ぶらり探蝶記

都心の初夏

6月3日 朝、トラフ夏型の開翅が見られるとの連絡をいただき急遽自然教育園に向かう。開園を待っていたところ、早くもトラフシジミが飛来する。開園と同時に探索を始める。トラフシジミはすぐに数頭飛来するが、高い気温のせいなのであろうか、なかなか開翅しない。地面で吸水していた綺麗な個体が、来園者に踏みつけられてしまう。撮影者はどんどん増えてくる。そこそこの個体数がいるのだが、やはり開翅してくれない。飛び出しの飛翔を狙うが、ボツ写真を大量生産するだけ。葉に止まった個体が一瞬全開する。残念ながら、右後翅に色抜けがある個体であった。アカボシゴマダラの真っ白な春型♀が、エノキの幼木で産卵行動をとる。散策路にはルリシジミが多い。キマダラセセリは2頭のみ。2年前にみかけたゼフは一頭も見かけず。江戸時代の武蔵野の面影をそのまま残す自然教育園、わずかな面積だが、一歩踏み込むと大東京のど真ん中にいるとは信じられない。この狭い環境の中で、多くの蝶が生き続けていることも驚くべきことなのであろう。

トラフシジミ
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アカボシゴマダラ
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# by temenos | 2018-06-03 20:38 | 2018年 | Comments(0)

木漏れ日に競う

6月2日 2か月間のモラトリアムの期間が過ぎ、6月から再びの東京単身赴任生活が始まった。今日は早朝から横浜市郊外の里山を2年ぶりに訪ねる。お目当てはオオミドリシジミの活動観察。朝7時、林縁の下草に多数のアカシジミ、ウラナミアカシジミが静止している。オオミドリシジミの♀も降りていたが、非常に敏感ですぐに飛び去られる。散策路にスジグロシロチョウ、ルリシジミが多い。ムラサキシジミの新生個体を撮影する。小ピークでは、午前8時前からオオミドリシジミ♂のテリ張りが始まる。林内の木漏れ日を受ける箇所に次から次へと現れて、追尾、卍飛翔を繰り返す。全ての蝶の発生が早かった今年、やはりオオミドリシジミもスレ個体が多い。狭い空間を多い時は6頭が追尾飛翔する。日の当たる杉の梢に3頭が同時に止まったりする。見ているだけでも楽しい時間である。テリ張り箇所がやや高いので、撮影には苦労する。午前10時ころに、朝の活動は終了する。キマダラセセリ初見。

オオミドリシジミ♂
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オオミドリシジミ♀
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アカシジミ
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ウラナミアカシジミ
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ムラサキシジミ♂
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ベニシジミ
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キマダラセセリ
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スジグロシロチョウ♂
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# by temenos | 2018-06-02 23:02 | 2018年 | Comments(0)

緑と朱

5月25日 早朝から知多半島のハンノキ林に向かう。露の降りたハンノキ林を見て回る。放棄田にハンノキが侵入しだすとあっという間にハンノキ林になってしまう。2年前から耕作されなくなった水田にもハンノキの幼木が沢山生えている。さて、ミドリシジミは出始めだろうとハンノキを叩いてみる。なかなか何も飛び出さず、未発生かと思いかけたころ、ようやく2頭が下草に降りる。陽が差し込み始めると2頭とも開翅を始める。いつ見ても息をのむ瞬間である。ミドリシジミ♂の翅表は、まさに「ミドリ」の名にふさわしく、最も緑色に輝く。2頭の美しい開翅を撮影していると、何処にいたのか次から次へとミドリシジミが飛来し、あちこちで開翅ショーが始まっている。未発生どころか、既に沢山発生しているようだ。しかしながら、♂ばかりで♀は全く見かけない。脚立に乗って撮影中、「緑」が綺麗に出る角度を探して体を捻ったところ、体制を崩して脚立もろともひっくり返る。下が水田跡地で怪我はなかったが、体とカメラが泥まみれになり少々へこむ。その後、豊田市、瀬戸市とまわるが目ぼしい成果なく、アカシジミ、ウラナミアカシジミを撮影して撤収した。

ミドリシジミ
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アカシジミ
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ウラナミアカシジミ
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クロヒカゲ
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ヒカゲチョウ                 
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# by temenos | 2018-05-25 21:22 | 2018年 | Comments(0)