんとか飛翔写真を撮ろうと試みる。しかし、高速で飛ぶ、飛行コースが読めない、急に方向転換する、置きピンの距離に近寄れないで悪戦苦闘する。大汗をかきながら走り回り、数百枚撮影するが、ほとんどがボツ。それでも、まぐれ当たりで何枚かは見れる写真が撮れた。この虫、翅を閉じて止まっているとレモン色と黒の組み合わせで綺麗なのだが、飛翔写真にして頭部から尾部先端まで見てみると、でかい目玉をつけたハサミムシみたいで好みは分かれるところ。長い触角も先端に大きなぼんぼりをつけているようで、アニメに登場しそうな奇妙な虫である。幼虫はアリジゴクをさらにいかつくした感じで肉食、成虫も飛んでいるハエやアブなどをとらえて食べる肉食。撮影した写真に、ハエを捕食している写真があったので、これだけで大満足。絶滅危惧種にも指定されるキバネツノトンボが沢山舞うポイントは、大切にしていきたいと思う。キバネツノトンボの撮影で疲労蓄積し、ウスバシロチョウの撮影は適当に済ませて帰路に就く。

キバネツノトンボ
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ウスバシロチョウ
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ツマキチョウ
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by temenos | 2018-05-02 15:29 | 2018年 | Comments(0)