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ぶらり探蝶記

春深まる白金の森

4月10日 晩春を思わせる陽射しと暖かさ、再び自然教育園を訪ねる。本日も開門と同時に園内に踏み込むが、一週間前の寒さがウソのようである。園内にツマキチョウが多い。トラフシジミはポツポツと降りてきて路上で吸水を始めるが、散策する人が多くすぐに飛ばされてしまうし、気温高く開翅するそぶりも見せない。ナミアゲハとヤマトシジミを見る。越冬したオツネントンボの♂は青く色づきはじめている。芽吹いた若葉の上で、休止するツマキチョウを時間をかけて撮影する。新芽や芽吹いたばかりの若葉に翅を閉じて止まると見つけれことが難しい。正に葉隠れの術、見事な擬態であろう。

トラフシジミ
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ツマキチョウ
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ヤマトシジミ
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オツネントンボ
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# by temenos | 2022-04-10 21:00 | 2022年 | Comments(0)

水面光る

4月9日 快晴の朝、少しゆっくりめの出発で近郊の河川敷に向かう。10時半に現地着、桜はまだ残っている。時折さっと通り過ぎていく風が心地よい。3年ぶりの訪問だが、大出水と河川敷工事の影響なのか、少し雰囲気が変わったように思う。土手にはツバメシジミとベニシジミが多い。求愛行動をとるベニシジミの白化型を撮影する。狭い範囲に雉を3羽も見る。ミヤマチャバネセセリがテリ張りを行っていた場所も環境が変わったせいなのか、全く気配なし。探索しながら上流部に向かって探索すると、今まで全く見かけなかった場所でミヤマチャバネセセリを発見する。ここがテリ張り場所になっているようだ。そうこうするうちにあちこちでギンイチモンジセセリが飛び始める。いつものことながら飛び回るばかりなので、広角レンズの飛翔撮影に切り替える。暖かい日差しのもと汗ばみながら撮影し、疲れが出た13時に撤収する。

ミヤマチャバネセセリ
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ギンイチモンジセセリ
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ベニシジミ(白化型)
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# by temenos | 2022-04-09 21:59 | 2022年 | Comments(0)

花冷え

4月2日 青空が広がるが気温低く、頬渡る風も冷たい。9時の開門と同時に自然教育園に踏み込むも、この状況では期待薄。池のほとりのノウルシ群落の前で腰掛けて蝶を待つ。桜は散り始め、水面に多くの花びらが漂っている。じっとしていると寒い。園内をぶらつき、野草を撮影して時間を過ごし、2時間たってようやくツマキチョウが飛んだ。スジグロシロチョウも同時に飛び出し、2頭が絡まったかと思うと、同じフキの葉に止まり開翅する。お互いが触れ合う近さ。しばらくツマキチョウ相手に遊ぶが、低温のせいなのか、不活発。モンシロチョウも一頭いたが、結局この三頭だけが活動していたようだ。期待したトラフシジミは全く見かけず、12時過ぎに早々と撤収する。

ツマキチョウとスジグロシロチョウ
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ツマキチョウ
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モンシロチョウ
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アカボシゴマダラ幼虫
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ヒトリシズカ
シロボウエンゴサク
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# by temenos | 2022-04-02 21:10 | 2022年 | Comments(0)